この記事ではネット通販をしていて税理士を探している方に向けて、税理士を顧問する際の注意点やポイントを解説しています。税理士が必要か?についても解説しているので、顧問や確定申告、税理士の切り替えを検討している方は参考にしてみて下さい。
ネット通販は、Amazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモールを利用する方法から、自社ECサイト・フリマアプリなどを活用する方法まで、さまざまな販売形態があります。
税務や経理だけでなく、ネット通販の仕組みや在庫、仕入れ、販売手数料、資金繰りまで理解している税理士を選ぶ必要があります
当記事では、ネット通販業で失敗のしない税理士選びと探し方についてを詳しく解説しました。
【ネット通販向け】
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ということで、まずはすでに税理士を検討している、もしくは現在税理士と顧問契約中だけど切り替えを検討している人に向けて、ネット通販に強い税理士を紹介してくれる税理士紹介サイトから解説していきます。
基本的に知り合いやツテにネット通販に強い税理士がいない人は誰でも最善の探す方法です。税理士依頼相場・顧問相場・依頼内容など含めて疑問・質問がある場合は調べるよりも先に税理士紹介サイト経由で直接聞くのが圧倒的に早いですし、正確です。(調べても業種・事業規模・依頼内容・時期に応じ、それぞれのケースで異なってくるためです)
経営・事業拡大に関する相談、顧問料・確定申告、決算などのスポット依頼での相場、税理士の見直しなど明確に検討している方は真っ先にチェックしてみて下さい。
目次
【★急ぎ★】ネット通販に強い税理士をすぐ探せる紹介サイト4選【確定申告・顧問契約どちらも可】
※まず、税理士への顧問料・依頼相場を知りたい人は、無料利用できる紹介サイトを活用して直接聞くのをおすすめします。(※依頼時期・依頼内容・規模感・エリア等によって依頼金額・顧問料が変わるからです。)

結論、税理士紹介サイトで探す時は、最低3社程度は同時登録推奨します。税理士事務所は、複数の税理士紹介サイトへ登録していないことがあるため、人気税理士紹介サイトへ複数依頼することで相性の良い税理士と漏れなくマッチできるからです。
(急ぎの人は↓の4社を登録してみるのをおすすめします)
※↓の表は横へスクロールします。またはスマホを横にすると見やすいです。
| 税理士紹介サイト | 対応エリア | 対応内容 | 当メディア上からの反響 |
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全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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【登録優先度順】
※↓各税理士紹介サイトをタップ/クリックすると詳細解説項目まで飛べます。
※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
- 税理士ドットコム ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- ビスカス ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 税理士紹介エージェント ★
★は当サイト経由で人気税理士紹介サイトで、利用する人が多いです。
★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
税理士を探す時に税理士紹介サイトを活用した方が良い理由と、税理士紹介サービスを使う時には複数社同時活用するのを推奨する話については↓で詳しく解説しているため、合わせてご参考にして頂ければと思います。
当メディアでの過去の統計を見ても、税理士紹介サイトを使って税理士を探す人の8割以上の方が、複数の税理士紹介サイトを同時に登録しており、そこから自分にとって最適な税理士との契約をされています。
顧問契約は特にですが、基本的に税理士は頻繁に変更するものではないので、手間を惜しまず、複数名の税理士と面談などをしてしっかり決めていくのをおすすめします。
比較せず、テキトーに決めてしまうと、契約後に「この税理士は何か馬が合わないし、仕事も雑だ。完全に選択を間違えた…」なんてことはよくある話なのです。
特に1番気になる依頼料・顧問料に関しては、業種・規模(売上・従業員数等)・時期により一概に「このくらい」とは言えません。
