この記事では農業をしている方、農家のオーナーとして事業展開し、税理士を探している方に向けて、税理士を顧問する際の注意点やポイントを解説しています。そもそも税理士が必要か?についても解説しているので、顧問や確定申告、税理士の切り替えを検討している方は参考にしてみて下さい。
農業は「天候・相場・補助金・設備投資」が複合的に絡むビジネスです。
人によっては「自分で申告できるけど、税理士って本当に必要?」という疑問はよくあります。
結論「必須ではないが、ある条件・ステージで税理士の支援は経営の安定化に直結」するため推奨になります。
この記事では、農業に特化した税理士に依頼できる具体的な業務、計上できる経費、個人・法人それぞれ税理士必要なタイミング、そして農業に強い税理士の選び方を実務目線で分かりやすく解説します。
ということで、まずはすでに税理士を検討している、もしくは現在税理士と顧問契約中だけど切り替えを検討している人に向けて、農業に強い税理士を紹介してくれる税理士紹介サイトから解説していきます。
経営・事業拡大に関する相談、顧問料・確定申告、決算などのスポット依頼での相場、税理士の見直しなど明確に検討している方は真っ先にチェックしてみて下さい。
目次
【※急ぎ※】農業特化の強い税理士をすぐ探せる紹介サイト4選【確定申告・顧問契約どちらも可】
※まず、税理士への顧問料・依頼相場を知りたい人は、無料利用できる紹介サイトを活用して直接聞くのをおすすめします。(※時期・依頼内容・エリア等によって依頼金額・顧問料は変わるからです。)

結論、税理士紹介サイトで探す時は、最低3社程度は同時登録推奨します。税理士事務所は、複数の税理士紹介サイトへ登録していないことがあるため、人気税理士紹介サイトへ複数依頼することで相性の良い税理士と漏れなくマッチできるからです。
(急ぎの人は↓の4社を登録してみるのをおすすめします)
※↓の表は横へスクロールします。またはスマホを横にすると見やすいです。
| 税理士紹介サイト | 対応エリア | 対応内容 | 当メディア上からの反響 |
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全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
ビスカス ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
| 日本税理士紹介ネットワーク (タックスコンシェルジュ) ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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税理士紹介エージェント ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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【登録優先度順】
※↓各税理士紹介サイトをタップ/クリックすると詳細解説項目まで飛べます。
※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
- 税理士ドットコム ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- ビスカス ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 税理士紹介エージェント ★
★は当サイト経由で人気税理士紹介サイトで、利用する人が多いです。
★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
税理士を探す時に税理士紹介サイトを活用した方が良い理由と、税理士紹介サービスを使う時には複数社同時活用するのを推奨する話については↓で詳しく解説しているため、合わせてご参考にして頂ければと思います。
当メディアでの過去の統計を見ても、税理士紹介サイトを使って税理士を探す人の8割以上の方が、複数の税理士紹介サイトを同時に登録しており、そこから自分にとって最適な税理士との契約をされています。
顧問契約は特にですが、基本的に税理士は頻繁に変更するものではないので、手間を惜しまず、複数名の税理士と面談などをしてしっかり決めていくのをおすすめします。
比較せず、テキトーに決めてしまうと、契約後に「この税理士は何か馬が合わないし、仕事も雑だ。完全に選択を間違えた…」なんてことはよくある話なのです。
