スポンサードリンク
転職エージェントでの転職が主流になってますよね。
参考:「人気転職エージェント一覧まとめ▶▶」
こんな質問がありました。
「転職エージェント経由で応募すると不利になると聞いたんですが、本当ですか?」
ということですね。
多くの人がたぶん「ん?どういうこと?」って思うかもしれません。
有利になると思って転職エージェント使ってるわけですから当然ですよね。
詳細は後述しますが、TERUは2つの経験があります。
TERUの経験談
- 転職エージェントにコンサルしてもらった体験
- 採用側の内情
↑の2点で話してみます。
全国対応!人気転職エージェント↓
目次
転職エージェントの仕組み【広告費の仕組み】
結論は、ケースバイケースです。
使ったら、有利になる場合もありますし、不利になる場合もあるということです。
不利になる理由は、企業側が転職エージェントに支払う広告費に関係があるからです。
当然、採用広告費が高くなれば不利になりますし、妥当なら採用有利になるわけです。
⇒ 「広告費が高くなる場合」
⇒ 「広告費が安くなる場合」
きっと知らない人もいると思いますので、転職エージェントの仕組みを簡単に説明します。
※仕組みを知ってる人は「管理人の体験談」まで飛ばし、推奨です。
転職エージェントは成果報酬の求人営業です。
求人募集してる企業が人を採用したら、採用した人の年収の30%を手数料として転職エージェントに支払います。
転職エージェントの報酬例
採用者に支払う年収が450万円の場合
450万円✕30%=135万円
↑の場合、135万円が企業から転職エージェントに支払いされる報酬です。
といった感じです。
初めての人からすれば、この金額が採用企業にとって高いか安いかもわかりづらいですよね。
結論はケースバイケースで、高くなる時もありますし、安くなる場合もあります。
高くなる場合
具体的をイメージで言えば、人気企業の場合です。
人気企業は、広告を出せばたくさんの応募がきます。
また専門職に特化した人材でなく、普通に営業を取りたい場合など。
わざわざ転職エージェントに頼らなくても、求人媒体に広告を掲載した方が100万円以内で収まりますからね。
広告を打って営業職をスムーズに採用できるならそっちの方が安くなりますよね。
安くなる場合
専門分野の職種やベンチャー・零細・中小企業です。
専門職といえば、医師・薬剤師といった医療分野が多いですね。
企業としては、広告を掲載しても募集が少ない分野です。
いずれも共通してることがあります。
広告掲載してもすぐに採用できない可能性があることです。(※募集自体が少ないため)
モデルケース
【ベンチャー企業の長期戦略で営業職を2人採用したい場合】
広告掲載・・・4週間で50万円
転職エージェント・・・年収450万円を2人で270万円
単純計算で、5ヶ月掲載して2人採用出来なければ、転職エージェントの方が安くなります。
知名度の低い企業だとそもそも応募が少ないです。
5ヶ月間で希望の人材を採用出来ない可能性は充分あります。
その点、転職エージェントは成果報酬です。
採用にならなければ、コストはかかりませんし、妥協も不要なわけです。
不利になる場合もある
転職エージェント経由だと、企業が多少の妥協をして採用することは少ないです。
まぁどの販路でも妥協採用は基本ありませんが。
ただし、若干シビアにジャッジすることはあるでしょう。
これは経営側になって一緒に考えてみましょう。
企業が紹介経由でシビアになるイメージ
※全く同じAさんがモデルの場合
企業が面接した結果
「Aさんは良い人でそこそこ仕事もできそう。でも少し長続きしない経歴がある」と評価
転職エージェントから紹介された場合
企業の判断:「仕事面は問題ないし即戦力になりそう。だけどすぐ辞められてしまっても困るから今回は見送って別の人を紹介してもらおう。」
ハローワーク(無料)から紹介された場合
企業の判断:「仕事面も問題ないし即戦力になりそう。長続きしないところは気になるが、即戦力になるし採用してみよう!ひょっとすると、うちには長く居てくれるかもしれないし。」
もし、あなたが採用する側だったらこんな風に考えませんか?