そのため、複数社紹介する各税理士の見積もりを聞いていけば忖度のない相場感の金額が見えてきます。(1社のみより2社、3社と複数社が良いのは、1社の都合に限らず、本当の平均依頼料が見えてくるためです)
依頼料・顧問料についての詳しい解説は「依頼・顧問料金に透明性がある」の項目で詳しく解説しています。
確定申告のスポット依頼であっても、来年、再来年も同じ税理士へお願いすることは多々あります。
長く付き合っていくからこそ、最初の税理士選びで失敗しないようにしっかりと比較し、1人へ絞っていくことが結果として遠回りのようで最短です。
税理士ドットコム
特徴
- 税理士紹介サイトで唯一の上場企業
(運営会社:弁護士ドットコム株式会社・東京証券取引所グロース市場に上場) - 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間対応で最短即日(土日祝日・夜間対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
- コスト削減、顧問料・依頼料の安い税理士を探すのが得意
(税理士報酬削減のプロフェッショナル。) - 土日や夜間の面談セッティングも可
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 6,600人以上〜
管理人のコメント

会社規模で言えば東証マザーズ(現:東証グロース市場)に上場してるため、1番規模が大きい気がします。
一言で言えば、安心できますね。
登録税理士数が多いのかどうかは数字だけみても正直わからない人が多いかもしれませんが、この数値は多いです。
税理士ドットコムの強みは、税理士報酬を安くすることです。
比較的費用を安く抑えたい小規模な会社や事業主は登録必須です。
料金よりも質にこだわりたい場合であっても、圧倒的な提携数を誇る税理士ドットコムの活用で厳選してもらえます。
ビスカス
ビスカス(税理士紹介センター)はコチラ▶▶
(※個人・個人事業者の方の依頼希望は問い合わせフォームの必須項目「御社名」欄には個人名(または個人事業者)もしくは屋号名を記載すれば大丈夫です。)
特徴
- 日本で初めて税理士紹介業を開始(老舗店として存在)
- 確定申告・年一決算なども積極的に対応可能
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能(※確定申告のみの依頼もおすすめ)
- 対応の幅が広い(低価格から高品質まで)
- 腕・品質の良い税理士紹介が得意
- 個人・法人問わず紹介実績が高い
- 初めての利用もしやすい
※開業したてや副業の人の相談でも安心
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 3,000箇所の事務所が登録
管理人のコメント

腕・品質重視の税理士を希望するならトップクラスに頼りになる税理士紹介サイトです。
ビスカス(株式会社ビスカス)は日本初の税理士紹介業務を開始した実績があります。
個人的にも、真っ先にオススメできるサイトです。
知り合いでも利用してる人がいたくらいなんで、知名度も高いです。
迷ったら登録しておくと良いです。
昔から現在までトップクラスの人気を誇ってるため、税理士について相談したい人は登録しておけば失敗は少ないです。
税理士紹介エージェント
特徴
- 個人事業より中小企業向けに強い
※↑確定申告などのスポット依頼も可能だが、それよりも顧問契約に向けた税理士紹介に強い - コンサルタントが若い人からベテランまで網羅してる
- 24時間受付可能(土日祝日夜間対応)
- 顧問相場が明記されてるため、わかりやすい
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開
管理人のコメント

「3社登録しようと思ってるけどどうしよう?」なんて人は順番に登録しておけば自分にあった税理士と出会える可能性は高いです。
管理人もWEBフォームから申請し依頼しました。
理由は2つです。
真っ先に活用した理由↓
- 料金表が載っていてわかりやすい
- サイトの情報量が多く、理解しやすかった
普通、というか大体のサイトって「安くなる」とかは書いてますが、料金目安は書いてません。

引用元:税理士紹介エージェント
「税理士紹介エージェント」は格安などを売りにしていないところが、逆に好感を持てたというか。
管理人は「安かろう悪かろう」だと思ってるとこがあるため、少しくらい高くても質重視が良いかと思いました。