確定申告のスポット依頼であっても、来年、再来年も同じ税理士へお願いすることは多々あります。
長く付き合っていくからこそ、最初の税理士選びで失敗しないようにしっかりと比較し、1人へ絞っていくことが結果として遠回りのようで最短です。
税理士ドットコム
特徴
- 税理士紹介サイトで唯一の上場企業
(運営会社:弁護士ドットコム株式会社・東京証券取引所グロース市場に上場) - 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間対応で最短即日(土日祝日・夜間対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
- コスト削減、顧問料・依頼料の安い税理士を探すのが得意
(税理士報酬削減のプロフェッショナル。) - 土日や夜間の面談セッティングも可
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 6,600人以上〜
管理人のコメント

会社規模で言えば東証マザーズ(現:東証グロース市場)に上場してるため、1番規模が大きい気がします。
一言で言えば、安心できますね。
登録税理士数が多いのかどうかは数字だけみても正直わからない人が多いかもしれませんが、この数値は多いです。
税理士ドットコムの強みは、税理士報酬を安くすることです。
比較的費用を安く抑えたい小規模な会社や事業主は登録必須です。
料金よりも質にこだわりたい場合であっても、圧倒的な提携数を誇る税理士ドットコムの活用で厳選してもらえます。
ビスカス
ビスカス(税理士紹介センター)はコチラ▶▶
(※個人・個人事業者の方の依頼希望は問い合わせフォームの必須項目「御社名」欄には個人名(または個人事業者)もしくは屋号名を記載すれば大丈夫です。)
特徴
- 日本で初めて税理士紹介業を開始(老舗店として存在)
- 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能(※確定申告のみの依頼もおすすめ)
- 対応の幅が広い(低価格から高品質まで)
- 腕・品質の良い税理士紹介が得意
- 個人・法人問わず紹介実績が高い
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 3,000箇所の事務所が登録
管理人のコメント

腕・品質重視の税理士を希望するならトップクラスに頼りになる税理士紹介サイトです。
ビスカス(株式会社ビスカス)は日本初の税理士紹介業務を開始した実績があります。
個人的にも、真っ先にオススメできるサイトです。
知り合いでも利用してる人がいたくらいなんで、知名度も高いです。
迷ったら登録しておくと良いです。
昔から現在までトップクラスの人気を誇ってるため、税理士について相談したい人は登録しておけば失敗は少ないです。
税理士紹介エージェント
特徴
- 個人事業より中小企業向けに強い
※↑確定申告などのスポット依頼も可能だが、それよりも顧問契約に向けた税理士紹介に強い - コンサルタントが若い人からベテランまで網羅してる
- 24時間受付可能(土日祝日夜間対応)
- 顧問相場が明記されてるため、わかりやすい
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開
管理人のコメント

「3社登録しようと思ってるけどどうしよう?」なんて人は順番に登録しておけば自分にあった税理士と出会える可能性は高いです。
管理人もWEBフォームから申請し依頼しました。
理由は2つです。
真っ先に活用した理由↓
- 料金表が載っていてわかりやすい
- サイトの情報量が多く、理解しやすかった
普通、というか大体のサイトって「安くなる」とかは書いてますが、料金目安は書いてません。

引用元:税理士紹介エージェント
「税理士紹介エージェント」は格安などを売りにしていないところが、逆に好感を持てたというか。
管理人は「安かろう悪かろう」だと思ってるとこがあるため、少しくらい高くても質重視が良いかと思いました。
ホームページ上の情報も多いのも、わかりやすくてオススメ。
日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ)
特徴
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 登録後に紹介までが早い
- 成約お祝い金制度あり(※紹介税理士と成約したら、キャッシュバックされる)
