先日、SBI証券に預けてる一部の株を楽天証券へ移管しました。
移管先の楽天証券はコチラ↓
目次
SBI証券から株式移管方法
- SBI証券から移管書類を取り寄せる
(※申請後、3日で届いた) - 到着後、記入し送付
⇒ 「楽天証券の入庫先はコチラ」 - 数日後移管完了
↑の手順で株式の移管ができます。
前回も、岡三オンライン証券から楽天証券へ株を移管しましたが、全く同じです。
SBI証券から移管書類を取り寄せ
- SBI証券のマイページへログイン
- 「サービス案内」⇒「移管(入庫・出庫)」⇒「国内株式(移管するもの)」を選択
- 「株式移管出庫」⇒「必要書類を郵送にて取り寄せる場合」⇒「申込」を選択
(※書類の種類は特定口座・一般口座から選択し、枚数は基本1枚でOKだが、複数の銘柄がある場合は、数枚選択しておくと良い)
自分の場合、SBI証券から申請した後、3日後に届きました。(※自宅は都内)
記入して、返信用封筒で送り直せばOKです。
ちなみに、SBI証券から株式を出庫する場合の手数料は無料です。
楽天証券の入庫先
見本を参考に記入↑
証券会社 | 楽天証券 |
部支店名 | 本店 |
所在地 | 東京都世田谷区 |
機関加入者コード | 1205760 |
加入者口座コード | 1205760・部店コード・お客様コード・00010 (21桁の数字) |
- 部店コード
- お客様コード
↑は、それぞれログイン後、氏名の下に記載されてる3桁と6桁の数字のこと。
出庫移管する時には、↑の項目を書く必要があります。
ご参考に。
記入方法はコチラ↓
-
【貸株目的で】株を移管したぞ【日数・手数料・デメリットを解説】
追記:2018年10月 2018年10月から開始した松井証券の貸株サービスがかなりお得です。 最低金利が0.2%で他社の倍(楽天証券・SBI証券は、最低金利0.1%) 権利取得優先サービスアリ(※楽天 ...
SBI証券へ入庫する場合
証券会社 | 株式会社SBI証券 |
部支店名 | インターネット ※ネットバンク利用者は↑ |
部支店コード | 口座番号のハイフン(-)前の3桁 |
所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 |
機関加入者コード | 1125660 |
加入者口座コード | ログイン後、「口座管理」>「お客さま情報 設定・変更」画面で確認 |
出庫する時には、必要ないですが、SBI証券へ入庫する時の情報です。
今回は、おまけで掲載してます。
SBI証券から出庫する人は、スルーでOKです。
【有料】投資信託の出庫
- 投資信託も出庫できるが、1銘柄3,000円の手数料がかかる。
SBI証券で投資信託を購入できます。
(※投資信託は、他社証券会社がやってるものでもSBI証券で購入ができ、それを別の証券会社へ移すことが可能です)
ただし、投資信託を移行する場合に限り1銘柄3,000円(税別)発生するわけです。
自分の場合、投資信託の購入は、楽天証券1本に絞ってます。
楽天スーパーポイントでの買付けができたり、楽天カード決済で積立注文が可能だからです。
(※楽天カード決済の場合、当然ポイント付与されます)
合わせてチェック↓
-
楽天証券の投資信託を楽天カード支払いがヤバイ…【積立でポイントがたまる】
最近、力を入れてる投資の話です。 新たに、楽天の投資信託を積立で始めたので、その理由を解説します。 (※ちなみに普段は、投資信託をやりません・・・が、あまりにもお得だと思ったので少額で始 ...
移管した理由
SBIよりも楽天証券が良い理由も解説↑
- 配当権利日自動返却サービスがあるから
(※SBI証券は、優待権利日自動返却サービスはあるが、配当はない)
前も書きましたが、私は現物株式を長期保有で、貸株にしてます。
(※最近は、1日で40~50円程度の金利が付き、1ヶ月間で1,000円以上貰えている)
SBI証券の唯一のデメリットは、貸株時に配当権利日を自動取得してくれない点です。
(※貸株サービスはある)
配当権利日自動返却サービスがあるから
- 貸株中の株式所有権は、貸出先の証券会社に移行し、配当金を受け取る権利がなくなる
(※配当金を受け取る権利はなくなるが、配当金を受け取れなかった場合、配当金相当額は証券会社から貰える) - 配当金が貰える権利日確定日の前に株式を手元に戻してくれるサービスのこと
- 配当権利を取得以降は、再度自動的に貸株してくれる
※配当金相当額・・・配当金と全く同額のお金のこと。ただし、税務上配当所得じゃなく雑所得として計上される。
楽天証券は、配当権利日・優待権利日の両方自動返却サービスがあるから管理が楽なわけです。
SBI証券で貸株中に配当権利日を超えてしまうと、配当所得として配当金を受け取れません。
所得の種類が変わると起こること↓
- 配当所得税率・・・一律で約20%
- 雑所得・・・15~55%(所得税+住民税)
(所得に応じて累進課税で変化するが、15%の場合、年収195万円以下で、20%の場合、年収195万超え~330万円以下)
要は、普通に会社勤めしてれば、累進課税の税率は、20%以上になるわけです。
年収330万円を超えてる人は、税率が30%以上になるから、配当所得で貰った方が税金が10%分も安くなります。
年収195万円以下(配当金相当金額含め)の人以外は、雑所得でもらうべきじゃないわけです。
(※他にも所得の通算繰越しができないなどのデメリットがあり、配当所得は、3年間の損益が合算できる)
⇒ 「貸株のデメリットと配当所得・配当金相当額の区分について」
ある程度、所得がある人は、絶対に配当金相当額で貰ってはダメです。
配当金が定期的に出る管理しきれない細かい銘柄は、SBIから楽天証券へ移してしまおうとなったわけです。
まとめ
- SBI証券から移管させる方法↓
- SBI証券から移管書類を取り寄せる
- 到着後、記入し送付
- 数日後移管完了
- 投資信託の出庫は、有料!
⇒ 「投資信託を買い付ける時は、楽天証券を使ってる話」 - 楽天証券へ移管した理由は、配当権利日を自動取得してくれるから。
⇒ 「SBI証券から移管した理由」
株式の移管って面倒そうに思えますが、意外にも簡単です。
過去2回やってますし。
リスク分散や各証券会社のサービスに応じて移動させるのは結構オススメです。