ホームページ上の情報も多いのも、わかりやすくてオススメ。
日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ)
特徴
- 税理士は登録に独自の審査を合格している(※税理士は審査に通らないと登録不可)
- 登録後に紹介までが早い
- 成約お祝い金制度あり(※紹介税理士と成約したら、キャッシュバックされる)
- 24時間受付可能(土日祝日対応)
- 初めてもOK
- 相続税相談・不動産売却含むスポット依頼も対応可能
対応地域
- 全国対応OK
登録税理士
- 非公開(※他社と違って独自の税理士審査をしてるため、登録者数は他社より少なめ)
管理人のコメント

上記3社と比較すると規模小さめですが、実際に使ってみて対応が良かったです。
日本税理士紹介ネットワーク(運営:株式会社POLA-RIS)のポイントは2つです。
- 税理士の登録に独自審査がある
- 成約お祝い金制度がある
品質と還元を売りにしてますね。
お祝い金額は、税理士との契約次第なところだと思います。
ただ、他社にないメリットなので気になります。
独自審査がどの程度かわからないですが、質が良ければなおさら良いと思います。
登録しておいて比較するだけでも、全然ありですね。
現状、私はまだ登録してませんが、合う税理士が見つからなかったら登録予定です。
↑で紹介した3社よりマイナーよりの税理士紹介サイトなので、優先して選ぶ必要はないですが、気になる人はおすすめです。
「急ぎで税理士を見つけて相談したい!」なんて人は24時間対応している税理士紹介サイトへ相談すれば、即対応してくれる+ネット通販に強みを持っている税理士を、自分で1つずつ探す必要なく、紹介してくれます。当然、利用者側一切お金支払う必要なく、無料なので、相談ベースだけでも問題ないです。
近場に合致する税理士事務所がない場合も、遠隔対応で問題なければ全国の税理士事務所から自分に合う最適な税理士を瞬時に割り出してくれます。(今の時代オンライン面談、打ち合わせもできるため、必ずしも税理士が近くにいないとダメということはない)
ということで、税理士へのツテがない人、ツテがあってもネット通販の事情に詳しくない税理士しか知らない人は、最短で1番相性の合う税理士を見つけられるので、ご参考と活用にしてみて下さい。
私も実際に税理士紹介サイトを利用して、顧問契約をしましたが、手間もほとんどなく本当に良かったです。
ネット通販に強い税理士の選び方【チェックポイント・面談で使える質問】

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
冒頭に書いた通りネット通販は会計と税務の見方がかなり複雑な業種です。
ネット通販に強い税理士は申告書を作るだけでは足りず、資金繰りや経営改善まで相談できる税理士の必要があります。
そのことを踏まえて、上記6点を押さえた税理士を探していきます。
各項目で詳細を解説していくので、合わせて確認してみて下さい。
ネット通販・EC事業の会計や税務に詳しい
なぜ重要なのか
- ネット通販は一般的なサービス業とは違い、商品の仕入れから販売、在庫、発送、入金まで多くの取引が発生するため。ネット通販の実務に詳しい税理士であれば、売上だけでなく、仕入れや各種手数料まで含めた利益管理について相談可能。
面談で使える質問例
- 「ネット通販事業者の顧問経験はございますか?」
- 「Amazonや楽天市場などのECモールを利用する事業者を担当されたことはございますか?」
- 「複数の販売サイトを利用している場合でもご対応頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「ネット通販事業者の顧問実績があります」
※顧問経験の数は多いに越したことはありませんが、きっちり理解と仕事ができている場合には、現状顧問数が少なくても問題はないため、具体的に◯件以上ないとダメという基準はない。反対に件数が多くても抽象的な回答ばかりで、ダメな場合はダメなことがあるため
- 「ECモールを利用している顧問先があります」
※ここまで提案して貰えると心強いです - 「複数の販売チャネルをまとめた会計管理にも対応しています」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 売上一覧
- 仕入一覧
- ECモールの売上資料
- 経費一覧
- 確定申告書・決算書
税理士を選ぶときは「ネット通販を担当したことがある」という一言だけで判断するのではなく、どこまで実務を理解しているかを確認しましょう。
