この記事では古物商をしていて税理士を探している方・検討している方に向けて、税理士を顧問する際の注意点やポイントを解説しています。そもそも税理士が必要か?についても解説しているので、顧問や確定申告、税理士の切り替えを検討している方は参考にしてみて下さい。
古物商は「在庫」「仕入れの証憑」「高回転の現金取引」「複数の販売チャネル(店頭・ネット)」など、会計・税務で複雑な取引が多い業種です。
※古物商…中古品・リサイクル品の売買全般
しかも「古物営業許可」は警察の管轄で行政リスクも絡むため、税務だけでなく業務運用全体を税理士と一緒に設計するメリットが大きいです。
この記事は、古物商に強い税理士の探し方、税理士に依頼できる具体的業務、個人・法人それぞれの必要性とタイミング、計上できる経費と注意点を、丁寧に解説します。
ということで、まずはすでに税理士を検討している、もしくは現在税理士と顧問契約中だけど切り替えを検討している人に向けて、古物商に強い税理士を紹介してくれる税理士紹介サイトから解説していきます。
経営・事業拡大に関する相談、顧問料・確定申告、決算などのスポット依頼での相場、税理士の見直しなど明確に検討している方は真っ先にチェックしてみて下さい。
目次
【※急ぎ※】古物商に強い税理士をすぐ探せる紹介サイト4選【確定申告・顧問契約どちらも可】
※まず、税理士への顧問料・依頼相場を知りたい人は、無料利用できる紹介サイトを活用して直接聞くのをおすすめします。(※依頼時期・依頼内容・規模感・エリア等によって依頼金額・顧問料が変わるからです。)

結論、税理士紹介サイトで探す時は、最低3社程度は同時登録推奨します。税理士事務所は、複数の税理士紹介サイトへ登録していないことがあるため、人気税理士紹介サイトへ複数依頼することで相性の良い税理士と漏れなくマッチできるからです。
(急ぎの人は↓の4社を登録してみるのをおすすめします)
※↓の表は横へスクロールします。またはスマホを横にすると見やすいです。
| 税理士紹介サイト | 対応エリア | 対応内容 | 当メディア上からの反響 |
| 税理士ドットコム ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
ビスカス ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
| 日本税理士紹介ネットワーク (タックスコンシェルジュ) ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
税理士紹介エージェント ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
【登録優先度順】
※↓各税理士紹介サイトをタップ/クリックすると詳細解説項目まで飛べます。
※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
- 税理士ドットコム ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- ビスカス ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 税理士紹介エージェント ★
★は当サイト経由で人気税理士紹介サイトで、利用する人が多いです。
★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
税理士を探す時に税理士紹介サイトを活用した方が良い理由と、税理士紹介サービスを使う時には複数社同時活用するのを推奨する話については↓で詳しく解説しているため、合わせてご参考にして頂ければと思います。
当メディアでの過去の統計を見ても、税理士紹介サイトを使って税理士を探す人の8割以上の方が、複数の税理士紹介サイトを同時に登録しており、そこから自分にとって最適な税理士との契約をされています。
顧問契約は特にですが、基本的に税理士は頻繁に変更するものではないので、手間を惜しまず、複数名の税理士と面談などをしてしっかり決めていくのをおすすめします。
比較せず、テキトーに決めてしまうと、契約後に「この税理士は何か馬が合わないし、仕事も雑だ。完全に選択を間違えた…」なんてことはよくある話なのです。
