マンションタイプでしか利用できない集合住宅住まいの光回線VDSL方式(=反対は光配線方式)。
今回はVDSL方式でしか光回線を使えない人にとって1番おすすめの光回線はどこが良いのかをプロが解説します。
※急ぎの人は↓からチェック▼
プロの経験があるので、私がこれからマンションタイプのVDSL方式だとして光回線をどこで申し込むか目線で解説します。
私の業界歴:光回線の訪問販売・電話勧誘やってたけど質問ある?【営業トーク・クーリングオフ】
目次
VDSL方式の光回線を選ぶ時の大前提
※↓の各項目をタップ(クリック)すると詳細までジャンプします。
まずいまさら「VDSL方式とは何?」って人はいないと思いますが、大前提知っておくことをまとめました。
すでにVDSLについて知ってる人は↓から飛んでコチラの項目は飛ばして問題ありません。
「VDSL方式=光回線の一部マンションタイプに存在する旧世代型の通信方式」で、マンションタイプの通信方式の中で存在する「光配線方式(キャリアによっては別名称もあり)>VDSL方式」といった優劣が明確にあります。
※光配線方式…電柱から光ファイバーを各家(部屋)のモデムまで分配しながらも直接光ファイバーで繋がっている方式のこと。一般的な接続方法はこれ。
VDSL方式は、光ファイバー(光配線)と電話回線(メタル線)の両方を使った速度が減速してしまう通信方式です。
なぜVDSL方式が誕生したのか?の理由は単純で、建物が古すぎて光ファイバーを分配して各部屋へつなげる配管・経路がないからです。
VDSL方式はマンションタイプ特有の通信方式で電柱から光ファイバーを集合住宅の建物共用部までもってくることはできるけど、共用部分から各部屋へ分配することが物理的にできない時に、各部屋へ分配されてる既存の電話回線(メタル線)を活用した通信方式なのです。
各マンションタイプ配線イメージ▼
【光配線方式】
光ファイバー一貫型
光ファイバー▼
電柱⇒集合住宅共用部⇒各部屋のモデム
【VDSL方式】
光ファイバーとメタル線のハイブリッド型
光ファイバー▼
電柱⇒集合住宅共用部
電話回線(メタル線)▼
集合住宅共用部⇒各部屋のモデム
上の理由のためVDSL方式は戸建てには一切なく、集合住宅のみです。
戸建てであれば仮に配管がなくともエアコンダクトなどを使えば物理的に部屋の中へ光ファイバーを通すことができるため、光配線方式のみなのです。
VDSL方式が速度が遅くなると言われる理由は、光ファイバー100%じゃなく途中で電話回線(メタル線)を使って通信しているからです。
当たり前ですが、電話回線は旧来のADSL通信などで使ってたので速度が光ファイバーより出ません。
そのため、「光配線方式>VDSL方式」というのが明確なのです。
この大前提を踏まえた上で↓で各ポイントを解説したので参考にしてみてください。
上り・下り最大100Mbpsが限界
まとめポイント▼
- VDSL方式の最大通信速度理論値は上り・下り最大100Mbps(メガ)までで、1Gbps(ギガ)は出ない。
- 共用部分までは1Gbpsの速度で届いてるが、各部屋の電話回線を通る時に101Mbps以上を伝送できないため。
VDSL方式では残念ながら物理的に100Mbpsを超える通信速度を出すことができません。
これは最初に解説した通り、VDSL方式自体が部屋まで電話回線を使ってるためで、電話回線の最大値が100Mbpsまでだからです。
せっかく光ファイバーを使ってても、電話回線を仲介しているVDSL方式はこれが限界なのです。
自宅の集合住宅のマンションタイプがVDSL方式であった場合、この数値の改善余地はありません。
VDSL方式から光配線方式へ変更は原則不可(※VDSL方式はマンションタイプのみ)
まとめポイント▼
- 「VDSL方式の限界がわかったので光配線方式へ変更したい」というVDSLマンションタイプの集合住宅住人が希望しても原則的に不可能。
- 最初に書いた通り、物理的に部屋へ光ファイバーを持ってくることができないからであり、光配線方式を実現するにはマンション全体で大規模な工事が必要になるため、基本的に1人の意向で実現することはない。
※賃貸・分譲マンションであっても同じ - VDSL方式を辞めたい場合、原則その集合住宅から引っ越すしか手段はない。
