この記事では保険業をしていて税理士を探している方に向けて、税理士を顧問する際の注意点やポイントを解説しています。税理士が必要か?についても解説しているので、顧問や確定申告、税理士の切り替えを検討している方は参考にしてみて下さい。
保険代理店の仕事は保険会社からの手数料収入・継続手数料・各種の付帯業務・スタッフの給与・教育研修・広告・事務所運営などが重なりやすく売上の形が単純ではないです。
保険業に強い税理士は申告書を作る人ではなく、保険の募集や媒介は役務の提供として整理が必要になるため、売上の見方を最初にきちんと分けられる税理士である必要があります
当記事では、保険業で失敗のしない税理士選びと探し方についてを詳しく解説しました。
【保険業向け】
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ということで、まずはすでに税理士を検討している、もしくは現在税理士と顧問契約中だけど切り替えを検討している人に向けて、保険業に強い税理士を紹介してくれる税理士紹介サイトから解説していきます。
基本的に知り合いやツテに保険業に強い税理士がいない人は誰でも最善の探す方法です。税理士依頼相場・顧問相場・依頼内容など含めて疑問・質問がある場合は調べるよりも先に税理士紹介サイト経由で直接聞くのが圧倒的に早いですし、正確です。(調べても業種・事業規模・依頼内容・時期に応じ、それぞれのケースで異なってくるためです)
経営・事業拡大に関する相談、顧問料・確定申告、決算などのスポット依頼での相場、税理士の見直しなど明確に検討している方は真っ先にチェックしてみて下さい。
目次
【★急ぎ★】保険業に強い税理士をすぐ探せる紹介サイト4選【確定申告・顧問契約どちらも可】
※まず、税理士への顧問料・依頼相場を知りたい人は、無料利用できる紹介サイトを活用して直接聞くのをおすすめします。(※依頼時期・依頼内容・規模感・エリア等によって依頼金額・顧問料が変わるからです。)

結論、税理士紹介サイトで探す時は、最低3社程度は同時登録推奨します。税理士事務所は、複数の税理士紹介サイトへ登録していないことがあるため、人気税理士紹介サイトへ複数依頼することで相性の良い税理士と漏れなくマッチできるからです。
(急ぎの人は↓の4社を登録してみるのをおすすめします)
※↓の表は横へスクロールします。またはスマホを横にすると見やすいです。
| 税理士紹介サイト | 対応エリア | 対応内容 | 当メディア上からの反響 |
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全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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【登録優先度順】
※↓各税理士紹介サイトをタップ/クリックすると詳細解説項目まで飛べます。
※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
- 税理士ドットコム ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- ビスカス ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 税理士紹介エージェント ★
★は当サイト経由で人気税理士紹介サイトで、利用する人が多いです。
★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
税理士を探す時に税理士紹介サイトを活用した方が良い理由と、税理士紹介サービスを使う時には複数社同時活用するのを推奨する話については↓で詳しく解説しているため、合わせてご参考にして頂ければと思います。
当メディアでの過去の統計を見ても、税理士紹介サイトを使って税理士を探す人の8割以上の方が、複数の税理士紹介サイトを同時に登録しており、そこから自分にとって最適な税理士との契約をされています。
顧問契約は特にですが、基本的に税理士は頻繁に変更するものではないので、手間を惜しまず、複数名の税理士と面談などをしてしっかり決めていくのをおすすめします。
比較せず、テキトーに決めてしまうと、契約後に「この税理士は何か馬が合わないし、仕事も雑だ。完全に選択を間違えた…」なんてことはよくある話なのです。
特に1番気になる依頼料・顧問料に関しては、業種・規模(売上・従業員数等)・時期により一概に「このくらい」とは言えません。
そのため、複数社紹介する各税理士の見積もりを聞いていけば忖度のない相場感の金額が見えてきます。(1社のみより2社、3社と複数社が良いのは、1社の都合に限らず、本当の平均依頼料が見えてくるためです)
依頼料・顧問料についての詳しい解説は「依頼・顧問料金に透明性がある」の項目で詳しく解説しています。
