元ポスティング業者の営業TERUです!
ポスティング知っておきたいシリーズです、恒例の。
今回は1番気になるシリーズかもしれません。
テーマは・・・
「ポスティングの違法性」です。
自分でやる場合も依頼する時も気になるとこ。
⇒ ポスティングシミュレーションで配布料金がわかる!詳細はコチラ▶▶
【全国対応】
大手人気ポスティング会社↓
合わせて読まれる人気記事
ポスティングは違法?
結論は、違法ではありません。
じゃあなんでここまで違法かどうか話題になってるんでしょうか?
その理由を大きく分けると↓2点です。
住居侵入は違法だから
住居侵入等(じゅうきょしんにゅうとう)
刑法第130条正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。
当然、住居侵入は違法です。
住居どこが基準?って気になりますよね。
まとめました。
集合住宅(マンションやアパート)
- 玄関・廊下などの共有スペース(建物内やその敷地内)
戸建住宅
- 敷地内
お気づきでしょうか・・・?
ポスティングするには、↑のルートは必須で「侵入する」確率が高いことに!
ここが「ポスティングは違法だ!」と言われる所以なんです。
ちなみに、正当な目的があれば↑のスペースに立ち入ることは合法なんです。
(※例、郵便局員・配送員など)
宅配業者の仕事は、住居人が依頼してる荷物の配達だったりするので、営利活動ですが利己的な目的ではありません。
ただし、ポスティングの場合はやや正当性に欠けます。(※利己的な営利目的なため)
追記
最近のポスティング業者は、号室などの宛先をつけることで高級物件・タワーマンションにも警備員に許可をもらい投函してる業者もあります。
ただし、自分でポスティングをするとトラブルの発生がつきものです。(※↑であるように、大体ポスティングする時、住居侵入罪に該当する可能性が高いから)
↑のように、「高度な小細工」や「トラブルになっても対応してくれる」業者へ依頼するのが益々無難な気がします。
万が一、入居者から「訴訟する!」など言われた場合であっても、ポスティング事業者であれば従来対応してきたため冷静に対応してくれます。
それに加え依頼元が大手であればあるほど安心なわけです。
そのため、「ポスティング禁止・お断り」なんてステッカーがあるのに、
侵入すると「住居侵入罪」になる可能性もあるわけです。
(※まさに「ポスティング禁止・お断り」が刑法第130条の「要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者」に該当する可能性があるわけです。)
この辺のさじ加減って本当に難しい・・・。
後述しますが、「ステッカーがあったらポスティングしちゃいけない!」
なんてしたら、ほぼ配布できなくなりますからね。
簡単そうで、素人判断が実は難しいんです、ポスティングって。
関連記事↓
スポンサードリンク
過去に違法になった例がある
2つ目は、実際に違法になったから。
これはライブドアニュースでも載ってますね。
ただし、実際はこんな感じなわけです。
上記記事引用
「ビラ配布を住居侵入罪で有罪とした有名な最高裁の判例が2つありますが(立川反戦ビラ配布事件、葛飾政党ビラ配布事件)、いずれも政治的表現にかかわるものであり〜
(中略)
これらの事件は、政治的ビラゆえに裁判になった側面を否定できず、商業用のビラ配布で裁判になるのは極めて稀です。」
ということです。
簡単にまとめると、
違法になったけど、これは政治が絡んでたからここまで発展した。
通常の販促ポスティングじゃあここまでならんよ!
ってことです。
確かに私もポスティング業者でしたが、
過去に裁判や刑事事件になったことはありませんからね。
ポスティング業者のルールを伝えます
「実際、ポスティング業者はこの辺どうやってやってんの?」
って気になりますよね。
結論、ほとんどのポスティング業者は
集合住宅の「禁止・お断りステッカー」があっても入れてます。(※個別禁止ポストやクレーム物件は除く)
そして、クレームが出なければ、今後も入れ続けてきます。
理由は、「ステッカー」があったら禁止にすると、
ほとんどポスティングができなくなるからなんですよね。
業者は過去のクレーム物件リストがあるため、
そこを除いて入れることができますからね。
その点、安心して入れることができるわけです。
自分でやるとこの住み分けが難しいです、正直・・・。
まとめ
ポスティングの違法性をまとめました。
結論は、ポスティング自体は違法ではないけど、
住居侵入罪の可能性はある!
ただし、実際に罪に問われた例はほぼない!
ということでした。
参考にしてみて下さい。
クレーム対応とかも面倒だから、やっぱり業者に依頼した方が気が楽ですね。
依頼するなら、資本力があってバックレることができない有名企業を選択した方が良いです。
資本金数百万円の零細企業の場合、対応しきれない場合もありますから。
業界トップクラス!ラクスルのポスティング↓
スポンサードリンク