VDSLしか使えないマンションに住んでる人は、光配線方式へ変更することはできません。理由は↑に書いた通り物理的に引き込むことができないからです。
ただし、例外として以下の要点が揃えばVDSLのマンションタイプの集合住宅でも、光配線方式を使える可能性はあります。
VDSL方式のマンションで光配線方式が使える最終手段▼
- マンションタイプではなく、戸建てタイプ(ファミリータイプ・ホームタイプ)で契約する。
- 部屋までの光ファイバー通線は共用部分を経由せず、電柱からバルコニーのエアコンダクトを経由して直接引き込むことが物理的にできる環境である。
※バルコニーの外に電線が近くにあり、簡単にバルコニーから光ファイバーを引き込める状態など - 「2」の方法を賃貸ならオーナー、分譲マンションなら管理組合がそれぞれ許可を出した場合にのみ契約可能。
※電柱から一本光ファイバーを建物に引き込むため、景観が損なわれることを懸念されたり、建物にビス止めなどでNGになる可能性が高い
共用部分から光ファイバーを経由できないのであれば、直接バルコニーから引き込んでしまうマンションタイプではなく個別契約の戸建てタイプを使うわけですが、この方法は現実的ではありません。
理由は↑の「3」で書いた通り建物景観の悪化や建物へのビス止めによる傷付けリスクがあるため、許可されない可能性が高いからです。
ただし、絶対ではないので世の中にはこの方法でVDSL方式のマンションなのに、光配線方式で使ってる人もわずかですが存在しています。
個人的にはそこまでやる必要はないと思います。
なので、淡い期待は考えず基本的にはVDSL方式を使っての契約をおすすめします。
通常の光回線と選び方は変わらない
まとめポイント▼
- 「VDSL方式」であっても、「光配線方式」であっても基本的に光回線の選び方に差は全くない。
- 理由は単純で同じ環境化である以上、どの光回線を選択しても条件は同じだからで、それであれば通信方式以外の面で選び方を重視するのが最良。
※通信方式以外の重視する点…月額料金・工事費無料・スマホセット割・キャッシュバック特典など
集合住宅のマンションタイプ「VDSL方式」「光配線方式」であっても、光回線の選び方は変わらず同じで共通です。
※もう1つ「LAN方式」なんてものもありますがここでは割愛します。「VDSL方式」に近い方式ですが滅多にないです
そのため、一般的に光回線を選ぶ方法と同じになるわけで、特別「VDSL方式だからこうやって選ぶ方がいい」なんてものはありません。
結果から言うと、通信品質の上限が決まってるためその他の面を重視して光回線キャリアを選択すれば良いです。
以下、これらのことを踏まえた上で↓で詳しくVDSL方式も含めた光回線の選び方を詳しく解説していきます。
マンションタイプVSDL方式の光回線候補【※比較表】
※当ページ上に掲載の料金・価格は税込み表記(10%)となっています。
※↓各光回線名をタップ(クリック)すると詳細へ飛べます。
光回線 【回線種類】 |
マンションタイプ VDSL方式月額料金 ※戸建プランには VDSLはありません |
事務手数料 + 新規工事費用 【合計費用】 |
スマホセット割 【スマホキャリア】 |
キャッシュバック | 解約金補填(負担) キャッシュバック |
最低利用期間 【違約金】 |
ドコモ光【光コラボ】 | 4,400円 ↑料金タイプA ※最安値タイプA |
3,300円 + マンション ※工事費0円 【合計3,300円】 |
ドコモ光セット割 【docomo】 |
10,000円~ 【当サイト限定】 最低●●,000円〜確定 |
15,000円 ※金額一律支給で キャッシュバック上乗せ ※GMOとくとくBB 公式特設サイト限定特典 |
24ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション4,180円 |
ビッグローブ光【光コラボ】 | 4,378円 | 新規1,100円 転用2,200円 事業者変更3,300円 + マンション ※工事費実質0円 【合計最大3,300円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