特に、ECモールからの入金額だけを見て売上を判断していないか、販売手数料や広告費まで含めて利益を把握できるかは重要なポイントです。
面談の時には現場(実務)ならではの質問をぶつけていき税理士の反応を見ていくのをおすすめします。抽象的な回答が多い場合は別の税理士を探し直す方が良いです。
商品在庫や棚卸しの管理に詳しい
なぜ重要なのか
- ネット通販では仕入れた商品がすべて年内に売れるとは限らず、年末時点で売れ残っている商品があれば、その在庫を正確に把握する必要があるため。
※特に商品数が多いネット通販では、在庫管理が不十分だと、本当の利益が分からなくなる可能性がある
面談で使える質問例
- 「ネット通販の棚卸しについてもご対応頂けますか?」
「商品数が多い場合の在庫管理方法をご相談できますか?」
「倉庫会社に預けている商品も管理頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「年末の棚卸しまで確認しています」
- 「在庫管理システムとの連携についても相談できます」
- 「外部倉庫の在庫についても資料を確認します」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 商品在庫一覧
- 棚卸表
- 仕入伝票
- 在庫管理システムのデータ
ネット通販では、売上を増やすために大量の商品を仕入れることがあります。
しかし、在庫を抱えすぎると資金が商品に固定され、次の仕入れ資金が不足することもあります。
税理士に在庫と利益を定期的に確認してもらえば、売れ筋商品の仕入れや不良在庫の整理など、経営判断にも活用できます。
きっちり管理をしていくためにもこの辺りを理解している税理士を選ぶ必要があります。
ECモールの販売手数料・決済手数料に詳しい
なぜ重要なのか
- ネット通販では販売先によってさまざまな手数料が発生し、実際の入金額はこれらの手数料が差し引かれた後の金額になることもある。「通帳に入った金額=売上」と単純に考えると正確な利益が分からなくなるため、精通している税理士を選ぶ必要がある。
面談で使える質問例
- 「ECモールの販売手数料はどのように処理したら良いでしょうか?」
- 「決済手数料も含めて利益を分析頂けますか?」
- 「複数のECモールを利用している場合でもご対応頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「売上と手数料を区分して管理しています」
- 「モールごとの利益も確認できます」
- 「決済サービスの明細も会計処理に反映します」
面談の時に用意しておくと良いもの
- ECモールの売上明細
- 入金明細
- 手数料明細
- 決済サービスの明細
ネット通販では売上高だけを見るのではなく、「手数料を差し引いた後にいくら利益が残るのか」を把握することが重要です。
特に複数の販売サイトを使っている場合は、販売先ごとの利益率を比較できる税理士だと、経営改善にもつなげやすくなります。
消費税・インボイス制度に詳しい
なぜ重要なのか
- ネット通販の売上が大きくなると、消費税について検討する必要が出てくるため。また国内の仕入先や法人取引などが増えた場合には、インボイス制度について確認が必要になるケースもある。
面談で使える質問例
- 「ネット通販の消費税申告にもご対応頂けますか?」
- 「インボイス制度についてご相談できますか?」
- 「仕入先との取引についても確認して頂けますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「EC事業者の消費税申告に対応しています」
- 「インボイス制度についてもサポートしています」
- 「売上・仕入れの状況を確認して適切な処理をご案内します」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 売上一覧
- 仕入一覧
- 請求書
- 消費税申告書
- 主要な取引先一覧
ネット通販は仕入れ金額が大きくなるケースもあるため、消費税についても早い段階から税理士へ相談しておくと安心です。
単に申告を代行してもらうだけではなく、納税額や今後の事業規模まで踏まえてアドバイスしてもらえるか確認しましょう。
資金繰り・事業拡大まで相談できる
なぜ重要なのか
- ネット通販は商品を販売する前に仕入れ資金を支払う必要があり、売上が増えている会社でも仕入れを増やした結果、手元資金が不足することがあるため。
※特に売上拡大のために在庫を増やす場合は、利益だけでなくキャッシュフローも管理することが重要
面談で使える質問例