実際にありえるわけなんです。
↑のケースで考えれば、転職エージェント経由だから不利になったと言えますもんね。
管理人の体験談
では本題です。
私は前職3年目の時に転職活動をしました。
結局転職はしませんでしたが。
また、4年目の時に前職の会社が転職エージェントを使って採用してました。
直接携わってませんが、狭い会社だったので、内情はわかりました。
その両面で分かった経験をまとめました。
コンサルを受けた実体験
転職活動した時に以下の点でメリット・デメリットを感じました。
TERUが転職エージェントを使った実体験
メリット
- 転職ノウハウの提供(職務経歴書の書き方・自己PRの構築など)
- 選考する企業の情報提供(特徴・過去の面接の質問など)
- 企業とのスケジュール調整代行
- 選考結果をフィードバック(良かった点・ダメだった点など)
- 選考辞退も代行伝達してくれる
デメリット
- 自分のペースで活動できないことも
- 若干選考が厳しくなる
↑のような感じでした。
個人的には転職エージェントを使ったメリットは大きかったです。
結果的に内定も1つ貰えましたし。
特に良かった点は転職ノウハウの提供や自己PR(=強み)を引き出してくれたことです。
就職活動した方はわかると思いますが、自分の強みを研究するのって結構大変ですからね。
就業経験の話をして強みを客観的に教えてくれるため、助かります。
反対にデメリットだと思った点ですが。
1点目はコンサルしてくれるがゆえに、マイペースでできないことです。
転職エージェントの報酬の仕組みは成果報酬ですからね。
転職を決めないと慈善事業になってしまいます。
ポジティブに捉えれば、背中を押してくれます。
ネガティブだと、マイペースにできずハードなイメージですね。
ちなみに、選考が厳しい目になることも体験しました。
かなりシビアに見られるため、熱意がないと思われると即落とされます。
同業他社がある場合、「なぜ他社じゃなく弊社なの?」みたいなことは聞かれます。
この時誰もが「なるほどね!」と思う回答じゃないと熱意がないと判断されるかもです。
TERUが実際に転職エージェントを活用した感想でした。
採用側としての内情
私がいた会社もリクルートエージェントを使ってましたね。
創業10年未満のベンチャー企業ですね。
で!率直な感想ですが・・・広告費はケチっていませんでした。
その会社は・・・
「この経路だからよく考えて採用しろ!」
「ハロワだから採用してみるか!」
なんて感じではありませんでしたね。
だから全てが↑のように見てるわけではありません。
リクルートに限らずだと思いますが、
転職者の3ヶ月以内(※確かです。)の退職は報酬の戻入が適用されました。
〜後日談〜
結局、その人は1年ほど働いて辞めてしまったそうですが。(管理人が退職して1ヶ月後のことだそうです)
転職エージェントを使うことで、
私が実際に体験した厳しい目も現実あります。
しかし採用側では、ベンチャーでもそこに注目してない実情もありますね。
トータル管理人は有利だと思う
転職エージェントと関わってきましたが・・・
結論、初めての転職は利用するメリットの方が大きいと思います。
やっぱり転職ノウハウしれますし、在職しながらでも活動しやすいです。
もし、ゆくゆく転職エージェントがあしかせになると思ったら、
その時に自分で直接活動すればよいかと。
きっとその時には、転職活動にも慣れてますからね。
無料でサポートしてくれる転職エージェントは、使って損はないです。
個人的にはオススメです。
参考記事:「転職するならどんな職種がオススメ!?【TERUなら…】」
まとめ
転職エージェントの利用が有利・不利かをまとめました。
両側面を知ってたので書いてみました。
ポイントまとめ
- 転職初心者は転職エージェントのメリットの方が大きいと思う
- 転職エージェントは万能ではないため、不利になる場合もある
- それでも選考対策と熱意があれば内定は貰える
- その手助けが転職エージェントの本質
↑のようにまとめました。
今の転職サイトって大体エージェントのサポートがあります。
比較的転職がしやすくなったのもこのおかげかもです。
「転職エージェント使ったから不利になった!」
と考えるより、選考先への熱意が足らなかったと考えた方がいいですね。
参考になればと思います。
スポンサードリンク