確定申告のスポット依頼であっても、来年、再来年も同じ税理士へお願いすることは多々あります。
長く付き合っていくからこそ、最初の税理士選びで失敗しないようにしっかりと比較し、1人へ絞っていくことが結果として遠回りのようで最短です。
税理士ドットコム
特徴
- 税理士紹介サイトで唯一の上場企業
(運営会社:弁護士ドットコム株式会社・東京証券取引所グロース市場に上場) - 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間対応で最短即日(土日祝日・夜間対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
- コスト削減、顧問料・依頼料の安い税理士を探すのが得意
(税理士報酬削減のプロフェッショナル。) - 土日や夜間の面談セッティングも可
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 6,600人以上〜
管理人のコメント

会社規模で言えば東証マザーズ(現:東証グロース市場)に上場してるため、1番規模が大きい気がします。
一言で言えば、安心できますね。
登録税理士数が多いのかどうかは数字だけみても正直わからない人が多いかもしれませんが、この数値は多いです。
税理士ドットコムの強みは、税理士報酬を安くすることです。
比較的費用を安く抑えたい小規模な会社や事業主は登録必須です。
料金よりも質にこだわりたい場合であっても、圧倒的な提携数を誇る税理士ドットコムの活用で厳選してもらえます。
ビスカス
ビスカス(税理士紹介センター)はコチラ▶▶
(※個人・個人事業者の方の依頼希望は問い合わせフォームの必須項目「御社名」欄には個人名(または個人事業者)もしくは屋号名を記載すれば大丈夫です。)
特徴
- 日本で初めて税理士紹介業を開始(老舗店として存在)
- 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能(※確定申告のみの依頼もおすすめ)
- 対応の幅が広い(低価格から高品質まで)
- 腕・品質の良い税理士紹介が得意
- 個人・法人問わず紹介実績が高い
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 3,000箇所の事務所が登録
管理人のコメント

腕・品質重視の税理士を希望するならトップクラスに頼りになる税理士紹介サイトです。
ビスカス(株式会社ビスカス)は日本初の税理士紹介業務を開始した実績があります。
個人的にも、真っ先にオススメできるサイトです。
知り合いでも利用してる人がいたくらいなんで、知名度も高いです。
迷ったら登録しておくと良いです。
昔から現在までトップクラスの人気を誇ってるため、税理士について相談したい人は登録しておけば失敗は少ないです。
税理士紹介エージェント
特徴
- 個人事業より中小企業向けに強い
※↑確定申告などのスポット依頼も可能だが、それよりも顧問契約に向けた税理士紹介に強い - コンサルタントが若い人からベテランまで網羅してる
- 24時間受付可能(土日祝日夜間対応)
- 顧問相場が明記されてるため、わかりやすい
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開
管理人のコメント

「3社登録しようと思ってるけどどうしよう?」なんて人は順番に登録しておけば自分にあった税理士と出会える可能性は高いです。
管理人もWEBフォームから申請し依頼しました。
理由は2つです。
真っ先に活用した理由↓
- 料金表が載っていてわかりやすい
- サイトの情報量が多く、理解しやすかった
普通、というか大体のサイトって「安くなる」とかは書いてますが、料金目安は書いてません。

引用元:税理士紹介エージェント
「税理士紹介エージェント」は格安などを売りにしていないところが、逆に好感を持てたというか。
管理人は「安かろう悪かろう」だと思ってるとこがあるため、少しくらい高くても質重視が良いかと思いました。
ホームページ上の情報も多いのも、わかりやすくてオススメ。
日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ)
特徴
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 登録後に紹介までが早い
- 成約お祝い金制度あり(※紹介税理士と成約したら、キャッシュバックされる)
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開(※他社と違って独自の税理士審査をしてるため、登録者数は他社より少なめ)
管理人のコメント

上記3社と比較すると規模小さめですが、実際に使ってみて対応が良かったです。