- 「ネット通販の資金繰りについてご相談頂けますか?」
- 「仕入れ資金の融資についてもサポート頂けますか?」
- 「売上を伸ばすための設備投資についてご相談できますか?」
期待できる税理士の回答例
- 「EC事業者の資金繰りもサポートしています」
- 「金融機関向けの試算表や事業計画書の作成を支援しています」
- 「在庫を増やした場合の資金への影響もシミュレーションします」
面談の時に用意しておくと良いもの
- 月次試算表
- 売上推移
- 在庫一覧
- 預金残高
- 借入金一覧
- 今後の仕入れ計画
ネット通販では、「売上を増やすこと」と「現金を残すこと」のバランスが重要です。
税理士に利益だけでなく在庫や資金繰りまで確認してもらうことで、無理のない仕入れや事業拡大を進められます。
依頼・顧問料金に透明性がある
税理士の主な料金一覧(オプションなども)
- 月額顧問料
※ここでどこまでの業務内容が含まれ、下記も含まれてるのか、別オプション料金なのかを要確認 - 確定申告料(法人は決算料金)
- 消費税申告追加費用
- 記帳代行費用
- 融資支援の成功報酬
面談で使える質問
- 「年間総額はいくらになりますか?」
- 「追加料金が発生するケースは?」
- 「売上が増えた場合の報酬変動は?」
理想な税理士の回答例
- 「月額顧問は記帳代行・月次試算表・税務相談込み。追加はCSV突合や調査立会などで別料金(目安を書面提示)です」
- 「売上基準で3ランクの料金テーブルを用意しており、書面で明示します」
「だいたいこのくらいですよ」は危険なので、必ず年間総額で提示できる税理士が理想です。
ここを曖昧にすると必ずと言っていいほど揉めることになります。
「月◯万円ですよ。」ではなく「月◯万円なので、年額の支払い総額は◯◯万円です。この総額には確定申告料(もしくは決算料)が含まれているのでこれだけです。万が一税務調査などが発生した場合には別途費用です。」と具体的かどうかも大切です。
こちら側が最後に料金表をしっかり受け取っておけば、税理士報酬で揉めることはほぼほぼなくなりますし、言った言わないのトラブルを防ぐことができます。
ちなみに、税理士への報酬(顧問料やスポット依頼料)が相場よりも、報酬が安すぎる場合は注意が必要です。
↓に掲載している動画上で安さで税理士を選ぶリスクを解説しているので合わせてチェックしておくと良いです。
税理士への支払いは安いだけリスクが高い話を解説▼
簡単に言うと「相場よりも明らかに安いと税理士は他の税理士よりも仕事を多く取る必要があり、それだけ仕事の質や対応が雑になる」わけです。
雑になる具体例は、決算資料、確定申告書類の計算間違えで、ケアレスミスが頻発することで、こちら側がしっかり内容を確認しないと必ず間違っていたりします。
この場合は事実とそぐわない申告となるため、税金の過払いならまだましで、過少申告の場合は追徴リスクも出るため割と重要です。
安すぎない報酬金額の判断基準は、各社が提示してきた報酬額の平均並前後の顧問料・スポット料金であれば健全な範囲と考えます。
(例として、どこの税理士も顧問料が月2~3万円と提示であれば安くても1.5万円~が限界目安で、5,000円で可能などは格安水準で避けても良いレベルです。そもそも月5,000円で税理士側が税務の仕事と責任を請け負うのは本来割に合わないためです。)
社会通念上の感覚を持って「その料金でここまで面倒な仕事且つ責任負ってできるのか?」というのを想像しながら料金と照らし合わせることで、自身も納得できるかが大切に思います。
しっかり仕事をしてくれる税理士は、仕事に自信があるため安請け合いはしませんし、あまりにも相場から逸脱していると相手からお断りされます。
裏を返すと格安は、その価格にしないと仕事の取れない税理士という見方もできるわけです。
顧問料・スポット依頼料の相場は、複数社の税理士紹介サイトで税理士を紹介してもらうことで「大体このくらいの顧問料(依頼料)になるのか」というのが見えてきます。
業種・時期・規模感によって金額はバラバラなので一概に判断はできませんが、各社の提示を比較していけばリアルな相場感が見えるのでご安心下さい。
ネット通販で税理士に依頼できる具体的な業務

※↓の各項目へタップ・クリックすると詳細まで移動できます。
初めて税理士を検討している方もいると思うので、ネット通販で税理士へ依頼できる業務内容をそれぞれ解説していきます。
ネット通販は一般業種と異なり業界特有の判断が多くなるため、素人管理では混乱しがちです。