【公式特設サイト限定】 40,000円〜 (代理店経由目安) 新規:25,000円前後 転用:10,000円前後 事業者変更:10,000円前後 ※代理店経由はCBが減額 窓口選びは注意が必要 |
0円 | 36ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション3,360円 ※引越し先でも継続利用で 引越し先の回線工事費も無料 |
GMOとくとくBB光 (GMO光アクセス)【光コラボ】 |
3,773円 ※↑当サイト限定の 最安値月額料金プラン |
3,300円 + マンション ※工事費実質0円 【合計3,300円】 |
- | 5,000円~ 【当サイト限定】 最低●●,000円〜確定 |
最大●●,000円 ※上記金額まで 解約金を全額負担 最新の最大金額は ↑公式特設サイト確認 |
契約期間なし 【違約金】 0円 |
ソフトバンク光【光コラボ】 | 4,180円 | 3,300円 + マンション ※工事費実質0円 【合計3,300円】 |
おうち割光セット 【SoftBank】 おうち割光セット(A) 【Ymobile】 |
【当サイト限定】 新規▼ 40,000円 + Wi-Fiルーター 転用▼ 19,000円 + Wi-Fiルーター 事業者変更▼ 19,000円 + Wi-Fiルーター ※Wi-Fiルーター市場価格 10,000円前後 (一般代理店経由目安) ▼ 新規:37,000円前後 転用:15,000円前後 事業者変更:15,000円前後 |
最大100,000円 ※上記金額まで 解約金を全額負担 |
24ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション4,180円 |
@nifty光【光コラボ】 | 4,378円 | 3,300円 + マンション ※工事費実質0円 【合計3,300円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
20,000円 | 0円 | 24ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション3,300円 |
So-net光プラス【光コラボ】 | マンション4,928円 | 3,500円 + マンション ※工事費実質0円 【合計3,500円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
0円 | 0円 | 戸建4,580円 マンション3,480円 |
auひかり【独自光回線】 | 4,180円 | 3,300円 + マンション ※工事費実質0円 【合計3,300円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
50,000円前後 | 最大30,000円 ※上記金額まで 解約金を全額負担 |
36ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション2,730円 |
コミュファ光【独自光回線】 ※東海地方+長野限定 |
4,070円 | 770円 + マンション ※工事費実質0円 【合計770円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
20,000円前後 | 上限なし ※解約金分を全額負担 |
24ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション5,500円 |
eo光【独自光回線】 ※関西地方+福井限定 |
3,876円~4,170円 ※建物で月額料金が 異なる仕様 |
3,300円 + マンション ※工事費実質0円 【合計3,300円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
0円 | 最大60,000円 ※上記金額まで 解約金を全額負担 |
2年間 【違約金】 マンション3,876円~4,170円 |
メガ・エッグ【独自光回線】 ※中国地方限定 |
4,070円 | 3,300円 + マンション最大 ※工事費実質0円 【合計3,300円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