日本税理士紹介ネットワーク(運営:株式会社POLA-RIS)のポイントは2つです。
- 税理士の登録に独自審査がある
- 成約お祝い金制度がある
品質と還元を売りにしてますね。
お祝い金額は、税理士との契約次第なところだと思います。
ただ、他社にないメリットなので気になります。
独自審査がどの程度かわからないですが、質が良ければなおさら良いと思います。
登録しておいて比較するだけでも、全然ありですね。
現状、私はまだ登録してませんが、合う税理士が見つからなかったら登録予定です。
↑で紹介した3社よりマイナーよりの税理士紹介サイトなので、優先して選ぶ必要はないですが、気になる人はおすすめです。
「急ぎで税理士を見つけて相談したい!」なんて人は24時間対応している税理士紹介サイトへ相談すれば、即対応してくれる+保険業に強みを持っている税理士を、自分で1つずつ探す必要なく、紹介してくれます。当然、利用者側一切お金支払う必要なく、無料なので、相談ベースだけでも問題ないです。
近場に合致する税理士事務所がない場合も、遠隔対応で問題なければ全国の税理士事務所から自分に合う最適な税理士を瞬時に割り出してくれます。(今の時代オンライン面談、打ち合わせもできるため、必ずしも税理士が近くにいないとダメということはない)
ということで、税理士へのツテがない人、ツテがあっても保険業の事情に詳しくない税理士しか知らない人は、最短で1番相性の合う税理士を見つけられるので、ご参考と活用にしてみて下さい。
私も実際に税理士紹介サイトを利用して、顧問契約をしましたが、手間もほとんどなく本当に良かったです。
保険業に強い税理士の選び方【チェックポイント・面談で使える質問】

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
冒頭に書いた通り保険業は会計と税務の見方がかなり複雑な業種です。
保険業に強い税理士は申告書を作るだけでは足りず、売上の見方を最初にしっかりと分けられる税理士の必要があります。
そのことを踏まえて、上記7点を押さえた税理士を探していきます。
各項目で詳細を解説していくので、合わせて確認してみて下さい。
保険代理店・保険募集人の顧問実績がある
なぜ重要なのか
- 保険代理店は保険契約そのものではなく募集・媒介という役務の提供で収入を得るのが中心で、保険契約そのものは非課税でサービスの対価は原則課税の対象。売上区分の理解がない税理士だと、消費税の見方がずれやすくなるから。
面談で使える質問例
- 「保険代理店や保険募集人の顧問経験は何件ございますか?」
- 「生命保険と損害保険で、売上の見方は変えていきますか?」
- 「募集・媒介の手数料収入はどう管理されますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「保険代理店の顧問を複数件担当しています。手数料収入を月次で見ていきます」
※顧問経験の数は多いに越したことはありませんが、きっちり理解と仕事ができている場合には、現状顧問数が少なくても問題はないため、具体的に◯件以上ないとダメという基準はない。反対に件数が多くても抽象的な回答ばかりで、ダメな場合はダメなことがあるため
- 「保険契約そのものと、募集・媒介の対価を分けて整理します」
※ここまで提案して貰えると心強いです
面談の時に用意しておくと良いもの
- 直近の手数料収入一覧
- 保険会社ごとの入金明細
- 乗合代理店か専属代理店かが分かる資料
- 契約書や委託契約の写し
顧問実績がある税理士は単に数字を入れるだけでなく、代理店収入の流れまで見ます。
保険の販売は規制も多いので、会計だけでなく実務の流れも踏まえて話せるかが重要です。
面談の時には現場(実務)ならではの質問をぶつけていき税理士の反応を見ていくのをおすすめします。抽象的な回答が多い場合は別の税理士を探し直す方が良いです。
売上管理・手数料体系の違いを理解している
なぜ重要なのか
- 保険代理店の売上は初回手数料・継続手数料・成績連動報酬・紹介料など、契約ごとに受け取り方が違うことがあるため。売上の種類や算定基準が違うので、税理士が手数料体系を理解している必要がある。
※保険会社向けの監督指針では、代理店手数料の算出方法は委託契約に基づき決まるとされている
面談で使える質問例
- 「初回手数料と継続手数料をどう分けて管理されますか?」
- 「手数料の支払時期がズレる場合はどう記帳されますか?」
- 「保険会社ごとの入金管理はご対応頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「保険会社別、商品別、手数料の種類別に分けて管理します」
- 「入金ベースと発生ベースを突合して、月次で見ていきます」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 保険会社別の入金明細
