契約縛りなしで違約金0円の光回線でお馴染みの「enひかり」。
今回はこのenひかりの軽量化さらにコストカットした激安プランが『enひかりLite』として登場したので、分析しました。
※当ページは↑を参考に作成しておりますが内容に
相違がないかは必ず↑で確認推奨です。
そのプロ経験と現在ネット回線メディアを運営しているので、私がこれから光回線を選ぶなら目線で解説していきます。
業界歴：光回線の訪問販売・電話勧誘やってたけど質問ある？【営業トーク・クーリングオフ】
光回線の最安値を私が比較解説した動画です↓
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※最安且つ通信制限の影響を受けないコスパ最強比較は↑の記事を確認推奨です。
目次
enひかりLiteのスペック一覧
※↓の各項目をタップ/クリックすると詳細へ飛べます。
enひかりLiteのスペックをわかりやすく当項目で全てまとめました。
公式サイトを見てよくわかってない人は参考にしてみてください。
提供エリア
引用元：enひかりLite
要するに…
- 初期の頃は東京都・大阪府の2都府のみ。
- 今後「1」の他にもエリア拡大予定。
（北海道・関西エリア・東北エリア・九州エリアで拡大済みです）
enひかりLiteは、NTTのフレッツ光の光回線ですが、少し特殊ではじめのうちは東京と大阪の2都府のみのサービス提供です。
これは技術的に提供ができないわけじゃないので、需要があるのかテストマーケティングで実行することになったのかもしれません。
今後、最新のエリア情報は↑から確認推奨です。
ちなみに、大本の光コラボであるenひかりの提供エリア内かどうかはそれぞれ↓で調べられます。
自分の都道府県が、NTT東日本かNTT西日本の管轄かで各ホームページからエリア判定を行ってみてください。（※フレッツ光が提供エリア内であればenひかりは利用可能。）
enひかりの提供エリア判定↓
初期工事費用・月額料金
【初期工事費用】
| 契約事務手数料 | 新規契約：3,300円 転用・事業者変更：2,200円 |
| 工事費 | 戸建・マンション共通 工事費0円キャンペーンアリ |
【備考】
- 「enひかり」から「enひかりLite」、またはその反対にプラン変更する場合にはそれぞれ2,200円の変更手数料が発生します。
参考：enひかり Lite 重要事項説明書 - 2024年1月8日からenひかりLiteで工事費無料キャンペーンが開始しました。
【月額料金】
| 契約内容 | 月額料金 ※IPv4/PPPoE |
月額料金 v6スタンダード（オプション）込の場合 |
| ファミリータイプ ※戸建てプラン |
4,370円 | 5,000円 |
| マンションタイプ | 3,270円 | 3,900円 |
【備考】
月額料金単体で考えるとenひかりLiteはかなり安く、それこそ最安級です。
同じようなプランで大手キャリアのGMOとくとくBBが出した「GMOとくとくBB光mini」が最安級で出したわけですが、それよりも30円安い価格設定にしています。
ただし、1点注意があるのがGMOなどとは違って、通信品質をある程度よくするためのIPv6のオプションが別途有料オプションとして必須になります。
（※↑の表の右側の月額料金です。）
結果的に、IPv6までつけてしまうと高くついてしまうので、本当の意味で「ほぼネットは使わないけど、とりあえずネット接続しておきたい！」なんて人にとっておすすめできるプランです。
つまり、v6スタンダード（IPv6サービス）を付けなくても良いくらいライトな使い方をする人に向いてると言えます。
最低契約期間・違約金
| 最低契約期間 | ナシ |
| 違約金 | 0円 |
【備考】
- 最低契約期間と違約金はなしですが、新規契約した場合にのみ工事費が発生するため残債がある場合には解約金として一括発生する可能性があります。（最大16,500円）
※転用・事業者変更に関してはいつ解約しても解約金は発生しません。
本家enひかり同様に、契約縛りなし&違約金0円です。
新規契約のみ工事費残債での解約金が早期解約で発生するリスクはあるのでその点だけ注意です。
通信速度品質・IPv6（IPoE）・10Gbps対応可否
| ダウンロード | 最大1Gbps |
| アップロード | 最大1Gbps |
| 通信方式 | IPoE（IPv6） IPv4 over IPv6 ※v6スタンダードを採用 |
要するに…
- enひかりLiteでは10Gbpsは未対応ですが、enひかりクロスという別プランで利用可能です。
- 通信方式は、「v6スタンダード」という有料オプションを利用することで利用可能。