20,000円 | マンション最大50,000円 ※上記金額まで 解約金を全額負担 |
24ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション4,070円 |
ピカラ光【独自光回線】 四国地方限定 |
4,400円 | 0円 + マンション ※工事費実質0円 【合計0円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
25,000円 | 0円 | 2年間 【違約金】 マンション4,400円 |
BBIQ【独自光回線】 九州地方限定 |
4,510円 | 0円 + マンション ※工事費実質0円 【合計0円】 |
auスマートバリュー 【au】 自宅セット割 【UQmobile】 |
30,000円前後 | 0円 | 24ヶ月間の自動更新 【違約金】 マンション4,510円 |
備考
- 大手光回線でNURO光が存在しているが、NURO光にはVDSL方式が存在せず光配線方式の提供しかないため選択肢にはありません。
VDSL方式の光回線の中で選ぶ候補になる光回線キャリアを↑にまとめました。
VDSL方式の有無関係なく、光配線方式であっても↑の光回線キャリアは優秀なので、特別「VDSLだからこれ!」ってものはありません。
ちなみに、光回線キャリア自体は、無数に存在していて当然↑の比較表に挙げた以外にもあります。
ただし、基本的には↑で挙げたような「大手企業が運営している光回線キャリア以外は比較しなくても良い」というのがプロの見解です。
本当は1〜10まで光回線全てを掲載して比較すれば良いわけですが、この記事を読んだ人が読み疲れてしまいますし、余計混乱してしまうためそこまでする必要はありません。
それにこれは理屈でも解説ができ、インフラ事業である光回線サービスは中小企業キャリアより大手企業キャリアの方が良いのです。
無数に存在している光回線の9割型は中小企業が運営している光回線なので、比較しなくても結果がわかるわけです。
中小企業の光回線より大手企業の光回線が良い理由▼
- トラブル発生時の対応が早くある程度マニュアル化されてるため安心
※人員配置に余裕があるので対応もスムーズな傾向が多い - 資金力・体力のある大手企業の方が光回線としてのスペックが強い
※スペック…月額料金・工事費無料有無・スマホセット割有無・Wi-Fiルーターレンタル可否・高額キャッシュバックなど
「1」はそうそうあることではないけど「2」が主な理由です。
「2」になる理由は単純で、そもそも光回線サービス事業自体、獲得コストで赤字になり、長く利用してもらうことで黒字化し、最終的にストック収益になるビジネスモデルです。
はじめから事業者の利益を重視すれば、短い期間で黒字化できるわけですが、それはユーザーにとって魅力的なスペックではありません。
結果的として、中小企業も大手企業も魅力的なスペックを展開して契約してもらうわけですが、ここで勝負したら体力のある大手光回線が勝ちます。
品質強化に関しても、大手企業キャリアは長期利用で初めて利益が残る設定をしているため、常に通信速度品質の強化にも力を入れています。
※契約だけしてもらっても、通信速度品質がひどい場合即乗り換えされてしまうため結果としてキャリアとしても赤字になる。通信速度品質強化はユーザー・キャリア双方のメリットになる。
中小企業光回線を比較の必要がないと言ったのは、スペック勝負したら結果として↑の比較表に残る光回線しか残らないからです。
ということで、それでもたくさん選択肢があるのでさらに絞ってく内容を↓の次項目でまとめたので参考にしてみてください。
VDSL方式でおすすめの光回線はコチラ【※急ぎの人はコチラ】
※↓の各光回線名をタップ(クリック)すると詳細までジャンプします。
最終的に↑の4光回線にまで厳選ができました。
今使っているスマホキャリアに応じて、↑の光回線を選択すれば失敗することなく光回線を契約できます。
※全員が↑4スマホキャリアのどれかを選べるので、どれかの光回線をスムーズに選べます。
ただし、光回線キャリアだけじゃなく申込む窓口も正しく選ばないと損してしまうので、そのことを踏まえて各↓の光回線詳細で解説しています。
ドコモ光(必須キャリア:docomo)