特に1番気になる依頼料・顧問料に関しては、業種・規模(売上・従業員数等)・時期により一概に「このくらい」とは言えません。
そのため、複数社紹介する各税理士の見積もりを聞いていけば忖度のない相場感の金額が見えてきます。(1社のみより2社、3社と複数社が良いのは、1社の都合に限らず、本当の平均依頼料が見えてくるためです)
依頼料・顧問料についての詳しい解説は「依頼・顧問料金に透明性がある」の項目で詳しく解説しています。
確定申告のスポット依頼であっても、来年、再来年も同じ税理士へお願いすることは多々あります。
長く付き合っていくからこそ、最初の税理士選びで失敗しないようにしっかりと比較し、1人へ絞っていくことが結果として遠回りのようで最短です。
税理士ドットコム
特徴
- 税理士紹介サイトで唯一の上場企業
(運営会社:弁護士ドットコム株式会社・東京証券取引所グロース市場に上場) - 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間対応で最短即日(土日祝日・夜間対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
- コスト削減、顧問料・依頼料の安い税理士を探すのが得意
(税理士報酬削減のプロフェッショナル。) - 土日や夜間の面談セッティングも可
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 6,600人以上〜
管理人のコメント

会社規模で言えば東証マザーズ(現:東証グロース市場)に上場してるため、1番規模が大きい気がします。
一言で言えば、安心できますね。
登録税理士数が多いのかどうかは数字だけみても正直わからない人が多いかもしれませんが、この数値は多いです。
税理士ドットコムの強みは、税理士報酬を安くすることです。
比較的費用を安く抑えたい小規模な会社や事業主は登録必須です。
料金よりも質にこだわりたい場合であっても、圧倒的な提携数を誇る税理士ドットコムの活用で厳選してもらえます。
ビスカス
ビスカス(税理士紹介センター)はコチラ▶▶
(※個人・個人事業者の方の依頼希望は問い合わせフォームの必須項目「御社名」欄には個人名(または個人事業者)もしくは屋号名を記載すれば大丈夫です。)
特徴
- 日本で初めて税理士紹介業を開始(老舗店として存在)
- 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能(※確定申告のみの依頼もおすすめ)
- 対応の幅が広い(低価格から高品質まで)
- 腕・品質の良い税理士紹介が得意
- 個人・法人問わず紹介実績が高い
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 3,000箇所の事務所が登録
管理人のコメント

腕・品質重視の税理士を希望するならトップクラスに頼りになる税理士紹介サイトです。
ビスカス(株式会社ビスカス)は日本初の税理士紹介業務を開始した実績があります。
個人的にも、真っ先にオススメできるサイトです。
知り合いでも利用してる人がいたくらいなんで、知名度も高いです。
迷ったら登録しておくと良いです。
昔から現在までトップクラスの人気を誇ってるため、税理士について相談したい人は登録しておけば失敗は少ないです。
税理士紹介エージェント
特徴
- 個人事業より中小企業向けに強い
※↑確定申告などのスポット依頼も可能だが、それよりも顧問契約に向けた税理士紹介に強い - コンサルタントが若い人からベテランまで網羅してる
- 24時間受付可能(土日祝日夜間対応)
- 顧問相場が明記されてるため、わかりやすい
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開
管理人のコメント

「3社登録しようと思ってるけどどうしよう?」なんて人は順番に登録しておけば自分にあった税理士と出会える可能性は高いです。
管理人もWEBフォームから申請し依頼しました。
理由は2つです。
真っ先に活用した理由↓
- 料金表が載っていてわかりやすい
- サイトの情報量が多く、理解しやすかった