- 新通信方式対応や最大1Gbpsプランに対応してるわけですが、通信が混雑する時間帯（主に夕方から夜間。その他にもあれば）には大幅通信制限がかかります。
基本的なスペックは、enひかりと同じわけですが、大きな違いは「v6プラス」などは利用できず「v6スタンダード」のみ使える点と、時間帯によって大幅な通信制限がかかることです。
通信キャリア側のコストがかかるのは通信品質の維持なので、この部分を素直に利用制限かけられることで、通常のenひかりよりも安く提供できるようになったわけです。
↑のような質問が出ると思うので、enひかりLite公式見解を引用すると↓のような結果になります。
映像サービスやオンラインゲーム、メタバースサービス、夜間のWEBミーティング等を常に快適にご利用されたいお客様にはお勧めできず、検索やメール、SNS程度を主にご利用で動画はたまに見る程度のお客様におすすめです。
引用元：enひかりLite公式サイト
これは先行して出してる同様な他社光回線のGMOとくとくBB光miniやSo-net光minicoと同じです。
いずれも定額プランであるenひかり通常プランへ変更は自由にできるようなので、「enひかりLiteを試してみたけど、自分には使いものにならなかった…」なんて人はenひかりLiteからenひかりへ変更すれば、問題はないです。
enひかりLiteの運営企業
※↑はenひかりの運営会社株式会社縁人のオフィスがある
| 会社名 | 株式会社縁人 |
| 所在地 | 〒175－0094 東京都板橋区成増2-17-10 タカスビル6階 ※北海道にも営業所アリ |
| 問い合わせ先 電話番号 |
TEL：03-5534-9997 FAX：03-5534-9998 |
| 設立 | 2007年10月1日 |
| 従業員 | 37人 （アルバイト含む） |
| 資本金 | 記載なし |
| 事業内容 | enひかりの運営 インターネット利用者の斡旋業務 固定電話利用者の斡旋業務 多チャンネル放送、視聴者の斡旋業務 など… |
| コーポレートサイト | https://xn--gmq856i.jp/ |
enひかりを運営しているのは、株式会社縁人という企業でenひかりのサービス提供を中心にネット回線の取次代理店事業を展開している企業です。
決して大きな規模の企業ではないですが、着実と利用者を増やして評価はよく、良心的なキャリアな印象があります。
enひかりが開始してから数年経過していますが、始めから契約縛りなし且つ格安料金で顧客目線なキャリアです。
ちなみに、enひかりの「en」は縁人（えんじん）の「えん」から取っているようです。
ぶっちゃけ、小さいキャリアが光コラボを始めても数年でサービス終了することが多いですが、enひかりは商品力が強いので長く続いています。
（小さいキャリアで生き残っているところは、enひかりとは真反対に営業ゴリゴリして、料金の高いプランに乗り換えさせて、結果的に顧客を損させているところくらいです。）
少人数運営だから大手ほどカチッとした運営ではなく、柔軟に対応していく印象です。
enひかりLiteの評判
要するに…
- 現状登場したばかりなので利用者の評判ミは見つからない。
結論、2023年3月に登場したばかりの新商品なので、まだ利用者までの声が見つかりません。
今後見つかり次第、↓のSNS口コミ調査の項目に掲載＆プチ解説していくので気になる人は随時チェックしみてください。
当ページ上にコメント欄も設置しているので、利用者の方の書き込みなども今後参考になると思います。
SNS・ネット上の口コミを調査
ま、マジか…
マジか？一足先におてがる光申し込んで明日開通予定だよ。enひかりLiteの方が安いじゃん。//ADSL代替えサービス「enひかりLite」なら「月額3160円」から(BCN)#Yahooニュースhttps://t.co/dY2QgdzCFv
— ＼(^o^)／ (@Twin_GN_Drive) February 28, 2023
enひかりと言えば、よく比較になる光回線の1つに「おてがる光」があります。
おてがる光も一見安く見えますが、enひかりと同じでIPv6利用するには別途オプション利用料が必要なので、注意が必要です。
大手が提供してる格安光回線などは標準提供しているので、それら含めて安い光回線を比較すると↓のような結果になるのでご参考に。
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ちなみに、↑で比較している光回線は基本的にenひかりLiteのような制限かけるプランではなく、enひかりと同じです。
現状、enひかりLiteのように混雑時に制限かける安い光回線はGMOとくとくBB光miniとSo-net光minicoです。