評価:【】
▼▼
ドコモ光
docomo×ドコモ光実質月額料金▼
契約プラン▼ | マンションタイプ VDSL方式 |
ドコモ光 月額料金 |
4,400円 |
ドコモ光セット割 ※↑の月額料金から割引 |
-1,100円/docomo1台 ※最大20台まで適用可能 最大-22,000円 |
【ドコモ光セット割適用時】 ドコモ光 実質月額料金 ※台数はdocomoの契約数 |
1台3,300円 2台2,200円 3台1,100円 ▼実質無料になる▼ 4台0円 ︙ 20台-17,600円 |
※「ドコモ光実質月額料金」はdocomo契約の台数だけ「ドコモ光月額料金」から割引される。
『ドコモ光実質月額料金』=「ドコモ光月額料金」-「ドコモ光セット割金額」
例、家族含むdocomo契約数が5台なら、毎月総額-5,500円割引される。
docomo必須キャリアがドコモ光な理由▼
- docomoとドコモ光で「ドコモ光セット割」が適用できるので、家族含む最大20台分までdocomo1台につきスマホの月額料金が毎月-1,100円割引され、とにかく割引金額が大きいから(※割引の威力は↑の比較表を参考に)
例、4人家族全員がdocomoなら、各docomoの月額料金の毎月合計-4,400円割引になり、マンションタイプなら実質0円 - 新規工事費完全無料。
※即解約しても工事費残債が発生しない - 業界最高峰のキャッシュバック特典有り
※ただし申込み窓口を間違えると全然もらえないこともあるので窓口選びに注意が必要 - 「3」に加えて、現在ネット回線を使っていて乗り換える場合に解約金発生時に「解約金負担キャッシュバック」が上乗せされる。
※この特典はGMOとくとくBB公式特設サイト経由限定特典。 - ハイスペックWi-Fiルーター(無線LANルーター)が無料レンタル可能。最終的に返却不要でプレゼントになるものもあり
※プロバイダによってルータースペック・返却不要有無は違うので、詳細はコチラの記事をご参考に。 - 国内最大手NTT docomoなので、通信品質が高い。
docomoユーザーであればドコモ光以外選択肢はありません。だからこそ必須です。
何がすごいのかは↑をみればある程度わかると思いますが、特に言えるのは「ドコモ光セット割」の割引額と適用台数です。
仮に単身(1人)だけの契約であっても、セット割適用で月額料金が業界最安値水準になりますし、家族4人いればドコモ光月額料金実質0円です。
そこに加えて工事費無料・高額キャッシュバック・違約金負担キャッシュバック・Wi-Fiルーター無料レンタルもあるので、鬼に金棒です。
それでいて国内最大のNTT docomoの光回線なので通信品質も最上級なものを提供してくれます。
ただし、1点注意点がありdocomoユーザー以外の場合、「ドコモ光セット割」に加えて「高額キャッシュバック・違約金負担キャッシュバック」の適用ができないので基本的にはドコモ光を選ぶメリットはなくなります。
それであれば、↓で挙げてる3光回線のどれかを選択した方がメリットが大きいからです。
ビッグローブ光(推奨キャリア:au/UQmobile)
評価:【】
▼▼
ビッグローブ光
au/UQmobile×ビッグローブ光実質月額料金▼
契約プラン▼ | マンションタイプ VDSL方式 |
ビッグローブ光 月額料金 + 光電話 月額料金 |
4,378円 + 550円 |
各セット割引▼ 【auスマートバリュー】 ・ 【自宅セット割】 ※↑の月額料金から割引 |
【auスマートバリュー】 -1,100円/au1台 ※最大10台まで適用可能 最大-11,000円 【自宅セット割】 -1,100円/UQmobile1台 ※最大10台まで適用可能 最大-11,000円 |
【各スマホセット割適用時】 ビッグローブ光 実質月額料金 ※台数はau/UQmobileの契約数 |
1台3,828円 2台2,728円 3台1,628円 ▼実質無料になる▼ 4台-528円 ︙ 10台最大-6,072円 |
※各スマホセット割…「auスマートバリュー」か「自宅セット割」のこと。スマホセット割はビッグローブ光契約者のスマホキャリアに準じてどちらか1つのみ適用可能。
※「ビッグローブ光実質月額料金」はau/UQmobile契約の台数だけ「ビッグローブ光月額料金」から割引される。