普通、というか大体のサイトって「安くなる」とかは書いてますが、料金目安は書いてません。

引用元:税理士紹介エージェント
「税理士紹介エージェント」は格安などを売りにしていないところが、逆に好感を持てたというか。
管理人は「安かろう悪かろう」だと思ってるとこがあるため、少しくらい高くても質重視が良いかと思いました。
ホームページ上の情報も多いのも、わかりやすくてオススメ。
日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ)
特徴
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 登録後に紹介までが早い
- 成約お祝い金制度あり(※紹介税理士と成約したら、キャッシュバックされる)
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開(※他社と違って独自の税理士審査をしてるため、登録者数は他社より少なめ)
管理人のコメント

上記3社と比較すると規模小さめですが、実際に使ってみて対応が良かったです。
日本税理士紹介ネットワーク(運営:株式会社POLA-RIS)のポイントは2つです。
- 税理士の登録に独自審査がある
- 成約お祝い金制度がある
品質と還元を売りにしてますね。
お祝い金額は、税理士との契約次第なところだと思います。
ただ、他社にないメリットなので気になります。
独自審査がどの程度かわからないですが、質が良ければなおさら良いと思います。
登録しておいて比較するだけでも、全然ありですね。
現状、私はまだ登録してませんが、合う税理士が見つからなかったら登録予定です。
↑で紹介した3社よりマイナーよりの税理士紹介サイトなので、優先して選ぶ必要はないですが、気になる人はおすすめです。
「急ぎで税理士を見つけて相談したい!」なんて人は24時間対応している税理士紹介サイトへ相談すれば、即対応してくれる+古物商に強みを持っている税理士を、自分で1つずつ探す必要なく、紹介してくれます。当然、利用者側一切お金支払う必要なく、無料なので、相談ベースだけでも問題ないです。
近場に合致する税理士事務所がない場合も、遠隔対応で問題なければ全国の税理士事務所から自分に合う最適な税理士を瞬時に割り出してくれます。(今の時代オンライン面談、打ち合わせもできるため、必ずしも税理士が近くにいないとダメということはない)
ということで、税理士へのツテがない人、ツテがあっても古物商業界事情に詳しくない税理士しか知らない人は、最短で1番相性の合う税理士を見つけられるので、ご参考と活用にしてみて下さい。
私も実際に税理士紹介サイトを利用して、顧問契約をしましたが、手間もほとんどなく本当に良かったです。
古物商に強い税理士の選び方【チェックポイント・面談で使える質問】

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
古物商は「普通の小売」とは会計の論点がかなり違います。物販・EC・在庫ビジネスに慣れている税理士を選ぶことが重要です。
古物商に強い税理士を探す場合、面談時に上記の6点を確認していきながら判断していきます。
基本的にはどの業種であっても絶対に聞いておくべき点もあります。契約後に「思ってた内容と違った…」という相違点を作らないために必ず確認推奨です。
古物商業界の顧問実績がある(リユース・中古販売)
なぜ重要なのか
- 古物特有の在庫性質、仕入先の身元、返品、盗難品リスク、複数チャネルでの売上計上など一般の小売と異なる論点が多いが、実務経験がある税理士なら「仕入れの証憑の落とし方」「在庫評価の実務」「調査対応」のノウハウを持っているため。
面談で使える質問例
- 「古物商の顧問実績は大体何件ほどありますか?直近の対応事例は何かあればご教授ください」
期待できる税理士の回答例
- 「ネット中心の古物商5社、実店舗型3社を顧問しています。仕入の証憑整備や棚卸の運用設計、税務調査立会いの経験もあります」
※顧問経験の数は多いに越したことありませんが、きっちり理解と仕事ができている場合には、少なくても問題はないため、具体的に◯件以上ないとダメという基準はない。反対に件数が多くてもダメな場合はダメなため
面談の時に用意しておくと良いもの