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開(※他社と違って独自の税理士審査をしてるため、登録者数は他社より少なめ)
管理人のコメント

上記3社と比較すると規模小さめですが、実際に使ってみて対応が良かったです。
日本税理士紹介ネットワーク(運営:株式会社POLA-RIS)のポイントは2つです。
- 税理士の登録に独自審査がある
- 成約お祝い金制度がある
品質と還元を売りにしてますね。
お祝い金額は、税理士との契約次第なところだと思います。
ただ、他社にないメリットなので気になります。
独自審査がどの程度かわからないですが、質が良ければなおさら良いと思います。
登録しておいて比較するだけでも、全然ありですね。
現状、私はまだ登録してませんが、合う税理士が見つからなかったら登録予定です。
↑で紹介した3社よりマイナーよりの税理士紹介サイトなので、優先して選ぶ必要はないですが、気になる人はおすすめです。
「急ぎで税理士を見つけて相談したい!」なんて人は24時間対応している税理士紹介サイトへ相談すれば、即対応してくれる+農家・農業に強みを持っている税理士を、自分で1つずつ探す必要なく、紹介してくれます。当然、利用者側一切お金支払う必要なく、無料なので、相談ベースだけでも問題ないです。
近場に合致する税理士事務所がない場合も、遠隔対応で問題なければ全国の税理士事務所から自分に合う最適な税理士を瞬時に割り出してくれます。(今の時代オンライン面談、打ち合わせもできるため、必ずしも税理士が近くにいないとダメということはない)
ということで、税理士へのツテがない人、ツテがあっても農業に詳しくない税理士しか知らない人は、最短で1番相性の合う税理士を見つけられるので、ご参考と活用にしてみて下さい。
私も実際に税理士紹介サイトを利用して、顧問契約をしましたが、手間もほとんどなく本当に良かったです。
農業に強い税理士の選び方・チェック項目

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
農業特有の事情を理解する税理士を選ぶための具体的なチェックリストです。
上記4点に該当する税理士を選択することで、農業の税務処理を適切に対応してくれて、税理士選びでの失敗を大きく減らせます。
慎重に判断する場合には、税理士紹介サイトの担当、及び紹介された税理士に2重で確認しておくと良いです。(事前に上の項目を重視する旨を伝えておくことで慎重に選定してくれる)
ちなみに「4」は、本人に聞くことではないため、それ以外の質問した際の回答で、説明がわかりやすいのか、相談・質問がしやすいか、質問に対する答えを的確かどうかで判断すると良いです。
ということで、詳細をそれぞれの項目で解説していくので、参考にしてみて下さい。
農業・一次産業の顧問実績の有無
- 農業の収益構造や助成金、農地関連の税制措置に精通しているか。農業経験のある税理士や、農業者向けの顧問実績が豊富な事務所を優先推奨。
農業は、一般的な小売業やサービス業とは会計構造が大きく異なります。
収穫時期による売上の偏り、在庫評価(棚卸)、作付け期間と収益計上のズレなど、独特の論点が多くあります。
例えば、以下の点を理解している税理士を最初から選べば話が早く、こちら側の負担も軽減できます。
農業で顧問する際に税理士に最初から知っていてほしいこと
- 作物の棚卸評価方法
- 減価償却資産(農機具・ハウス・設備)の処理
- 家族従事者への給与の扱い
- 現金売上とJA経由売上の整理
これらを正しく理解していない税理士だと、形式的な処理しかできません。
「農業に強い」かどうかは実際に「農家・農業法人の顧問経験」「個人農家と農業法人の両方を扱ったこと」「農業特有の税制や制度に精通しているか」が判断基準となります。
単に業種対応可能ではなく、一次産業を継続的に支援してきた実績があるかが重要です。
補助金・融資関連の書類作成支援が可能
- 日本政策金融公庫やJA、地方自治体の補助金書類の作成支援ができるか確認。融資に強い税理士は事業計画書の作成や資金繰りシミュレーションを現実的に組めるため。
融資・補助金
- 農業次世代人材投資資金
- 各種設備導入補助金
- 日本政策金融公庫の農業融資
- 制度資金
農業は、補助金や制度資金と密接に関わる業種です。
設備投資や法人化、規模拡大のタイミングでは、補助金・融資をどう活用するかが経営に直結します。
例えば、上記の「融資・補助金」は単に申請するだけでなく、事業計画書の精度が採択率を左右します。