- 手数料明細
- 成績連動報酬の資料
- 月次の売上一覧
手数料の種類が複数あると売上の見え方がぶれます。
ここを整理できる税理士なら、決算前に利益の着地をつかみやすくなります。
きっちり管理をしていくためにもこの辺りを理解している税理士を選ぶ必要があります。
消費税・簡易課税・非課税取引を正しく整理できる
なぜ重要なのか
- 保険代理店の募集・媒介は役務の提供としての性格が強く、保険そのものと代理店収入を分けて見る必要があるため。
※簡易課税では金融業および保険業は第5種事業でみなし仕入率は50%。保険は国税庁が非課税取引の例として示す「保険」に該当するが、保険代理店の売上がどこまで第5種に整理されるかは、取引実態を踏まえて確認必須
面談で使える質問例
- 「簡易課税と原則課税の有利不利をご試算頂けますか?」
- 「保険契約そのものと代理店手数料の区分はどう見ていきますか?」
- 「非課税と課税の売上が混ざる場合はどう整理されますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「売上構成と仕入構成を見て比較します」
- 「非課税の保険料そのものと、課税対象の役務を分けます」
- 「簡易課税の事業区分を前提に整理します」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 売上の内訳
- 取扱保険の種類
- インボイス登録状況
- 過去の消費税申告書
保険業は税務上の非課税と課税の切り分けが大事です。
税理士が「保険そのもの」と「媒介・募集の対価」を分けて説明できるかは面談で必ず確認したい点です。
ここが曖昧だと消費税の見通しがぶれやすくなります。
青色申告・帳簿保存・電子保存の運用を作れる
なぜ重要なのか
- 保険代理店や保険募集人でも事業所得として申告するなら、日々の取引を記帳し、帳簿や書類を保存する必要があるため。
※青色申告では正規の簿記で記帳していれば55万円、e-Taxまたは優良な電子帳簿保存の要件を満たせば65万円の控除が使える。保存期間は帳簿が7年、請求書や領収書などは原則7年
面談で使える質問例
- 「青色申告の65万円控除まで見据えてご対応頂けますか?」
- 「電子帳簿保存やe-Taxまでサポート頂けますか?」
- 「レシートや請求書の保存ルールも決めて頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「青色申告の要件を踏まえて、帳簿の形を整えます」
- 「e-Taxの流れまで一緒に作れます」
- 「保存ルールを決めて、後から探しやすいようにします」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 使っている会計ソフト
- 領収書の保管方法
- 過去の確定申告書
- 開業届や青色申告承認申請の有無
帳簿は作ることより続けられることが大事です。
保険代理店は細かい入金や資料が多くなりやすいので、最初に保存ルールを作れる税理士が向いています。
人件費・教育費・外注費を管理できる
なぜ重要なのか
- 保険代理店は営業スタッフ・事務・教育担当・外部委託のマーケティングなど人件費と外注費が増えやすいから。
※保険募集人に対しては、金融庁が情報提供義務、意向把握・確認義務、体制整備義務などを求めており、規模が大きい特定保険募集人には帳簿書類の備付けや事業報告書の作成・提出が必要。税務だけでなく運営コストも見られる税理士が心強い
面談で使える質問例
- 「スタッフの給与計算や年末調整までご対応頂けますか?」
- 「教育研修費や外注費はどう管理されますか?」
- 「規模が大きくなった場合の管理体制も見て頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「給与、年末調整、源泉の流れまで整理します」
- 「教育費と広告費、外注費を分けて月次で見ます」
- 「体制が大きくなっても対応できます」
面談の時に用意しておくと良いもの
- スタッフ構成
- 給与台帳
- 外注先一覧
- 研修や教育の支出資料
保険業は単に売るだけではなく、説明・確認・管理のコストが出ます。
税理士がそこを理解していると税金だけでなく運営の安定にもつながります。
資金繰り・融資・税務調査まで見られる
なぜ重要なのか
- 保険代理店は売上が手数料ベースなので入金のタイミングが保険会社ごとに違うことがあり、売上があっても現金が足りないことがあるため、資金繰りを見られる税理士が重要になる。
面談で使える質問例
- 「資金繰り表は作って頂けますか?」
- 「融資の相談や計画書の作成は頂けますか?」
- 「税務調査が来た時の対応経験はございますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「融資用の事業計画書と資金繰り表を作れます」