v6プラスのおおよそ半分程度の総通信量になる
夜間は遅くなる可能性があるようですが、昼間はどのくらい違いがあるものでしょうか。 実績値/参考値があると助かります。 モバイルルーターと迷っています。
— u657 (@u6578) February 24, 2023
ご連絡ありがとうございます。混雑時の速度について数値をご案内することはむずかしいですが、enひかりのv6プラスご利用のお客様と比べ、通信量は半分程度を想定し設計しております。皆様が半分以下の通信量であれば昼も夜も違いはありません。詳しくはお気軽にカスタマーセンター迄お問合せ下さい。
— 縁人 (@enjininc) February 24, 2023
↑はenひかりの公式アカウントに直接質問している人がいたので、引用させていただきましたが、とても良い質問です。
結果的にはハッキリしたことは言えないようですが、v6プラスと比較すると「v6スタンダード」が制限かける総通信量は半分程度ということです。
「どういうこと？」って思うかもですが、個人的には夕方以降はほぼ通信制限がかかるんじゃないかな。という印象です。
以上！
今後、enひかりLiteの口コミが見つかり次第当ページ上に更新していくので、気になる人はブックマーク推奨です。
「enひかりLite」の情報交換の場として、自由に活用いただければと思います。
コメント欄活用方法例↓
- enひかりLiteを使ってみた感想などの情報交換
※enひかりや他社ライトプランと比較してどうかなど - 運営のサポート対応など
- 公式サイトの内容と相違がないかなど
- 『enひかりLite』検討中の人の質問や相談
業界人によるenひかりLiteへの評価
結論、enひかりLiteは最安レベルでネット接続できるので、高騰する世の中で「とにかく光回線の月額料金は安くしたい」人にはおすすめの選択肢の1つです。
とくに転用・事業者変更希望であれば、新規契約のネックなポイントである「新規工事費の発生」問題が無関係になるからです。
（※フレッツ光、光コラボからの乗り換え時には、工事費が発生しないためです。）
ただし、あくまで向いてるのは、「ネットのライトユーザー」であって、YouTubeやSNS、ネット上の動画視聴などもたまに見る程度、もしくは「夕方から夜間にかけてはほとんどネットを使わない…」なんてやや特殊な人な気がします。（※もしくはセカンドハウスや、日中しかいない職場として借りてる部屋など。）
単身世帯じゃなく2人以上や家族で住んでる人にはやや不向きです。
（※自分以外の人と住む場合、自分がネットを使う使わないの時間をコントロールできないので、混雑する時間などに使う可能性が増えるが、混雑時間帯は使い物にならないくらいの低速度になるから。）
『enひかり』と『enひかりLite』どっちがいいの？
- 迷ってるなら『enひかり』を選択するのが無難
- 『enひかりLite』プランは毎日ネットを使わないくらいの人がちょうど良い。
- 『enひかりLite』を選択するなら、「v6スタンダード」の有料オプションすらつけなくても問題ない人が良い。
※enひかりLiteに「v6スタンダード」を付けてしまうと、特別安くなくなってしまうから - とは言え、もし選択を間違えたとしてもプラン変更、もしくは他社光コラボへ乗り換え可能なので気楽に。
迷ってるなら、「enひかり」を選択しておけば間違いないですし、仮に「間違った選択をした」と思ったら、「enひかりLite」へダウングレードすれば良いと感じます。
またもう一つ重要なことは、「enひかりLite」を使うのであれば「v6スタンダード」すら契約不要な利用頻度がよく、反対に「v6スタンダード」契約するなら最初から「enひかり」で良くない？というレベルです。
付けてしまうとそもそもライトプランの安さの恩恵がなくなってしまいます。
実際に↓にライトプランではない最安光コラボをまとめていますが、「enひかりLite+v6スタンダード」の月額料金と大差なくなり、強みがなくなってしまいますから。
enひかりLiteキャッシュバック特典
キャッシュバック金額
- 0円
※ただし、今後キャンペーンがやる可能性はあるので最新の情報は↑から確認推奨です。
enひかりには基本的にキャッシュバックはありません。
これは会社の経営方針として「キャッシュバックするなら最初から還元すれば良い」という合理的な考えから来てるからのようです。
確かに、始めからキャッシュバック分を含めて安くしておけば良いというのは正論な気はします。
ただし、そうはいってもキャッシュバックがほしいものなので、気になる人は安いのに加えてキャッシュバックをやってる光回線を選択すると良いです。