農業に強い税理士であれば「損益予測を踏まえた事業計画の作成」「補助金採択後の経理処理サポート」「融資返済を見据えた資金繰り計画」まで一貫して支援可能です。
補助金はもらって終わりではなく、その後の処理を誤ると税務リスクにもつながります。書類作成だけでなく、全体を設計できるかがポイントです。
帳簿・実務で現場に寄り添える
- 直売所での売上管理、委託販売の精算、庫内廃棄(ロス)処理など現場の実務に即した帳簿設計ができるか。クラウド会計の導入支援や帳簿の簡便化提案まで踏み込める税理士なら文句無し。
繁忙期で手が回らない時の経理サポート例
- クラウド会計導入のサポート
- 領収書整理のルール作り
- 月次試算表の分かりやすい説明
- スマホで完結できる経理体制の構築
農業は現場第一で、繁忙期には経理どころではない時期があります。
そのため、上記の「繁忙期で手が回らない時の経理サポート例」のように実務レベルで寄り添えるかが重要です。
「帳簿をきれいに作ること」が目的ではなく、最終的には「どの作物が利益を出しているか」「人件費は適正か」「設備投資は回収できるか」といった経営判断に使える数字になっているかが重要です。
現場の実態を理解し、机上の理論ではなく実務目線で伴走できる税理士かどうかを見極める必要があります。
この辺りの判断方法は税理士紹介担当や税理士と、じっくり具体的な業務内容の意見交換をして判断して下さい。
普段から実務に寄り添える税理士であれば、提案がいくつか出てくるはずです。反対に淡々と「自分の分野しか感知しない」態度を感じる税理士であればお断りすれば良いわけです。
コミュニケーション力がある
- 相談しやすさ(電話・メール・訪問頻度)、質問に対する回答の分かりやすさがあるか
注意すべき税理士例
- 難しい専門用語ばかりで説明する
- 質問しづらい雰囲気がある
※圧迫感や質問した時に嘲笑的であったり、やや高圧的な雰囲気を感じるなど - メール返信や電話の折返しが遅い
※ただし、初期面談だけで判断するのは難しいので「連絡したらその日中に連絡とれますか?」などと直球で聞いてみると良いです。鈍い対応の税理士は保守的なので、「状況による」などと濁してくるためそういった人は避ける
税理士との関係は滅多なことがない限り、原則長期戦です。(もちろん途中で税理士の変更が可能ですが、切り替えはどうしても馬が合わない時の最終手段)
特に農業は、天候・市場価格・災害など不確定要素が多く、臨機応変な判断が求められます。
上記にまとめた通りコミュニケーションに難が有る場合には、適切な経営判断が遅れてしまいます。
良い税理士は専門用語をかみ砕いて説明してくれますし、提案の際にはメリット・デメリットを整理してくれます。
質問も積極的に回答、回答に補足して+α(アルファ)で返してくれる姿勢を持っています。コミュニケーションを面倒臭そうに対応する税理士は論外です。
相談のしやすさは、専門性と同じくらい重要な判断材料です。
この判断についても、初期面談だけでは完全に判断できないため、いくつか事前に質問を用意して回答を促してみると良いです。
その回答姿勢に好感を持てるようであれば、この部分をクリアしている場合が多いですし、どこか態度・姿勢に違和感を感じたら警戒しておきましょう。(短期間で違和感がある時点で長期の付き合いは困難)
費用(料金)の透明性
- 大前提税理士費用は安ければ良いわけでなく、適正料金且つ明瞭であることが良い
確認すべきポイント
- 月額顧問料に含まれる業務範囲
- 決算料・確定申告料は別途かどうか
- 補助金申請サポートの費用
- 訪問回数や面談回数の制限
税理士費用は安ければ良いわけではありません。
重要なのは「何に対していくらかかるのか」が明確かどうかです。
農業は売上の季節変動があるため、固定費としての顧問料が負担にならないかも検討が必要です。
契約前に業務範囲と料金体系を明確にし、追加費用が発生するケースを確認しておくことがトラブル防止につながります。
ちなみに、顧問料・依頼料が安すぎると逆に危ない話は↓の動画が参考になります。
税理士への支払いは安いだけリスクが高い話を解説▼
簡単に言うと「相場よりも安いと税理士は仕事も多く取る必要があるため、それだけ仕事の質・対応が雑になる」というわけです。
普通に決算資料、確定申告書類の計算で間違えた内容が上がってくるレベルで、こちら側がしっかり確認しないと事実とそぐわない申告となってしまうため、割と重要なことです。
判断基準は、平均並前後の顧問料であれば健全な範囲と考えます。
