「さぁ、これから就活だ!!」
「ブラック企業だけには就職したくないぞ!!」
って思うのは、普通ですよね〜。
でやっぱりここで大事なのが、
事前にブラック企業かどうかの判断なわけです。
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目次
ブラック企業を見分ける方法
結論、実態を知る以外に方法はありません。
実態を知る方法の選択肢
- 入社して働く
- 働いてる社員に聞く(OB・OG訪問)
- 口コミサイトの投稿をチェック(例、転職会議など)
多分、ブラック企業を見つける方法ってこのくらいしかありません。
いや、新卒って立場の現実的な選択肢は2と3だと思います。
転職サイトの口コミが最良
その中でも、新卒者が現実的にできることは、
3の転職口コミサイトをしっかりチェックすることです。
口コミサイトでは、零細〜大企業までの転職情報が網羅されてます。
今はここが1番信憑性の高い情報が得られます。
特にみんなが気になる、休み・残業・給料事情など。
転職サイトの口コミの信憑性が高い理由
登録者しか口コミを書くことも、見ることもできないからです。
本来は転職したいと思った人が、口コミ情報で企業を調べて待遇などの実情を調べるために使います。
ただし、企業の口コミ情報を閲覧するためには、自分も勤めている(勤めていた)企業の口コミを書かないと、閲覧できません。
会員制のサイトだから、テキトーな口コミを基本書けません(絶対でもありませんが)
そのため、登録者全員真剣にありのままの情報を書いてるため、ブラック企業かどうかも判断しやすくなってます。
ちなみに未登録者でも、一部の口コミ情報は閲覧できるので、ざっくりと企業の様子が伺えます。
たまに口コミサイトにも載ってない企業もあります。
ブラック企業は絶対イヤだ!!なんて人は・・・
その企業は基本、避けた方がいいかもです。
単純に情報が少ないのは、リスクですからね。(※ひょっとしたら、離職者が少ないという可能性もあります。ただホワイト企業でも基本口コミは少なからずあります。)
ということでブラック企業かどうかをスグ見分けたいなら、
口コミサイトをチェックすることが現実的です。
※近年の学生でも、意外に口コミチェックをしてる学生は少ないです。口コミチェックしていれば、ある程度ブラック企業を避けることができるので、必ずチェックしておきましょう。
あまりにも多数の従業員から酷い口コミがある企業は、
入社を避けた方が良いわけです。
酷い口コミ例
- サービス残業が当たり前
- 休日もほとんどの人が出社してます
- 給料は低く、ほとんど上がりません
- プライベートの時間がなくなります
- 有給休暇なし・退職金もなし
など。
注意OB・OG訪問で見分けづらい理由
じゃあ、OB・OG訪問の信憑性はどうなの?です。
今、働いてる人からリアルな実態を、
聞くことができる機会ですからね。
でも結論は必ずしも信憑性が高いわけではない気がします。
理由は本当の実態を教えてくれるOB・OGは少ないからです。
「なんで?」
って思う方がいると思いますので、自分の実例を話します。
OB・OGも会社の人間だということ
今はブロガーである私も、
会社員だった時、入社前の新卒の人たちと話す機会があったんです。
(※もちろん上長・役員もいない、フランクな飲み会の席でした)
自分の勤めてた会社は、お世辞にもホワイト企業と言えない環境でした。
※新卒離職率は5年以内で100%の会社でした
本来なら「明確な目標がなければ、辞めて置いたほうが良い」と勧めてます。
でも言えないもんなんです、自分の会社員としての立場がありますから。
もし、そんなことを言ってしまうと、
会社とトラブルの元になるリスクがありますからね。(※会社に対して背任行為を行ったことになるため)
さすがに、初めて会う人(=新卒者)のために、
自分が責任を負う人は少ないでしょう。
「この会社に入社するのは辞めておいた方がいい!ブラックだから!」なんて伝えられる人は、