- 直近の売上構成(店頭/ネット/業販)
- 主な販路(ヤフオク・メルカリ・Amazon等)リスト
古物商の顧問をしている税理士であれば、上記のことは慣れっこです。
上記を理解していない税理士へ新規で依頼するよりもすでに処理の仕方をすぐにイメージできる税理士を選択するのがベストです。
実際に処理しているか?を聞くことで処理していればすぐに出てくる内容のため、この辺りの質問で業界理解度を探っていきましょう。
在庫管理(棚卸)・仕入れ台帳の運用設計ができる
なぜ重要なのか
- 在庫評価の誤りは利益計算を狂わせ、結果として税額や資金繰りに影響するが、特に古物は仕入れ価格が不明瞭になりやすく、記録のルール化が必須なため。
面談で使える質問例
- 「在庫評価(期末棚卸)と仕入台帳の運用はどのように設計されていきますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「SKU単位で識別できる台帳設計と、月次での実地棚卸方法を提案します。無在庫販売は別フローで売上計上と仕入れ照合を行います」
※SKU単位…受発注や在庫管理における最も細かい分類単位
面談の時に用意しておくと良いもの
- 直近の在庫リスト
- 仕入伝票
古物商で重要なのは在庫管理です。すでに在庫管理・棚卸の実務を経験している税理士を選ぶことです。
- 期末在庫の評価
- 売れ残り商品の扱い
- 不良在庫・値下げ商品の処理
- 無在庫販売の会計処理
上記を理解していない税理士に依頼すると「売上はあるのに利益が異常に大きい」「逆に赤字が不自然に出る」といった事態が発生します。
面談時の質問例の内容を明確に答えられない、回答を有耶無耶にしてしまう税理士は一旦保留しておくのが無難です。(そのために複数人紹介してもらって面談を進めていくのが大切。税理士だからといって誰でも良いわけじゃない)
古物台帳や仕入先の証憑管理の仕方が具体的
なぜ重要なのか
- 古物営業法に基づく台帳管理や盗難品混入の防止措置は、事業継続に直結するが、税理士は会計面から台帳運用や内部統制を作ることができるため。
面談で使える質問例
- 「仕入れ時の顧客情報・領収の保存ルールをどう設計されていますか?台帳運用の具体例があればご教授お願い致します。」
期待できる税理士の回答例
- 「最低限記録すべき項目と、電子化運用(写真保存+QR索引)の運用フローを提示していきます」
※最低限記録すべき項目…取引日・品目・数量・取得価格・相手の身元確認の証跡
面談の時に用意しておくと良いもの
- 現行の仕入れ記録様式
- 古物台帳(※あれば)
上記を理解している税理士であれば適切且つ具体的に話ができます。
このあたりの話をした時にすぐ回答が出てこない場合は、もう少し業界理解度があるか深堀りしていく必要があります。
EC・プラットフォーム対応力がある(決済・手数料)
なぜ重要なのか
- 複数の販売チャネルを使う古物商は売上と入金のズレ、返品処理、手数料計上が複雑。税理士は入金CSVの突合フローや返金処理ルールを設計できるため、複雑な部分を適切に処理できるため。
面談で使える質問例
- 「メルカリ・ヤフオク・Amazonの入金CSVや返金処理はどのように会計と突合していきますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「プラットフォーム別に入金・手数料・ポイント還元の仕訳テンプレを用意し、自動突合の仕組みを作っていきます」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 各プラットフォームの入金CSV
古物商は以下媒体を使うことが多いです。
古物商で活用する主要プラットフォーム例
- Amazon
- メルカリ
- 楽天市場
- ヤフー・オークション
- Yahoo!ショッピング
各プラットフォームは手数料が差し引かれて入金、入金タイミングのズレ、返品やキャンセルが後から発生など特徴があります。
売上と入金が一致しないため、プラットフォームの会計に慣れている税理士かどうかは大切です。
税理士に期待したいことは「売上はいつ発生するのか(発生基準か入金基準か)」「手数料の計上タイミング」を明確に定めて、入金CSVと会計を自動突合する運用を設計してくれることです。