顧問料・スポット依頼料の相場は、複数社の税理士紹介サイトで税理士を紹介してもらうことで「大体このくらいの顧問料(依頼料)になるのか」というのが見えてきます。
業種・時期・規模感によって金額はバラバラなので一概に判断はできませんが、比較していけばリアルな相場感が見えるのでご安心下さい。
農業で税理士に依頼できる内容

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
初めて税理士を検討している方もいると思うので、農業で税理士へ依頼できる内容をそれぞれ解説していきます。
農業は取引の種類・税制上の特例・補助金・減価償却など、他業種より税務の幅が広いです。税理士に依頼することで上記支援が受けられます。
単なる「確定申告の代行」だけではないので、特にお願いしたい業務があれば事前に税理士紹介担当や税理士へ伝えておくことをおすすめします。
記帳代行・経理サポート(取引の多様性に対応)
税理士のサポート内容
- 収入区分の整理
(※営農収入、補助金、委託加工収入など)
- 農産物の棚卸・廃棄処理の会計処理方法の設定
- 農業用燃料や肥料など特殊な経費の適切な仕訳
- クラウド会計ソフトの導入支援やデータ連携の効率化
農業は販売形態(直売、仲卸、出荷委託、加工販売など)が多岐にわたり、帳簿の付け方もケースごとで異なります。
税理士へ依頼することで上記のようなサポートをしてくれます。
帳簿が整うと融資申請や補助金申請の書類作成が格段に楽になりますし、税務調査の際の説明責任も果たしやすくなります。
国税庁の「青色申告決算書(農業所得用)」の様式や記載要領に沿った処理が必要な点も、税理士は実務的にサポートします。
確定申告・決算書作成(農業特有の判定含む)
- 青色申告か白色申告かの選択とメリットの実務的判断
(※青色特典の活用) - 減価償却(農機具・施設など)の耐用年数の適用や償却方法の選択(農機具は分類上の耐用年数等を確認)
- 補助金や助成金の課税性(収入扱いか非課税か)の判定
- 消費税の課税事業者判定や簡易課税の選択可否の検討
個人の農家でも確定申告が必要になる基準や、農業所得の取り扱いには特有のポイントがあります。
税理士は上記の判断を正しく行ってくれます。特に減価償却や消費税の選択は税額に大きく影響するため、事前シミュレーションを行ってくれる税理士を選ぶと安心です。
この辺りを税理士抜きで判断するのは困難で、勉強が必要となります。
そんなことに時間をかける必要はないので、プロにまかせてしまうのが最善です。
補助金・助成金・保険の税務扱いへの助言
農業は各種の公的支援や保険(収入保険など)を活用する機会が多く、支援金の税務扱いは一律ではありません。
税理士は、補助金の受給前後で税務上の扱い(課税所得に含めるかどうか)を確認し、節税面や会計処理面での最適化を提案します。
農林水産省が示す農業向けの税制支援一覧などを踏まえたアドバイスが受けられます。
資金繰り・融資・事業計画の相談(実行可能な計画づくり)
受けられる具体的なサポート
- 月次試算表による資金繰り予測と改善案
- 日本政策金融公庫や農協向けの事業計画書作成支援・融資申請書の整備
- 補助金併用時の資金繰りスケジュール作成
大規模な農機具導入・更新、新規就農、施設園芸への投資など、農業ではまとまった投資が必要になる場面があります。
税理士は上記サポートをしてくれることで、金融機関からの信頼度を高めてくれます。(数字で理論立てて具体的な資料があれば、それだけで現実的な説得力が増すため)
農林水産省の各種融資支援制度や農業経営改善資金に関する手続きへの助言も有益です。
この項目を自分でネットで調べながらの自己流で行うことも可能ですが、1から素人が組み立てていくには骨を折るほどの作業です。
すでに慣れていて、たくさんの融資採択実績を持つ税理士であれば、状況に応じて的確な書面を作成してくれます。
農業での税理士の必要性と依頼すべきタイミング【そもそも税理士は必要か?】
※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
まず今の状況で「農業・農家は税理士は必要なのか?」に関してです。場合によっては「税理士費用を削減して、自分でできることはやった方がいいんじゃない?」と考える人も一定数いると思います。
結論、農業において税理士は「必須ではないが、次のような段階・状況になったら検討すべき」です。
個人事業と法人それぞれの場合で具体的に解説します。
個人事業(専業農家・兼業農家)の場合
税理士検討判断目安
※1つでも該当するなら税理士へ相談推奨