- 「対応経験あります。調査時の資料整理や修正申告まで対応しています」
面談の時に用意しておくと良いもの
- これまでの収支データ
- 借入予定があればその条件
- 保険会社別の入金サイクル資料
- 税務署に説明が必要になりそうな資料
保険代理店は売上が順調でも現金が先に細りやすいことがあります。
税理士が資金繰りと税務調査の両方を見られると、申告だけでなく経営の安定にもつながります。
依頼・顧問料金に透明性がある
税理士の主な料金一覧(オプションなども)
- 月額顧問料
※ここでどこまでの業務内容が含まれ、下記も含まれてるのか、別オプション料金なのかを要確認 - 確定申告料(法人は決算料金)
- 消費税申告追加費用
- 記帳代行費用
- 融資支援の成功報酬
面談で使える質問
- 「年間総額はいくらになりますか?」
- 「追加料金が発生するケースは?」
- 「売上が増えた場合の報酬変動は?」
理想な税理士の回答例
- 「月額顧問は記帳代行・月次試算表・税務相談込み。追加はCSV突合や調査立会などで別料金(目安を書面提示)です」
- 「売上基準で3ランクの料金テーブルを用意しており、書面で明示します」
「だいたいこのくらいですよ」は危険なので、必ず年間総額で提示できる税理士が理想です。
ここを曖昧にすると必ずと言っていいほど揉めることになります。
「月◯万円ですよ。」ではなく「月◯万円なので、年額の支払い総額は◯◯万円です。この総額には確定申告料(もしくは決算料)が含まれているのでこれだけです。万が一税務調査などが発生した場合には別途費用です。」と具体的かどうかも大切です。
こちら側が最後に料金表をしっかり受け取っておけば、税理士報酬で揉めることはほぼほぼなくなりますし、言った言わないのトラブルを防ぐことができます。
ちなみに、税理士への報酬(顧問料やスポット依頼料)が相場よりも、報酬が安すぎる場合は注意が必要です。
↓に掲載している動画上で安さで税理士を選ぶリスクを解説しているので合わせてチェックしておくと良いです。
税理士への支払いは安いだけリスクが高い話を解説▼
簡単に言うと「相場よりも明らかに安いと税理士は他の税理士よりも仕事を多く取る必要があり、それだけ仕事の質や対応が雑になる」わけです。
雑になる具体例は、決算資料、確定申告書類の計算間違えで、ケアレスミスが頻発することで、こちら側がしっかり内容を確認しないと必ず間違っていたりします。
この場合は事実とそぐわない申告となるため、税金の過払いならまだましで、過少申告の場合は追徴リスクも出るため割と重要です。
安すぎない報酬金額の判断基準は、各社が提示してきた報酬額の平均並前後の顧問料・スポット料金であれば健全な範囲と考えます。
(例として、どこの税理士も顧問料が月2~3万円と提示であれば安くても1.5万円~が限界目安で、5,000円で可能などは格安水準で避けても良いレベルです。そもそも月5,000円で税理士側が税務の仕事と責任を請け負うのは本来割に合わないためです。)
社会通念上の感覚を持って「その料金でここまで面倒な仕事且つ責任負ってできるのか?」というのを想像しながら料金と照らし合わせることで、自身も納得できるかが大切に思います。
しっかり仕事をしてくれる税理士は、仕事に自信があるため安請け合いはしませんし、あまりにも相場から逸脱していると相手からお断りされます。
裏を返すと格安は、その価格にしないと仕事の取れない税理士という見方もできるわけです。
顧問料・スポット依頼料の相場は、複数社の税理士紹介サイトで税理士を紹介してもらうことで「大体このくらいの顧問料(依頼料)になるのか」というのが見えてきます。
業種・時期・規模感によって金額はバラバラなので一概に判断はできませんが、各社の提示を比較していけばリアルな相場感が見えるのでご安心下さい。
保険業で税理士に依頼できる具体的な業務

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
初めて税理士を検討している方もいると思うので、保険業で税理士へ依頼できる業務内容をそれぞれ解説していきます。
保険業は一般業種と異なり業界特有の判断が多くなるため、素人管理では混乱しがちです。
税理士は単なる申告代行ではなく、事業拡大に伴う税務・資産・契約面でのリスク管理を含めた支援が重要です。特にお願いしたい業務があれば事前に税理士紹介担当や税理士へ伝えておくことで無駄なく迅速に選定が可能です。
記帳代行・経理サポート
依頼での成果
- 月次試算表
- 売上・経費の一覧表
- 資金繰りの見える化資料
税理士は保険代理店の毎月の手数料収入や経費を整理して、どこで利益が出ているかを見える形にします。
保険会社ごとの入金や継続手数料が混ざるため、記帳代行が入るだけでも経営判断がしやすくなります。