税理士は単なる申告代行ではなく、事業拡大に伴う税務・資産・契約面でのリスク管理を含めた支援が重要です。特にお願いしたい業務があれば事前に税理士紹介担当や税理士へ伝えておくことで無駄なく迅速に選定が可能です。
記帳代行・経理業務の効率化
依頼での成果
- 会計帳簿
- 試算表
- 月次損益レポート
ネット通販では、販売件数が増えるほど売上や仕入れ、販売手数料、決済手数料、送料などの取引も増えていきます。
複数のECモールを利用している場合は、それぞれの売上資料を確認する必要もあるため、経理業務の負担は大きくなります。
税理士へ記帳代行を依頼することで、日々の会計入力にかかる時間を減らしながら、毎月の利益や経営状況を把握できます。
本業である商品仕入れや販売、商品開発、広告運用などに集中できることも大きなメリットです。
現状、記帳・経理が面倒に感じていたり、複雑になって困っている人は税理士へ依頼するのをおすすめします。
確定申告・法人決算・各種税務申告
依頼での成果
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 法人税申告書
- 消費税申告書
個人事業主としてネット通販を行っている場合は、所得を正確に計算して確定申告を行う必要があります。
ネット通販では、売上だけでなく仕入れや在庫、販売手数料、送料などを適切に整理する必要があるため、自分で申告する負担も大きくなりがちです。
法人であれば、法人税や消費税などの申告も必要になります。
税理士へ依頼することで、日々の帳簿から決算・確定申告まで一貫してサポートしてもらえます。
法人決算・申告をきっちり管理していきたい人は税理士へ相談をすると良いです。
消費税・インボイス制度への対応
依頼での成果
- 消費税申告書
- インボイス登録に関する相談
- 納税額シミュレーション
ネット通販では、国内仕入れ、海外仕入れ、法人取引など、さまざまな取引が発生することがあります。
事業規模が大きくなれば消費税の申告が必要になるケースもあるため、早めに税理士へ相談しておくと安心です。
また、インボイス制度についても、自社の登録状況や仕入先との取引内容を踏まえて適切に対応する必要があります。
税理士へ依頼すれば、制度への対応だけでなく、納税額の試算や今後の売上を踏まえた資金計画についても相談できます。
納税金額をきっちりしたい、納税額を事前に把握しておきたい人は、税理士へ依頼しておくべきです。
在庫管理・棚卸し・商品別の利益分析
依頼での成果
- 棚卸表
- 月次損益レポート
- 商品別・販売先別の収益分析資料
ネット通販では、商品を大量に仕入れて販売するケースもあるため、在庫管理が重要になります。
税理士へ依頼すれば、決算時の棚卸しだけでなく、毎月の在庫金額や商品別の利益について確認できます。
例えば、Amazonでは利益が出ているものの、自社ECサイトでは広告費が多く利益が少ない、といった販売チャネルごとの違いも分析できます。
数字をもとに仕入れや販売方法を見直すことで、より利益を残しやすいネット通販経営につなげられます。
素人判断で管理すると後で面倒なことにになりかねないため、早めに税理士へ相談しておくとよいです。
税務調査への対応・過去申告の見直し
依頼での成果
- 税務調査の立会い
- 修正申告書・更正の請求書類
- 税務署への説明資料
ネット通販では、売上計上、仕入れ、在庫、販売手数料、広告費など、多くの取引について確認される可能性があります。
税理士へ依頼していれば、調査前の資料整理から税務署への説明、調査当日の立会いまでサポートを受けられます。
また、過去の申告内容に誤りがあった場合も、修正申告など必要な手続きを適切に進めてもらえます。
ECモールの売上データや決済サービスの明細など、ネット通販特有の資料についても、日頃から整理しておくことが大切です。
また「税務調査が入るかもしれない」「税務調査の連絡がきた」なんて人も、税理士へ相談することをおすすめします。
毎月の数字を確認した上で、税理士は事前準備をしっかりしてくれるため、安心できる味方となります。
※事前準備…過去の申告で不適切な部分がなかったかどうかのチェック、税務調査立ち会い時の注意点など
節税対策・資金繰り・法人化の相談
依頼での成果
- 節税シミュレーション
- 資金繰り表
- 法人化シミュレーション
- 融資用資料
ネット通販の利益が安定して大きくなってくると、個人事業のまま続けるのか、法人化するのかを検討するタイミングが訪れることがあります。
ただし、法人化は税金だけで決めるものではありません。
法人の設立費用や維持コスト、社会保険、税理士報酬なども含めて判断する必要があります。