- 年間の農業所得が増加し、税負担や納税資金が心配
- 補助金・助成金の受給や大型設備投資を行いたい
※減価償却や課税関係の事前検討が必要 - 青色申告・収入保険の適用を受けたい
※青色申告手続きや帳簿要件の整備が必要
自分で帳簿を付けられ、売上・経費が単純なうちは自力申告で問題ないことも多いです。ただし上記に1つでも当てはまるなら税理士へ相談推奨です。
兼業農家で給与所得が主で、副業として農業収入が小額(目安:所得20万円未満)であれば確定申告不要のケースもありますが、所得が超えると申告義務が発生してきます。
この程度であれば超えてくるのが一般的でしょうが、自分で数字を扱いづらく感じた段階で税理士へ相談してみると良いです。
法人(農業法人・株式会社等)の場合
税理士検討判断目安
※1つでも該当するなら税理士へ相談推奨
- 原則税理士必須推奨
法人が税理士をつけるべき3つの理由
- 法人税・消費税・源泉所得税・社会保険の手続きが発生する
- 役員報酬の設計や決算対策が税負担に直接影響する
- 融資や出資を受ける際に財務書類の信頼性が求められる
法人化すると上記の理由で税理士の関与が早期に必要になります。
法人設立時から税理士をつける経営者が多いのは、この複雑さとリスク管理のためです。
特に複数展開・大規模投資を伴う事業計画がある場合は、業績にかかわらず早めの顧問契約を推奨します。
農業で計上できる経費例

農業で経費計上可能な項目例
- 種苗・肥料・農薬などの原材料費
- 農機具・施設・温室等の減価償却費
※耐用年数に応じて計上 - 燃料費
※農業用軽油は免税・還付制度がある場合も - 労務費
※雇用した人の給与、社会保険料 - 水道光熱費・維持管理費(作業場や農業用ハウス等)
- 運送費・保管費(出荷コスト)
- 補助金等の返還金や特別損失
- 家事按分が必要な費用
※自宅兼作業場の場合の家事按分 - 農業特有の優遇
※軽油引取税の免税や固定資産税の特例など
農業で経費計上される代表例は上記の通りです。(ただし個別の扱いは税理士と確認推奨)
複雑且つ経費判断の可否が多いため、適切な処理が重要です。
農林水産省や税務署の指針を確認しつつ、実務処理は税理士に相談しましょう。
誤った処理は追徴課税につながる可能性もあるため、専門家の判断が重要です。
まとめ
- 急ぎで農業に強く詳しい税理士を探している方は、税理士紹介サイトを3社前後登録して、各社1~2人ずつ税理士紹介を受けて、料金・サポート内容・税理士との相性を比較すると、事前知識不要で角度の高い税理士と契約が可能。
- 農業に強い税理士を探す時は、5つのポイントを抑えておく
- 農業において税理士へ依頼できる業務は複数あるため、その中で特に希望のあるものは、事前に要望を伝えておくと良い
- 税理士を必要とするタイミングは個人事業者、法人で異なるが、法人であれば原則顧問必須。
- 税理士を必要としない段階の個人事業者は農家経営で計上できる経費は原則抑えておくと良い。
※ただし、個別、最終判断は専門家である税理士へ聞くことを強く推奨
農業は数字の管理だけでなく、助成金などの活用こそが経営安定に直結する業態です。
税理士は単なる申告代行だけでなく、節税対策から経営改善のアドバイスまで幅広く支援してくれます。
初めから税理士をつける必要はありませんが、売上が増えたり、計算が複雑になってきたタイミングで依頼することで、大きな安心感と経営効果を期待できます。
以上が農業での税理士の必要性とタイミング、及び必要となった時に農業に強い税理士の探し方でした。
個人的には、ある程度利益が出て金銭的な余裕が出てきたタイミングで、個人事業者であっても税理士を顧問検討し始めても良いと思っています。
本文で書いた通り、農業は設備投資や税務処理などで複雑になっていくので、事業主がそちらに集中することは事業運営の足かせです。
毎月の顧問料を支払うことで、税務処理や節税を自己流ではなく、プロにしっかりと聞けるわけですから、トータルで考えると割安とすら考えられます。
税理士の顧問の検討、今はスポットで確定申告のみの依頼、など税理士とのコンタクトを検討している方はこの記事を参考にして頂き、税理士紹介サイトを活用して最適な税理士を探してみて下さい。
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※私側からは公式LINEアカウントへ友達登録した人のアカウント・情報・名前は一切見えないので、お気軽に登録してみてください。
(※質問など個別やりとりをした場合にのみ、LINEのアカウントがこちらにわかります。)