現状、記帳・経理が面倒に感じていたり、複雑になって困っている人は税理士へ依頼するのをおすすめします。
売上管理の整理
依頼での成果
- 保険会社別売上一覧
- 継続手数料管理表
- 月次の売上推移レポート
税理士は初回手数料・継続手数料・成績連動報酬などを分けて見えるようにしていきます。
入金サイクルのズレがあっても売上がどこから入ったかを整理しておけば、利益の見方がぶれにくくなります。
売上をきっちり管理していきたい人は税理士へ売上管理の相談をすると良いです。
確定申告・決算・消費税対応
依頼での成果
- 確定申告書または法人決算書
- 消費税申告書
- 税額シミュレーション表
税理士は1年分の売上と経費をまとめて、確定申告や決算書を作成します。
保険業では非課税の保険契約と課税対象の募集・媒介の対価を分けて、消費税の判断を先にしておくことが大切です。
納税金額をきっちりしたい、納税額を事前に把握しておきたい人は、税理士へ依頼しておくべきです。
人件費・教育費・外注費の処理
依頼での成果
- 給与関連資料
- 外注費管理表
- 教育研修費の整理表
税理士は社員の給与や年末調整だけでなく、教育研修費、広告費、外注費も整理します。
誰にどう払うかを事前に整理しておくと、税務処理がぶれにくくなります。
素人判断で仕分けると後で面倒なことにになりかねないため、早めに税理士へ相談しておくとよいです。
節税対策の提案
依頼での成果
- 節税提案書
- 納税予測表
- 使える制度の整理表
税理士は保険代理店の利益がどれくらい出そうかを見ながら、無理のない節税方法を提案します。
例えば、青色申告の控除、設備投資の時期、必要経費の整理、納税資金の積立などです。
その他にも個人・法人・役員含めた各種共済の加入により、繰り延べ節税も可能で、掛け金額含めて提案してくれます。
※各種共済…小規模企業共済・倒産防止共済など
「しっかり納税して手元にお金を残しましょう!」しか言わない税理士は、基本的に面倒だから節税提案をしない自分本位な考えと言えます。
上手に繰り延べ節税などを使いこなすことで、最終的に残せる資金を戦略的に多くできる方法は実際にあるため、「男気納税!」な税理士の場合は一旦保留にしましょう。
税務調査対応
依頼での成果
- 税務調査の対応資料
- 修正申告の方針メモ
- 過去申告のリスク一覧
税理士は税務署から調査や問い合わせが来たときに対応してくれます。
保険業では売上区分・外注・経費の記録が重要なので、会計資料と実際の運営をつなげて説明できるようにしておくことが大切です。
もしも「税務調査が入るかもしれない」「税務調査の連絡がきた」なんて人は、急いで税理士へ相談することをおすすめします。
結果的に税理士は事前準備をしっかりしてくれるため、安心できる味方となります。
※事前準備…過去の申告で不適切な部分がなかったかどうかのチェック、税務調査立ち会い時の注意点など
融資・資金繰り・事業計画作成支援
依頼での成果
- 事業計画書
- 資金繰り表
- 借入や拡大の比較資料
税理士は拠点拡大・採用・システム導入のための資金計画を作ってくれます。
保険代理店は手数料の入金ズレが出やすいので、資金繰りを見える化しておくことが大切です。
将来的に、もしくは近いうちに融資計画や設備投資を検討している方は、融資コンサルタントに依頼するのではなく1番のお金のプロである税理士へ相談してみるのを強く推奨します。
保険業で税理士の必要性と必要なタイミング【個人事業・法人別】
個人事業・法人によって税理士を付けるかどうかの判断は微妙に変わってきますが、結局のところ事業規模と売上次第です。
仮に売上収入自体も1000万円を切っており小規模展開していて、それ以上増える予定やイメージがない場合は、極論税理士不要でも対応は可能です。(売上が大きくなった時だけにスポットで確定申告などを依頼するのは問題なし)
ただし、個人・法人それぞれ次の状況のいずれかに当てはまるなら早めに税理士に相談すべきです。
個人事業主の場合
※↓の中でどれか1つでも該当する場合は税理士依頼推奨
- 保険会社別、商品別の手数料収入が増えてきた
- 青色申告を使って控除や帳簿整備をきちんと活かしたい
- インボイスや消費税の区分に迷い始めた
- スタッフや外注が増えて、給与や支払処理が複雑になってきた
- 事務所や広告、教育費の按分が必要になってきた
- 手数料の入金時期がバラバラで資金繰りを見たい
個人の保険業は最初から税理士が必須とは限りませんが、売上やスタッフ、手数料体系が複雑になってきたら早めに相談した方が楽です。
青色申告では帳簿と保存が前提で、保険代理店のように入金と計上がズレやすい業態ほど、記帳の仕組みづくりが重要です。
法人の場合
※↓の中でどれか1つでも該当する場合は税理士依頼推奨
- 原則、開業当初から税理士顧問必須
どんな状況であっても法人であれば、税理士との顧問契約必須です。
法人の保険業は個人事業よりも税務と会計の論点が増えます。