また、ネット通販では仕入れ資金が必要になるため、節税だけでなく手元資金をどれだけ残せるかという視点も重要です。
税理士に利益とキャッシュフローの両方を確認してもらいながら、法人化や事業拡大のタイミングを判断するとよいでしょう。
その他にも個人・法人・役員含めた各種共済の加入により、繰り延べ節税も可能で、掛け金額含めて提案してくれます。
※各種共済…小規模企業共済・倒産防止共済など
「しっかり納税して手元にお金を残しましょう!」しか言わない税理士は、基本的に面倒だから節税提案をしない自分本位な考えと言えます。
上手に繰り延べ節税などを使いこなすことで、最終的に残せる資金を戦略的に多くできる方法は実際にあるため、「男気納税!」な税理士の場合は一旦保留にしましょう。
ネット通販で税理士の必要性と必要なタイミング【個人事業・法人別】
個人事業・法人によって税理士を付けるかどうかの判断は微妙に変わってきますが、結局のところ事業規模と売上次第です。
仮に売上収入自体も1000万円を切っており小規模展開していて、それ以上増える予定やイメージがない場合は、極論税理士不要でも対応は可能です。(売上が大きくなった時だけにスポットで確定申告などを依頼するのは問題なし)
ただし、個人・法人それぞれ次の状況のいずれかに当てはまるなら早めに税理士に相談すべきです。
個人事業主の場合
※↓の中でどれか1つでも該当する場合は税理士依頼推奨
- ネット通販を開業した
- 売上が増えてきた
- 商品数が増えてきた
- 在庫管理が複雑になってきた
- ECモールを複数利用している
- 海外から商品を仕入れている
- 消費税について相談したい
- 確定申告の負担が大きくなった
- 節税対策を相談したい
- 将来的に法人化を考えている
ネット通販を始めたばかりで取引件数が少ない場合は、自分で会計ソフトを使って確定申告することも可能です。
しかし、売上や商品数が増えるにつれて、仕入れ、在庫、販売手数料、送料、広告費などの管理項目も増えていきます。
特に複数のECモールを利用している場合は、それぞれの売上データや入金明細を確認する必要があるため、経理の負担が大きくなります。
「確定申告の時期になってから税理士を探す」のではなく、取引件数が増えたり、在庫金額が大きくなった段階で相談しておくと、日頃から適切な経理体制を整えやすくなります。
また、海外仕入れや法人化など新しい取引を始める前に税理士へ相談しておけば、後から処理方法を変更する手間も減らせます。
法人の場合
※↓の中でどれか1つでも該当する場合は税理士依頼推奨
- 原則、開業当初から税理士顧問必須
どんな状況であっても法人であれば、税理士との顧問契約必須です。
ネット通販は、売上が増えると同時に仕入れも増えるため、利益が出ていても手元資金が不足することがあります。
そのため「売上はいくらあるか」「仕入れはいくら発生しているか」「在庫はいくらあるか」「毎月いくら現金が残っているか」を継続して確認する必要があります。
税理士を顧問に付けることで、法人税や消費税などの税務申告だけでなく、在庫管理、利益分析、資金繰り、融資、事業拡大などについて継続的なサポートを受けられます。
ネット通販で計上できる経費例

経費として計上しやすいもの
- 商品仕入れ
- ECモール販売手数料
- 決済手数料
- 送料・梱包費
- 倉庫・保管料
- 広告宣伝費
- 外注費
- 通信費
- ECサイト・会計ソフト利用料
- パソコン・周辺機器
- 事務所家賃
- 税理士など専門家への報酬
- 銀行振込手数料
- 消耗品費
注意点
- 年末に売れ残っている商品は棚卸しが必要。 商品を仕入れたからといって、その年にすべて販売されたとは限らないため、12月31日時点の商品在庫を正確に把握しておく。
- ECモールから実際に入金された金額だけを売上として処理しないよう注意。 販売手数料や決済手数料などが差し引かれている場合には、売上と手数料を適切に区分して管理することが重要。
- 自宅のインターネット回線やスマートフォンなどを私用と兼用している場合は、事業利用分を区分して計上する必要がある。
- パソコンや撮影機材、店舗・倉庫設備など高額な資産は、購入金額や内容によって減価償却が必要になる場合がある。
- ECモールの売上明細、仕入れの請求書、決済明細、広告費、送料などの資料は日頃から整理・保管しておく。ネット通販では電子データで請求書や領収書を受け取ることも多く、電子取引データについて保存が必要になるケースもあるため。
ネット通販で経費計上される代表例は上記の通りです。(ただしそれぞれの扱いは税理士と確認推奨)