『ビッグローブ光実質月額料金』=「ビッグローブ光月額料金+光電話月額料金」-「auスマートバリュー・自宅セット割各金額」
例、ビッグローブ光契約者がUQmobileユーザーならauスマートバリュー適用で家族含むUQmobile4台なら毎月最大-4,400円割引されるイメージ。
※auスマートバリュー・自宅セット割の各セット割適用にはどちらも光電話オプションの契約必要です。(どの光回線でもセット割適用には光電話契約が必要)
au/UQmobile推奨キャリアがビッグローブ光な理由▼
- auとビッグローブ光で「auスマートバリュー」、UQmobileとビッグローブ光で「自宅セット割」がそれぞれ適用できて、家族含む最大10台分までau・UQmobile1台につきスマホの月額料金が毎月最大-1,100円割引され、割引金額が大きいから(※割引の威力は↑の比較表を参考に)
例、4人家族のうちが契約者含むau3人、UQmobile1人なら、auスマートバリューが適用されて、月額料金の毎月合計-3,300円割引になる。 - 新規工事費実質無料。
- 業界最高峰のキャッシュバック特典あり
※ただし申し込む窓口によってキャッシュバック金額が異なるので窓口選びには注意 - 契約途中で引っ越ししても、継続利用すれば引っ越し先再工事費も無料
※通常引っ越し先の工事費は全額自己負担になるのが普通なのでビッグローブ光唯一の強み。 - KDDIグループの光回線なので、通信品質が高い。
au・UQmobileユーザーの場合、ビッグローブ光以外にも各スマホセット割が適用できるわけですが…その中でも最適なのがビッグローブ光です。
月額料金・工事費無料・高額キャッシュバック・引越し先工事費無料・提供エリアの広さなどトータルを考慮した時にビッグローブ光が最強とプロは判断します。
転勤が多い人であっても、引っ越し先でビッグローブ光継続利用で再工事費も発生しないので、どのタイミングであっても安心して契約できる点はビッグローブ光独自の強みと言えます。
※通常は引っ越し先の再工事費はユーザー全額負担になるため。
また通信会社トップクラスのKDDIグループの光回線というのもVDSLユーザーにとって大きなメリットです。
ソフトバンク光(推奨キャリア:SoftBank/Ymobile)
評価:【】
▼▼
ソフトバンク光
Softbank/Ymobile×ソフトバンク光実質月額料金▼
契約プラン▼ | マンションタイプ VDSL方式 |
ソフトバンク光 月額料金 + 指定オプション 月額料金 |
4,180円 + 550円 |
各セット割引▼ 【おうち割光セット】 ・ 【おうち割光セット(A)】 ※↑の月額料金から割引 |
【おうち割光セット】 -1,100円/SoftBank1台 ※最大10台まで適用可能 最大-11,000円 【おうち割光セット(A)】 -1,650円/Ymobile1台 ※最大10台まで適用可能 最大-16,500円 |
【各おうち割光セット適用時】 ソフトバンク光 実質月額料金 ※台数はSoftBank/Ymobile契約数 |
【おうち割光セット】 1台3,630円 2台2,530円 3台1,430円 ▼実質無料になる▼ 4台-330円 ︙ 10台最大-6,270円 【おうち割光セット(A)】 1台3,080円 2台1,430円 ▼実質無料になる▼ 3台-22円 4台-1,672円 ︙ 10台最大-11,770円 |
※各スマホセット割…「おうち割光セット」か「おうち割光セット(A)」のこと。スマホセット割はソフトバンク光契約者のスマホキャリアに準じてどちらか1つのみ適用可能。
※「ソフトバンク光実質月額料金」はSoftBank・Ymobileの契約数だけ「ソフトバンク光月額料金」から割引される。
『ソフトバンク光実質月額料金』=「ソフトバンク光月額料金+指定オプション月額料金」-「おうち割光セット」(「おうち割光セット(A)」)
例、ソフトバンク光契約者がYmobileユーザーなら家族含むYmobile4台なら毎月最大-6,600円の割引される。
※各おうち割光セットの適用には各指定オプションの契約が必要です。(おうち割光セット適用可能な光回線共通で指定オプション【光電話など】が必要)