プラットフォームを使った商売をしていることを伝えた時の税理士の反応で、即座に状況を判断できたり、理解している回答をしてくれる場合は、EC対応の経験者と言えます。
税務調査対応力と過去申告確認の実績がある
なぜ重要なのか
- 古物商は仕入の実在性、現金収入が問われやすく、税務調査の立会いや過去申告チェックの経験がある税理士は、調査でのダメージを最小化できる経験とノウハウを持っているため。
面談で使える質問例
- 「古物商での税務調査立会実績はありますか?過去申告チェックは可能ですか?」
期待できる税理士の回答例
- 「EC主体の古物業者で税務調査立会◯◯件、うち◯件で修正申告対応。過去3年分の点検はスポットで対応可です」
※件数に関しては適切であれば「最低この件数でないとダメ」などはない。それよりも業界理解度の方が重要です。未経験の場合は避けておくのが無難
面談の時に用意しておくと良いもの
- 過去申告書(可能な範囲で問題なし)
古物商では「仕入の実在性」「現金取引の証憑」「家事按分」「在庫の整合性」が調査対象になりやすく、よく問題となります。
税理士は過去申告の点検、調査対応の立会いや修正申告、争点になる項目の事前チェックリストの作成ができなければダメです。
実際の調査経験の有無で対応の速さや成功率が大きく変わってくるためです。
依頼・顧問料金に透明性がある
税理士の主な料金一覧
- 月額顧問料
※ここでどこまでの業務内容が含まれ、下記も含まれてるのか、別オプション料金なのかを要確認 - 確定申告料(法人は決算料金)
- 消費税申告追加費用
- 記帳代行費用
- 融資支援の成功報酬
面談で使える質問
- 「年間総額はいくらになりますか?」
- 「追加料金が発生するケースは?」
- 「売上が増えた場合の報酬変動は?」
理想な税理士の回答例
- 「月額顧問は記帳代行・月次試算表・税務相談込み。追加はCSV突合や調査立会などで別料金(目安を書面提示)です」
- 「売上基準で3ランクの料金テーブルを用意しており、書面で明示します」
「だいたいこのくらいですよ」は危険なので、必ず年間総額で提示できる税理士が理想です。
ここを曖昧にすると必ずと言っていいほど揉めることになります。
「月◯万円ですよ。」ではなく「月◯万円なので、年額の支払い総額は◯◯万円です。この総額には確定申告料(もしくは決算料)が含まれているのでこれだけです。万が一税務調査などが発生した場合には別途費用です。」と具体的かどうかも大切です。
こちら側が最後に料金表をしっかり受け取っておけば、税理士報酬で揉めることはほぼほぼなくなりますし、言った言わないのトラブルを防ぐことができます。
ちなみに、税理士への報酬(顧問料やスポット依頼料)が相場よりも、報酬が安すぎる場合は注意が必要です。
↓に掲載している動画上で安さで税理士を選ぶリスクを解説しているので合わせてチェックしておくと良いです。
税理士への支払いは安いだけリスクが高い話を解説▼
簡単に言うと「相場よりも明らかに安いと税理士は他の税理士よりも仕事を多く取る必要があり、それだけ仕事の質や対応が雑になる」わけです。
雑になる具体例は、決算資料、確定申告書類の計算間違えで、ケアレスミスが頻発することで、こちら側がしっかり内容を確認しないと必ず間違っていたりします。
この場合は事実とそぐわない申告となるため、税金の過払いならまだましで、過少申告の場合は追徴リスクも出るため割と重要です。
安すぎない報酬金額の判断基準は、各社が提示してきた報酬額の平均並前後の顧問料・スポット料金であれば健全な範囲と考えます。
(例として、どこの税理士も顧問料が月2~3万円と提示であれば安くても1.5万円~が限界目安で、5,000円で可能などは格安水準で避けても良いレベルです。そもそも月5,000円で税理士側が税務の仕事と責任を請け負うのは本来割に合わないためです。)
社会通念上の感覚を持って「その料金でここまで面倒な仕事且つ責任負ってできるのか?」というのを想像しながら料金と照らし合わせることで、自身も納得できるかが大切に思います。
しっかり仕事をしてくれる税理士は、仕事に自信があるため安請け合いはしませんし、あまりにも相場から逸脱していると相手からお断りされます。
裏を返すと格安は、その価格にしないと仕事の取れない税理士という見方もできるわけです。