enひかりLite解約方法と事業者変更承諾番号発行法
解約方法↓
- 解約はenひかりのカスタマーセンターへ電話のみで、ネット上からの申請は不可。
（※カスタマーセンターの連絡先は↓に掲載しています。）
事業者変更承諾番号発行方法↓
- 解約と同じくenひかりのカスタマーセンターへ電話して「他社光コラボへ乗り換えるため、事業者変更承諾番号の発行したい」旨を伝える。
※事業者変更承諾番号…他社へ乗り換えするのを承諾した証明番号。 - 事業者変更承諾番号を手に入れたら、乗り換え先の光コラボで事業者変更申込みをする。
- 工事日が決定して、工事日がきたら自動的にenひかりLiteは解約となる。
【enひかりカスタマーセンター↓】
| 電話番号 | 03-5534-9997 |
| 営業時間 | 10:00～18:30 年中無休・土日祝日も営業 （年末年始12月28日～1月7日を除く） |
enひかりは、解約から事業者変更まで全て電話で直接依頼する必要があります。（※人によってはわかりやすくて良いと評価もある。）
営業時間が18：30で終わってしまうため、日中働いてる人の場合少し都合が悪いように見えますが、土日祝日もやってるため休みの日に手続きも可能です。
1点注意が必要なのが解約申請は当月20日までに連絡しないと、翌月末日までの利用になってしまいます。
とは言え、概ね良心的な窓口だと思うので、「解約できない！」などの心配は一切無用です。
合わせて読むべき記事↓
enひかりLiteよくある質問と回答
enひかりLiteの提供エリアはどこになりますか？
登場当初は東京都と大阪府のみのエリアに限定されてます。
enひかりLiteはNTTの光回線を使った『光コラボレーションモデル（通称：光コラボ、コラボ光）』です。
フレッツ光・他社光コラボ対応エリアであれば、enひかりLiteも利用可能です。
詳細の提供エリアはNTT東日本・NTT西日本の各公式ホームページから判定できます。
ただし、提供されてるのは大前提当初は2都府です。
enひかりLiteはIPv6（IPoE）対応していますか？
enひかりLiteはIPv6（IPoE）対応で『v6スタンダード』を採用しています。
IPoE・IPv4 over IPv6の新方式として利用可能です。
ただし、「v6プラス」や「transix」などは利用不可です。
enひかりLiteは速度10Gbpsに対応ですか？
利用できません。
ただし、enひかりクロスとして別プランが10Gbpsに対応しているので希望の人はそちらにプラン変更可能です。
enひかりLiteの支払い方法を教えてください。
口座振替、クレジットカード支払いが可能です。
enひかりLiteにはスマホセット割はありますか？
enひかりLiteの月額料金が割引になる「勝手に割り」があります。
対象は「UQ mobile」・「ahamo」・「povo」です。
今後対象キャリアが増える可能性もあります。
最新情報は当記事内から確認推奨です。
enひかりLiteのプロバイダをお教えください。
enひかり自社プロバイダを利用しています。
enひかりLiteは法人契約できますか？
enひかりが法人契約や屋号名での契約が可能なので、enひかりLiteでも契約可能だと思われます。
enひかりLiteにキャッシュバック特典はありますか？
ありません。
enひかりLiteは工事費無料ですか？
やっていません。
元々安く、契約縛りなし、違約金0円なので工事費は有料です。
転用・事業者変更時はかかりません。
enひかりLiteは代理店キャッシュバックがありますか？
enひかりLite自体に代理店制度がないのでありません。
まとめ
- enひかりLiteは光コラボだけど当初は大阪・東京の2都府のみで展開される。月額料金はノンオプションであれば最安級。
- 提供している企業の縁人は、小企業だけどenひかりの運営を着々と積み重ねている良質なキャリア。
- enひかりLiteの利用者の声はまだ少ない。
- 総評すると、とにかくネット利用頻度が少ない単身世帯の人におすすめ。2人以上住んでる場合なら無条件にenひかりなどの定速度プラン推奨。
- キャッシュバックなどの特典はなし。そもそも月額料金などのコストを最小にしてるため、還元は不要。
ただし、どのプランにも言えますが、今回enひかりLiteがおすすめの特徴のある人でなければ通常の定速度プラン（通信制限なし）を選択するのが良いです。
今回のこのライトプラン競争は大本の光コラボへステップアップのきっかけになる商品だと思うので、よほどネットを使わない人でない限り選択肢としては低い気がします。
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