決算、法人税、消費税、給与、外注、資金繰りが同時に動くので、税理士なしで回すとミスや見落としが出やすくなります。
月次で数字を見ながら経営判断できる税理士がいると、代理店の拡大や人員配置のタイミングも決めやすくなります。
保険業で計上できる経費例

経費として計上しやすいもの
- 事務所家賃、共益費、水道光熱費
- 通信費、インターネット回線、保険募集支援システム利用料
- 広告宣伝費、Web広告、チラシ、看板
- 交通費、出張費、打合せ費
- パソコン、周辺機器、事務用品
- 研修費、教育費、資格維持関連の費用
- 外注費、業務委託費
- スタッフの給与、賞与、法定福利費
- 税理士報酬、専門家報酬
- 金融機関からの借入条件に伴う一定の保険料が必要経費に当たる場合の保険料
注意点
- 10万円以上の設備は、金額によって減価償却や一括償却資産、少額減価償却資産の特例を確認する必要がある。
- 事業用固定資産の取得に伴い締結した掛け捨ての生命保険契約の保険料は、事業所得の必要経費になる場合がある。
- 家賃や通信費のように私用と混ざるものは、事業で使う割合だけを経費にする。
- インボイス制度では、帳簿と適格請求書等の保存が仕入税額控除の要件になる。
- 青色申告では、帳簿と書類を一定期間保存する必要がある。
保険業で経費計上される代表例は上記の通りです。(ただしそれぞれの扱いは税理士と確認推奨)
素人の自己判断で誤った経費計上をすると否認リスクがあるため、税理士の目を入れておくのが安心です。
保険業を小規模で展開している方は、プライベートと合わさってしまいやすい部分もあるため、厳密に棲み分け(=按分)をしておくのが大切です。
※棲み分け方法は税理士と相談することで長期的に安心感がある。最大7年間に渡って遡り調査があるため、早い段階で正しい計上をしておくべき
素人判断だけで行うには中々細かく難しいことも多いので、プロの税理士へお願いするのが無難です。
まとめ
- すぐに保険業に強い税理士を探している方は、税理士紹介サイトを3社前後登録して、各社1~2人ずつ税理士紹介を受ける。料金・サポート内容・税理士との相性を比較でき、事前知識不要で角度の高い税理士との契約が可能。今後長く付き合ってくビジネスパートナーになるため、誰でも慎重かつ最短で見つけられる方法がこの方法になる。
- 保険業に精通している税理士を探す時は、6つのポイントを抑えて、探すことで失敗しない。
- 保険業で税理士へ依頼できる業務は複数ある。その中で特に希望のあるものは、税理士紹介担当エージェントや税理士へ事前に要望として挙げておく
- 税理士を必要とするタイミングは個人事業者規模や零細中小規模含む法人規模で異なるが、法人は原則顧問必須。
- 税理士を必要としない段階の副業・個人事業者規模の場合、計上できる経費を抑えておくと便利。
※ただし、個別、最終判断は専門家である税理士へ聞くことを強く推奨
開業して売上が少ない初めのうちから税理士を顧問する必要はないと思われがちですが、税理士は原則付けるようにして下さい。売上が増えたり入出金が複雑になってきたタイミングの前に依頼することを推奨しています。
また、今後従業員の雇用を拡大していき、資金調達の計画があるなら早いうちに税理士を顧問しておくと良いです。
以上が保険業での税理士必要性とタイミング、及び必要となった時に保険業に強い税理士の探し方でした。
「とりあえず安い税理士」ではなく、保険業の構造を理解している税理士を選ぶべきです。
また、事業主が税務へ集中してしまうことは本業の足かせで、売上鈍化の原因となります。
毎月の顧問料を支払うことで、税務処理や節税を自己流でなく、プロにしっかりと聞けるわけですから、トータルで考えると本来は割安なのです。
税理士の顧問の検討、今はスポットで確定申告のみの依頼、など税理士とのコンタクトを検討している方はこの記事を参考にして頂き、税理士紹介サイトを活用して最適な税理士を探してみて下さい。
税理士紹介サイト!この4社を抑えておけば大丈夫▼
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※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
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- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
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★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
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