Softbank/Ymobile推奨キャリアがソフトバンク光な理由▼
- Softbankとソフトバンク光で「おうち割光セット」、Ymobileとソフトバンク光で「おうち割光セット(A)」がそれぞれ適用できて、家族含む最大10台分までSoftbank・Ymobile1台につきスマホの月額料金が毎月最大-1,100円(Ymobileは毎月最大-1,650円)割引され、割引金額がデカイから(※割引の威力は↑の比較表を参考に)
例、5人家族のうち契約者含むSoftbank3人、Ymobile2人なら、おうち割光セットが適用されて、月額料金の毎月合計-3,300円割引になる。 - 新規工事費実質無料。
- 業界最高峰のキャッシュバック特典あり
※申込み窓口によって特典有無・金額に差があるので窓口選びに注意 - 「3」とは別で他社ネット回線からの乗り換えで解約金が発生した場合、解約金負担キャッシュバックが貰える。
※「3」のキャッシュバック特典と2重撮りができるので、自己負担ないどころか財布が潤ってしまう。 - 国内最大手1社のSoftbankグループの光回線なので、通信品質が高い。
Softbank・Ymobileユーザーなら自社が提供しているソフトバンク光回線がやはり最強の相性です。
特にYmobileは、ソフトバンク光以外の光回線でスマホセット割の適用ができないので、1択です。
割引金額が大きく、家族含む複数台のスマホの割引がされるので、無視できないポイントです。
スペックが高いのは↑でまとめた通りですが、国内トップクラスの通信会社ソフトバンクが提供している光回線なので、通信品質も安心できます。
GMOとくとくBB光(最強キャリア:格安SIM)
評価:【】
▼▼
GMOとくとくBB光
(別称:GMO光アクセス)
GMOとくとくBB光の月額料金▼
契約プラン▼ | マンションタイプ VDSL方式 |
GMOとくとくBB光 月額料金 |
3,773円 |
※格安SIMとのセット割はないため、GMOとくとくBB光の月額料金。
格安SIM最強キャリアがGMOとくとくBB光な理由▼
- 光回線の月額料金単体で最安値級なので、格安SIMとの相性がものすごく良い。
※格安SIMは元々月額料金が安いので原則的にセット割がないことが多いため - 新規工事費実質無料。
- 業界高水準のキャッシュバック特典がある。
※ただし申し込む窓口を間違えると大幅減額するため注意。詳細は↑をご参考に。 - 「3」に加えて、他社ネット回線からの乗り換えで解約金が発生した場合、解約金負担キャッシュバックが「3」に上乗せして貰える。
※このキャッシュバック金額だけで解約金分はカバーできることが大半なので実質的に潤ってしまうメリットがある - ハイスペックWi-Fiルーター(無線LANルーター)が無料レンタルでき、指定期間利用すれば返却不要で実質プレゼント。
- 大手プロバイダのGMOとくとくBBなので、通信品質が高い。
格安SIMスマホユーザーはスマホセット割がない、あっても大手スマホキャリアと違って毎月100円前後の最大割引しか適用されません。
そのため、それ以上に光回線単体の月額料金が安いものを選択したり、還元の大きいものを選択した方がメリットがあります。
その最強の組み合わせになるのがGMOとくとくBB光です。
↑でまとめたスペックの強さの通り、ここまで月額料金単体で安いのに、工事費無料・高額キャッシュバック・解約金負担キャッシュバック・Wi-Fiルーター無料レンタル・契約縛りなしを実現しています。
運営会社もIT企業最大手のGMOインターネットグループなので、通信品質も申し分なしです。
以上の4光回線がVDSL方式で選ぶならおすすめになるキャリアでした。
何度も解説している通り、VDSL方式だから光配線方式だからで選ぶ光回線の選択肢が変わるわけじゃないです。
どの光回線であっても同じ基準で選べば良いのです。
次の↓項目ではVDSL方式でどうしても速度に不安がある人向けに対処方法をまとめたので参考にしてみてください。
光回線マンションタイプVDSL方式の速度が遅い時の対処方法
マンションタイプVDSL方式の速度改善解説動画▼
私が実際に動画上で解説したので2倍速で視聴推奨↑
各対処方法まとめ▼
- 基本的に各個々人でできることは限られており、誰にでもできることは自宅のネット環境を整える。