素人の自己判断で誤った経費計上をすると否認リスクがあるため、税理士の目を入れておくのが安心です。
ネット通販を小規模で展開している方は、プライベートと合わさってしまいやすい部分もあるため、厳密に棲み分け(=按分)をしておくのが大切です。
※棲み分け方法は税理士と相談することで長期的に安心感がある。最大7年間に渡って遡り調査があるため、早い段階で正しい計上をしておくべき
素人判断だけで行うには中々細かく難しいことも多いので、プロの税理士へお願いするのが無難です。
まとめ
- すぐにネット通販に強い税理士を探している方は、税理士紹介サイトを3社前後登録して、各社1~2人ずつ税理士紹介を受ける。料金・サポート内容・税理士との相性を比較でき、事前知識不要で角度の高い税理士との契約が可能。今後長く付き合ってくビジネスパートナーになるため、誰でも慎重かつ最短で見つけられる方法がこの方法になる。
- ネット通販に精通している税理士を探す時は、6つのポイントを抑えて、探すことで失敗しない。
- ネット通販で税理士へ依頼できる業務は複数ある。その中で特に希望のあるものは、税理士紹介担当エージェントや税理士へ事前に要望として挙げておく
- 税理士を必要とするタイミングは個人事業者規模や零細中小規模含む法人規模で異なるが、法人は原則顧問必須。
- 税理士を必要としない段階の副業・個人事業者規模の場合、計上できる経費を抑えておくと便利。
※ただし、個別、最終判断は専門家である税理士へ聞くことを強く推奨
開業して売上が少ない初めのうちから税理士を顧問する必要はないと思われがちですが、税理士は原則付けるようにして下さい。売上が増えたり入出金が複雑になってきたタイミングの前に依頼することを推奨しています。
また、今後従業員の雇用を拡大していき、資金調達の計画があるなら早いうちに税理士を顧問しておくと良いです。
以上がネット通販での税理士必要性とタイミング、及び必要となった時にネット通販に強い税理士の探し方でした。
「とりあえず安い税理士」ではなく、ネット通販の構造を理解している税理士を選ぶべきです。
また、事業主が税務へ集中してしまうことは本業の足かせで、売上鈍化の原因となります。
毎月の顧問料を支払うことで、税務処理や節税を自己流でなく、プロにしっかりと聞けるわけですから、トータルで考えると本来は割安なのです。
税理士の顧問の検討、今はスポットで確定申告のみの依頼、など税理士とのコンタクトを検討している方はこの記事を参考にして頂き、税理士紹介サイトを活用して最適な税理士を探してみて下さい。
税理士紹介サイト!この4社を抑えておけば大丈夫▼
※↓の表は横へスクロールします。またはスマホを横にすると見やすいです。
| 税理士紹介サイト | 対応エリア | 対応内容 | 当メディア上からの反響 |
| 税理士ドットコム ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
ビスカス ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
◎ |
| 日本税理士紹介ネットワーク (タックスコンシェルジュ) ⇒ 個別解説はコチラ |
全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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全国対応 | スポット依頼 (確定申告・決算・その他税務相談) 顧問契約(見直し含む) 税務調査立会い ※基本全て対応できる税理士紹介可能 |
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【登録優先度順】
※↓各税理士紹介サイトをタップ/クリックすると詳細解説項目まで飛べます。
※急ぎの人は↓の順番に3~4社登録しておくと良いです、
- 税理士ドットコム ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- ビスカス ★★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 日本税理士紹介ネットワーク(タックスコンシェルジュ) ★(※確定申告だけでもおすすめ)
- 税理士紹介エージェント ★
★は当サイト経由で人気税理士紹介サイトで、利用する人が多いです。
★は顧問契約だけではなく、確定申告やそれ以外のスポット依頼にもおすすめの税理士紹介サイトです。
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