以前私、ポスティング広告の営業をしてたことがあります。
「なにそれ?」
と思う人もいると思います。
ポスティングの配布業者だったので、「うち(当社)でポスティングしませんか?」的な感じです。
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で!最近よく、
「ポスティングって効果ないの?」
なんて話題があったので、元ポスティング業者の目線から書きたいと思います。
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目次
ポスティングの効果
結論から書くと効果ないことはない!
といってもポスティング業者からすれば、効果があったかどうかを知る機会はほぼありません。
これが現実です。
配布業者は正しく効果を把握してない
ポスティング配布を行ってる会社って基本的に零細〜中小企業以下の規模です。
人手が足りないことが多いですし、統計をとる技術や能力も余裕もないです。
「じゃあなんでポスティングで効果があるのかわかるの?」
ってことですが、お客さんがリピート注文するからです。
効果や反響があったから「もう一回ポスティングしよう!」なんてなります。
まぁ中には効果がなくてもリピートするお客さんもいますが・・・
比較的効果はあったんじゃないかなぁと思います。
※ただし、業種にもよって効果は大きく変動すると思います。ポスティング常連の職種は不動産・エステ・水道修理・不用品回収・デリバリーピザ・整体・美容室・ネイル・情報誌など。
まぁどっちにしろ、ポスティング業者が効果を把握してることは皆無に近いです。
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効果よりも大切なこと
しっかりチラシを管理してポスティングをしてもらうことに尽きます。
管理人の体験談
私が勤めてた会社は、真面目で1枚残らずキッチリ配布しきるスタイルでした。
「当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、意外にそうじゃないんです。
チラシを7割配布して3割捨てるなんて企業もあるそうです。
ポスティング業者は基本横のつながりが強いです。
だから他社の評判はすぐわかります。
ひどい場合、大きい団地やマンションだけポスティングして終了なんてケースも・・・。
ちなみに管理ってチラシだけじゃありません。
禁止物件やクレーム物件にポスティングしないことも大切です。
※禁止物件…建物全体で完全に配布NG物件で、マンションのポストに「1枚に付き1,000円広告主へ罰金請求の後に全て回収に来て来て頂きます。」など記載があると禁止物件にする(金銭要求・広告主とのトラブル・回収コストを考えると配布しない方が良いから)
※クレーム物件…建物全体ではなく、ある一部の部屋に必ず連絡してくるヘビークレーマーがいる物件のこと。その部屋号室を除けば配布OKな物件。
大体の業者はリスト管理してますが、お構いなしに入れる業者もいます。
この辺をしっかり守って配布してくれる業者が良いわけです。
利益になるかわかりませんが、何らかの効果や反響はあるわけです。
※後は商売をされてる方々の腕次第ですからね。
ポスティング業者の選び方
じゃあポスティングお願いするならどうしたらいいでしょうか?
元ポスティング業者目線から見た業者選びです。
ポイントは2つです。
ポスティング業者選定のコツ
任せるなら大きい企業
広告業の中でもトラブルの多い販促方法です、ポスティングは。
何かあった時にしっかり対応してくれる業者を選定しておきたいところ。
そうなると企業規模は大きめが良いです。
↑でも書きましたが、基本的にポスティング会社は零細〜中小企業です。
ただし、取りまとめてる会社は意外に大手がやってたりします。
CMでお馴染みの「ラクスル」とかはポスティングもメインでやってますからね。
参考記事:「ラクスルのポスティングの評判ってどう!?」
ラクスルなんかはGMOベンチャーキャピタル(東証一部上場企業のGMOグループ)から出資受けてる大手です。
追記:2020年12月
GMOベンチャーキャピタル(現:GMOベンチャーパートナーズ)に出資を受けたのは2014年頃の話です。
現状ラクスルは、2018年に東証マザーズに上場してます。今でもGMOベンチャーキャピタルが株主かどうかは不明です。
大手だけあって地域の配布シュミレーションもできてすごい。
ここは紛れもなく大手だと思います。(※2017年2月14日時点で資本金79億円)
実行部隊は下請け・孫請け
ポスティングは全国対応してます。
でもラクスルの社員や関係者が直接ポスティングしにいくわけではありません。
結局はラクスルから提携してる地元のポスティング会社に指示します。
つまり・・・
ラクスル→提携してる地元のポスティング会社
という構図で、ポスティングされます。
地元のポスティング会社によってはさらに地元のポスティング会社に依頼することもあります。(※ポスティング会社は横のつながりが強いため)
ラクスル→提携してる地元のポスティング会社A→Aが提携してるポスティング会社B
と言った感じに実行部隊はやっぱり、零細〜中小企業になるわけです。
トラブル時の保証
これめちゃくちゃ大切です。
ポスティングの実行部隊が不正や損害を出す場合があります。
不正・損害の例
- チラシを全て捨てた(不法投棄)
- 1枚あたり◯◯円の請求をしますと書いた集合住宅にポスティングした
- 配布中に私有地のものを破損させた
よく考えた時、小さい会社だと保証しきれない場合もあります。
その点大きい会社なら安心できます。
当然直接下請けに依頼した方が安いです。
でも小さい会社や組織の場合、当たり前だと思ってる「一般企業のコンプライアンス」が通用するとは限りませんからね。
何かあった時に小さい会社と直接やりとりするのはしんどいです。
数人でやってる企業だから最悪の場合、補償しきれないから会社ごと飛んでしまうケースも考えられなくもないです。
その後の補償対応のことを考えると、「依頼した広告主側」は悪くないのに本業が危機になることすら有りえます。
大手企業経由でやってもらったほうが話が早く、安心でスムーズです。
だから私だったらここはケチりません。
大きい企業に依頼した方が信用は確実です。(※販促への投資は惜しまない方が良い)
デザイン・印刷・ポスティングが一括
別々に手配するとそれだけ安く済みます。(数万枚程度であれば微々たるものですが。)
ただ結構面倒ですし、まとめた方が楽です。
例えば別々の場合・・・
- デザイン会社打ち合わせ
- デザイン決定
- デザインデータ完成
- 印刷会社にデータ出稿
- 会社に届く
- ポスティング会社に持ってく
ですからね。
一括でやる場合・・・
- 打ち合わせ(デザイン・印刷・ポスティング)
これだけで終わりです。
しかもこれで料金そんなに大差ないですからね。
デザインがすでにある場合、印刷とポスティングだけでもいけますからね。
↑で実際に10,000部でやってみました。
印刷代金込で「66,048円」です。
自分で別々に手配しても大差ないですよ。
今時別々でやるほうが大変で、ナンセンスですよ。
まとめ
ポスティングの効果があるのかについてまとめました。
元ポスティング営業の業者からの目線でした。
ポイントまとめ
- ポスティング広告の効果はある
- 費用対効果は業種次第
- 効果の有無よりもしっかりポスティングする業者選定が大事
- 大企業に任せる方が良い(安心感を買う)
- 今の主流は一括依頼できる業者
「ポスティングなんて効果ないんじゃないの?」と思ってた人!
一応、一定の効果はあります。
ただ、業種やその後の営業力に依存します。
検討してる方は参考になればと思います。
公式サイト:ラクスル
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