顧問料・スポット依頼料の相場は、複数社の税理士紹介サイトで税理士を紹介してもらうことで「大体このくらいの顧問料(依頼料)になるのか」というのが見えてきます。
業種・時期・規模感によって金額はバラバラなので一概に判断はできませんが、各社の提示を比較していけばリアルな相場感が見えるのでご安心下さい。
古物商で税理士に依頼できる内容【実務】

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初めて税理士を検討している方もいらっしゃると思うので、古物商の仕事全般で税理士へ依頼できる内容をそれぞれ解説していきます。
古物商は売買での取引量が多くなるため、素人管理では混乱しがちです。
税理士は単なる申告代行ではなく、事業拡大に伴う税務・資産・契約面でのリスク管理を含めた支援が重要です。特にお願いしたい業務があれば事前に税理士紹介担当や税理士へ伝えておくことで無駄なく迅速に選定が可能です。
会計・記帳代行と月次経営レポートの提供
依頼での成果
- 月次PL
- 在庫回転表
- キャッシュフロー警告(納税資金アラート)
税理士は事業者(あなた)の売上・仕入・手数料・送料・倉庫費・人件費等を会計ソフトに入力する記帳代行をして、月次で損益計算書(PL)・売上チャネル別粗利・在庫回転率・未収未払一覧を作成してくれます。
「何が儲かるのか」「仕入れの回転が遅いのはどの商品か」が一目でわかるようにしてくれます。
結果的に、商品の値付け・値下げ・仕入れやめるかの経営判断が数字でしやすくなります。
在庫評価・棚卸の設計と年末対応
依頼での成果
- 棚卸手順書
- 状態ランク別評価表
- 期末在庫評価レポート
税理士は在庫の評価方法(取引単位の原価算出、期末在庫の評価方法)を設計し、期末棚卸の実地方法、棚卸差異の処理ルールを定めていきます。
中古品は同一SKU(商品最小単位)でも状態差により価値が変わるため、状態ランク付けの取り決めと評価単価のルール化が必須です。
これらを踏まえて税理士と相談の上、適切な在庫評価ができるようになり、誤った判断をせずに済みます。
結果として、税務上の在庫ブレを抑え、納税額の予測精度が大幅に上がっていきます。
古物台帳・仕入れ証憑の運用設計
依頼での成果
- 電子古物台帳テンプレ
- 身元確認フロー図
- 証拠保全マニュアル
税理士は仕入れ時の記録様式を会計と紐づける形で設計し、盗難品混入リスクを下げるためのチェックリスト(身分確認の方法、写真撮影、譲渡証明など)や保管ルールを作っていきます。
税理士は行政側(警察)とやり取りが必要な場合の証拠整理(台帳の提示用資料)を予め整えてくれるため、何かあった時にも心強い存在です。
結果として、監査・調査時の説明負担が軽くなり、事業継続性が安定していきます。(遅かれ早かれ古物商を長く続けていくと調査は避けられないため、負担を最小化するためにも早めに税理士に見てもらうと安心)
消費税・インボイス対応(税制アドバイス)
依頼での成果
- 消費税シミュレーション
- インボイス登録の決定フロー
売上規模が増えた場合の消費税課税事業者判定、簡易課税と原則課税の有利不利のシミュレーション、インボイス登録の是非判断を税理士が行っていきます。
古物商は仕入税額控除の扱いが複雑なケースがあり、税理士による事前シミュレーションで数十万単位の差が生じることもあります。
消費税での損失を避けるためにも、事前に税理士へ依頼しておくことをおすすめし、自己判断はやめておきましょう。
税務調査対応・過去申告の点検と是正
依頼での成果
- 調査対応資料一式
- 修正申告書案
- リスク箇所レポート
税理士は税務署から照会や調査があった場合に立会い、必要資料(仕入台帳・台帳写真・取引履歴など)を整理して税務署への説明を代行してくれます。
過去申告に不安がある場合はスポットで過去3年分(必要範囲)の点検を行い、修正申告や更生請求の対応方針を提示してくれます。
結果として過去に正しくない申告をしていた場合であっても、追徴税額・延滞金を最小化してくれます。
融資・資金繰り・法人化・事業計画作成支援
依頼での成果
- 事業計画書
- 返済計画表
- 法人化シミュレーション