整えるチェック項目▼- LANケーブルのカテゴリーを5eで使っていること。
※カテゴリー6以上で使うメリットはないので5eであれば問題なし - 無線LANルーター(Wi-Fiルーター)を、1Gbps対応・IPv6・Wi-Fi6対応のものを使う
- LANケーブルのカテゴリーを5eで使っていること。
- 「1」でダメな場合、賃貸ならオーナー、管理会社、分譲マンションなら管理組合で相談して、VDSLを使わない戸建てプランの光回線が契約できるか確認してみる。
※ただし、現実的にこれは難しいことが多い。そもそも戸建てプランの光回線を物理的に部屋まで持ってくることができない可能性も高いし、許可自体でない可能性も高い。
↑の私が解説した動画内でも話してますが、基本的にVDSL方式のマンション・アパートで現状速度が遅くて、改善をしたい場合、できない可能性が高いです。
なのでその場合、極論賃貸なら光配線方式に対応している物件へ引っ越すのが早いです。
とは言え、いきなり引っ越しってのはハードルが高いのでせいぜいできる悪あがきというか、改善できる可能性をプロ目線で↑の2点で挙げました。
動画内では同じVDSL方式でも独自光回線⇔NTTフレッツ光回線(光コラボ)間で乗り換えれば良いといってますが、これで改善する可能性が低いのとそこまでする恩恵が少ないと思うのでおすすめはしません。
なので今すぐ自分主体でできることは↑の2点で、まずは自宅の通信機器環境の見直しです。
割とここが原因で速度が遅いなんてこともありますからね。
それでもダメなら、戸建てプランを個別で光回線引き込みしてしまう方法ですが、これは物理的に導入が難しいです。特に大型物件であれば。
小規模アパート・マンションであればできる可能性はあるのでどうしようもないのであれば一度建物管理者へ相談してみると良いです。
ここは実際に私の実家がVDSL方式の100世帯弱の分譲マンションだったのですが、ぶっちゃけそこまでネット回線が遅くて困ることはなかった記憶があります。
今の私のネット環境であっても最大200Mbpsまでなので、VDSL方式の最大100Mbpsが必ずしもダメってことではないのでその点はご安心を。
稀にものすごくネットをヘビーに使ってる人や、オンラインゲームで「遅延は絶対ダメ!」みたいな状況でなければそこまでシビアにならなくてもいいです。
実際私は実家の環境でネットのリアルタイムバトル格闘ゲームであっても問題なく使えましたからね。
どれを試しても無理で、生活していく上でどうしても不便になるのであればVDSL方式以外の物件へ引っ越す以外選択はありません。
まとめ
- VDSL方式でおすすめの光回線を選ぶ前の大前提として、どの光回線キャリアを選択してもVDSLの場合、永遠の課題である通信速度品質に差はない。そのため光回線の選び方に関しては通常の光回線を選ぶ基準と変わらない。
- 光回線キャリアの選ぶ候補は基本的に大手光回線キャリアのみ。無数に存在している光回線キャリアの中で大部分を占める中小企業キャリアはそもそおスペック勝負できないので比較する必要もない。
- VDSL含む光回線の選び方は、今使っているスマホキャリアに応じて選ぶべき光回線が異なる。
- VDSL方式の通信速度が遅い場合の対処方法は大きく分けると2つだが、根本の通信速度品質改善は難しい。どうしても支障がある場合は、VDSL方式じゃない物件へ引っ越すしかない。
今回VDSL方式の光回線でおすすめキャリアをまとめたわけですが、基本的に普通の光回線を選ぶ基準と全く変わりません。
通信速度品質問題に関しては、どの光回線を選択してもVDSLしか使えないなら大差はないのです。
とは言え、VDSL方式だから使い物にならないってことはないので、プロとしての意見は上手に共存するのが良いと感じます。
※この記事が役に立ったら、下部からSNSシェアしてみてください。
※気になる点・不明点などあれば当ページ最下部にあるコメント欄へ自由に書いてください。
TERUの公式LINEアカウント開設のお知らせ
※私側からは公式LINEアカウントへ友達登録した人のアカウント・情報・名前は一切見えないので、お気軽に登録してみてください。
(※質問など個別やりとりをした場合にのみ、LINEのアカウントがこちらにわかります。)