ほとんどいないのが現実なわけです。
ちなみに当時私が伝えたいけど、伝えられない時に使う言い回しは、
就活生:「残業とか休みとかってしっかり貰えますか?」
私:「残業はありますよ~、どこの企業でもありますからね。あと休みも貰えますよ!」
就活生:「そうですよね!!」
と言った感じです。
ただここの実態の裏には、こんな言えない現実があるんです。
「残業はありますよ~。(残業代は出ないけど。)どこの企業でもありますからね。あと休みも貰えますよ!(年間で90日くらいしかないけど。)」
OB・OGからすれば、どうしても自社を悪く伝えることはできないでしょう。
理由は↑でも書いたとおり、会社とトラブルになる可能性があるからです。
でもこんな感じに伝えれば、聞かれた質問に嘘をつかず、
しっかり答えたことになるんです。
元々知り合いの先輩且つ信頼関係がない限り、
実態を聞き出すことは難しいわけです。
入社後の対策方法
ここまではブラック企業に入社しないための見分け方をまとめました。
このリサーチをしっかりすれば、ある程度ブラック企業への入社は予防できます。
でも100%ではないわけです。
もし、見破れずブラック企業に新卒で入ってしまったら・・・。
どうしたらいいんでしょうか?
ブラック企業に入ってしまったら・・・
入社後に「ブラックだ!」なんて気づいたら早い段階で、転職することがおすすめです。
長く働いていても、正直メリットってあんまりないかも。
今は第2新卒枠があるため、比較的就職しやすくなってますし、
転職エージェントなどのサポートがあります。
転職エージェント・・・転職活動の支援をする専任担当者のこと。選考対策やスケジュール調整も無料でやってくれる転職サイトのサービス。
もう「3年勤めないと転職はダメ・できない」な時代ではありません。
マイナビとかでも、第2新卒専用の転職サイトもあるため、
意外にも多くの人がすぐに転職してたりするんですよ。
マイナビが出してるデータでも、「登録者の85%以上が社会経験3年以内」です。
企業側も「50%以上の企業が積極的に採用」の意志を示してるんです。
2社に1社は、早期離職者を積極的に採用してるってスゴイ結果ですよね。
実際、自分の後輩達は新卒入社して、ブラックだと判断して1ヶ月で辞めていきました。
でもその後すぐにもっと良い待遇の企業に就職してましたから。
ブラック脱出の順序の理想はこんな感じ。
ブラック企業脱出優先順序
- 働きながら転職活動をする。(実際はブラック企業だと時間・体力的に困難な事が多いです)
- まず退職して、そこから転職活動(※実際はこっちが現実的)
単純ですよね。
でも、ブラック入っちゃったらまず辞める!
これが最優先な気がします。
長くいればいるほど、体力的にもキツくなってきますからね。
元気なうちに辞めることが大事です。
新卒ですぐ辞めた人たち
@can_miico 私も3週間で新卒の会社辞めたよ…w
— かなで@REBOT準備 (@Rindou119) 2017年4月18日
わたしは3ヶ月で新卒採用の会社辞めたけど今でも燃えてなくなれって思ってるし同期もそう思ってるし当時の同期は今となっては戦友だ
— 社蓄師匠 (@0h_xxx) 2017年4月3日
まとめ
新卒でブラック企業に入らないための見分け方まとめでした。
現実的にできることはこんな感じですね。
ポイントまとめ
- 転職サイトの口コミで内定先をチェック(※できれば選考受ける時から。)
- 口コミサイトに口コミがない企業はリスク分散のため、入社を避ける
- OB・OG訪問で社員の人が実態を教えてくれる可能性は低い
- もしも、入社後にブラックだと知ったら、早々に転職準備!
- 第2新卒を採用する企業は多くなっている
こんな感じです。
実際に↑のことを知っていれば、ブラック企業を避けられる可能性は高いです。
もちろん絶対ではないので、入ってしまったらすぐに脱出を試みることも忘れずに。
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