店舗拡大・倉庫取得・在庫投資などの資金調達で、金融機関向けの事業計画書と返済シミュレーションを税理士が作成してくれます。
法人化を検討する際は税負担・社会保険費・事務負担の数年比較を行い、最適なタイミングと設計を示してくれます。
融資後は月次で資金繰り表を更新し、必要に応じて改善案も提示します。
結果として、無理のない借入と事業拡大判断をしやすくなります。
古物商で税理士の必要性と「依頼すべきタイミング」【個人・法人別】
※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
古物商で税理士をつけるかどうかは、結論事業規模と売上次第です。
仮に、現在1人規模でやっていて、売上自体も1000万円を切っており、それ以上増える予定やイメージがなく、今後も1人稼働で考えてるなら、極論税理士不要でも対応は可能です。(売上が大きくなった時だけにスポットで確定申告などを依頼するのは問題なし)
ただし、個人・法人それぞれ次の状況のいずれかに当てはまるなら早めに税理士に相談すべきです。
個人の場合(個人事業主・屋号のみ)
※↓の中でどれか1つでも該当する場合は税理士依頼推奨
- 月次で在庫評価が煩雑になった
※SKU数が増えた時など - 複数プラットフォームで販売を始め、入金突合が手に負えなくなった
- 年間売上・利益が急増して納税資金が心配になった
- 高額在庫(ブランド品等)を扱い始めた
※盗難品リスクや真贋の会計処理などで心配事を抱えてる
上記1つでも該当する状況になっているなら、税理士へ相談してみるのを推奨します。
おそらくこの記事を見てる人であれば、何らかのことで税務量などが増えてきてると思うため、その場合であっても一度相談してみると良いです。
反対に、税理士が不要なケースとしては年商が小さく、在庫回転が少ない、取引チャネルが1つだけで複雑さが低い場合などで困ってない場合は不要です。
スポットで確定申告だけ依頼、過去申告の点検のみで依頼することで充分だったりします。
法人の場合(株式会社・合同会社)
※↓の中でどれか1つでも該当する場合は税理士依頼推奨
- 原則税理士顧問必須
すでに法人している、もしくは法人化予定のある人はどんな状況であっても税理士必須です。
個人と違って、法人の場合税理士必須な理由は以下にまとめます。
法人が税理士必須な理由
- 法人税申告は複雑
- 役員報酬設計が重要
- 消費税の影響が大きい
法人で自己処理は、税務リスクがかなり高いです。もしもすでに法人なのにも関わらず税理士との顧問契約をしていない事業者の方は今すぐにでも税理士を探して下さい。
数年間でも税理士なしで決算処理してしまうのは危険です。
特に複数店舗や倉庫を持つ計画があるなら、設立前に税理士と収支シミュレーションを行うのが鉄則です。
融資で有利な決算書を作るためにも、税理士の早期参画は原則必須です。
古物商で計上できる経費代表例【注意点アリ】

古物商が経費計上できる項目例
- 仕入代金
- 仕入時の交通費・出張費
- 倉庫賃借料・保管費
- 梱包・発送費
- プラットフォーム手数料・決済手数料
- 修理・クリーニング費(商品再生コスト)
※原価に含めるか費用処理するか運用設計が必要 - 宣伝広告費
- 商品写真撮影費
- 減価償却(什器・車両・設備)
- 人件費・外注加工費
注意点(税務上チェックされやすい箇所)
- 仕入れの証憑
⇒現金での仕入れでも、誰から仕入れたかの記録(身元確認の証跡)を残すこと - 私的利用の区別
⇒事業と私用が混在する支出(通信費、車両維持費等)は合理的に按分して証拠を残す - 在庫評価の一貫性
⇒評価方法を期をまたいで変更する場合は理由を明確にし、税務上の説明ができるようにする - 修理費と原価の切り分け
⇒再生にかかったコストは原価に含めるのか、販売促進費とするのか統一した運用が必要 - 高額取引の出所確認
⇒高額品の仕入れや売上が頻発する場合、資金の出所・受取の経路を説明できる資料を用意する
古物商で経費計上される代表例は上記の通りです。(ただしそれぞれの扱いは税理士と確認推奨)
素人の自己判断で誤った経費計上をすると否認リスクがあるため、税理士の目を入れておくのが安心です。
古物商を副業や小規模で展開している方は、プライベートと合わさってしまいやすい部分もあるため、厳密に棲み分け(=按分)をしておくのが大切です。(棲み分け方法は税理士と相談することで長期的に安心感がある。最大7年間に渡って遡り調査があるため、早い段階で正しい計上をしておくべき)
素人判断だけで行うには中々細かく難しいことも多いので、プロの税理士へお願いするのが無難です。
特に在庫を計上しないことで利益が不自然に下げてしまうことは、素人判断でよくやりがちで、この場合の税務調査リスクは一気に上がってしまいますから。
まとめ
- すぐに古物商に強い税理士を探している方は、税理士紹介サイトを3社前後登録して、各社1~2人ずつ税理士紹介を受ける。料金・サポート内容・税理士との相性を比較でき、事前知識不要で角度の高い税理士との契約が可能。今後長く付き合ってくビジネスパートナーになるため、誰でも慎重かつ最短で見つけられる方法がこの方法になる。
- 古物商に精通している税理士を探す時は、6つのポイントを抑えて、探すことで失敗しない。
- 古物商で税理士へ依頼できる業務は複数ある。その中で特に希望のあるものは、税理士紹介担当エージェントや税理士へ事前に要望として挙げておく
- 税理士を必要とするタイミングは個人事業者規模や零細中小規模含む法人規模で異なるが、法人は原則顧問必須。
- 税理士を必要としない段階の副業・個人事業者規模の場合、計上できる経費を抑えておくと便利。
※ただし、個別、最終判断は専門家である税理士へ聞くことを強く推奨
開業して売上が少ない初めのうちから税理士を顧問する必要はありませんが、売上が増えたり、在庫が増え、入出金が複雑になってきたタイミングで依頼することをおすすめします。
また、今後従業員を拡大していき、資金調達の計画があるなら早いうちに税理士を顧問しておくと良いです。
以上が古物商での税理士必要性とタイミング、及び必要となった時に古物業界に強い税理士の探し方でした。
本文で書いた通り、物販・EC・在庫ビジネスに強い税理士を選ぶことも重要です。
「とりあえず安い税理士」ではなく、古物業界の構造を理解している税理士を選ぶべきです。
また、事業主が税務へ集中してしまうことは本業の足かせで、売上鈍化の原因となります。
毎月の顧問料を支払うことで、税務処理や節税を自己流でなく、プロにしっかりと聞けるわけですから、トータルで考えると本来は割安なのです。
税理士の顧問の検討、今はスポットで確定申告のみの依頼、など税理士とのコンタクトを検討している方はこの記事を参考にして頂き、税理士紹介サイトを活用して最適な税理士を探してみて下さい。
税理士紹介サイト!この4社を抑えておけば大丈夫▼
※↓の表は横へスクロールします。またはスマホを横にすると見やすいです。
| 税理士紹介サイト | 対応エリア | 対応内容 | 当メディア上からの反響 |
| 税理士ドットコム ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
ビスカス ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
| 日本税理士紹介ネットワーク (タックスコンシェルジュ) ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
税理士紹介エージェント ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
【登録優先度順】
※↓各税理士紹介サイトをタップ/クリックすると詳細解説項目まで飛べます。
※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
- 税理士ドットコム ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- ビスカス ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 税理士紹介エージェント ★
★は当サイト経由で人気税理士紹介サイトで、利用する人が多いです。
★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
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