株式会社ICパートナーが運営している光回線の『IC光』。
今回はIC光から他社光回線へ事業者変更する方法と損しない【裏技】を踏まえて解説します。

そのプロ経験とネット回線メディアを運営しているので、私がこれからIC光から事業者変更するなら目線で解説します。
業界歴:光回線の訪問販売・電話勧誘やってたけど質問ある?【営業トーク・クーリングオフ】
最安値級光コラボをYouTubeチャンネル上で比較解説した動画↓
合わせて読むべき記事↓
- 【※最安値は…】光コラボの月額料金を比較!安いのはコチラ【戸建・マンション】
※↑の動画で光コラボ(最安)を比較した↑記事版。結論が知りたい人は↑の記事を確認推奨。
目次
IC光から事業者変更で乗り換え前に確認
※当ページ上で記載ある価格・料金は全て税込み(10%)表記です。
光回線名 | IC光 |
初期費用 | 【契約事務手数料】 記載なし 【新規工事費】 戸建:記載なし マンション:記載なし ※転用・事業者変更の工事費は全て0円 |
月額料金 | 戸建:6,028円 マンション:4,837円 |
スマホセット割 | なし |
通信速度 | 最大1Gbps |
対応エリア | フレッツ光対応エリア ※他の光コラボが使えれば利用可能 |
キャッシュバック金額 | なし |
最低利用期間 | 24ヶ月間の自動更新型契約 【2022年6月30日以前の契約者↓】 36ヶ月間の自動更新型契約 |
違約金 | 戸建:6,028円 マンション:4,837円 【2022年6月30日以前の契約者↓】 戸建・マンション共通:39,600円 ※更新月以外に解約した場合にのみ発生 |
解約金 ※工事費残債含め |
戸建:6,028円+工事費残債 マンション:4,837円+工事費残債 【2022年6月30日以前の契約者↓】 戸建・マンション共通:39,600円+工事費残債 ※更新月以外に解約した場合にのみ発生 ※工事費の記載がないため↑のように表記しています |
参考:各料金プラン|IC光
IC光は、他社光回線と比較して月額料金はやや高めに設定されています。
加えて、スマホとのセット割もないため、他社光回線へ乗り換えてコスト削減しやすい印象があります。
また、IC光はNTTのフレッツ光をベースにした光コラボレーションモデル(通称:光コラボ)なので、他社光コラボやフレッツ光へ乗り換えるのであれば、光回線・機器そのままで乗り換え可能です。
参考:光コラボレーションモデルってなあに? |総務省
事業者変更での乗り換えには、物理的な工事が発生しないので、工事立会いや作業員訪問も不要なので気軽に乗り換えできるメリットがあります。
現状利用しているIC光電話やIC光TV(=NTTのフレッツ・テレビのこと)に関しては、次の光コラボへ乗り換えても工事不要で同電話番号・同料金で継続利用可能です。
その理由は大元のサービス提供元がNTTだからで、その他のオプションも同様です。
ただし、IC光が独自に提供しているサービスがある場合には、事業者変更をすると使えなくなるリスクがあります。
IC光から事業者変更手順【※承諾番号即日発行可否】
要するに…
- IC光から事業者変更承諾番号を電話で発行してもらう。(連絡先は↓に掲載しておく)
※事業者変更承諾番号とは…IC光とユーザー間で他社光コラボへ乗り換えることに同意した番号のこと。
参考:株式会社ICパートナー|NTT西日本 - 事業者変更承諾番号を発行した日から15日の間に、乗り換え予定の光コラボへ「事業者変更」申し込みする。
※番号の有効期限が15日間なので、16日経過後は再発行が必須のため注意 - 切り替え当日、IC光から次の光コラボへ自動的に切り替わり、IC光は解約になる。
- 次の光コラボに切り替わったらプロバイダの変更設定が必要になるが、次の光コラボがIPv6・IPoEで利用するなら設定不要。
※反対に次の光コラボをIPv4・PPPoEで利用するなら再設定必須。
【IC光事業者変更問い合わせ窓口】
電話番号 | 0120-989-161 |
営業時間 | 10:00~19:00 ※土・日・GW・夏季・年末年始を除く |
IC光の事業者変更承諾番号の発行方法については基本電話で行う必要があります。(※公式サイト上での記載は見つからず)
また、電話して「他社光コラボへ事業者変更したいので、事業者変更承諾番号の発行をお願いします」と伝えれば良いわけですが、即日・翌日に承諾番号を発行してくれるとは限りません。
光コラボキャリアによっては、解約手続きとして書類でのやりとりが必要になることもあるため、その場合申請から最短1週間前後時間かかることもあります。
ここで問題になってくるのが、乗り換え先の光コラボキャンペーンを絡めて乗り換えるのであれば、承諾番号が手元に来てからじゃないとできないため「月内までの限定!」の場合、申請が遅すぎると事業者変更承諾番号が月内に手元に到着せず、滑り込み「事業者変更」申し込みすらできないので注意が必要です。
事業者変更の申し込みにはどのキャリアであっても必ず申し込み時に、事業者変更承諾番号がないと完了できません。
↑の「2」の段階ではすでに事業者変更承諾番号が手元にある前提なので、申請は早めにやっておくべきです。
光コラボの事業者変更については↓の記事に詳しく解説しているので、大枠を知らない人は参考にしてみてください。
合わせて読むべき記事↓
IC光から事業者変更時の注意点
※↓の項目をタップ・クリックすると詳細へジャンプします。
IC光から事業者変更時の注意点は↑の1点のみですが、大きな点はないと考えます。
ただし、解約時の違約金に関しては絶対に知っておくべきなので当項目で詳しく解説します。
加えて、対処方法もあるので合わせてお教え致します。
高額な違約金発生リスク
要するに…
- IC光には違約金の他に、新規工事費残債がある場合解約時に一括支払いが求められるため高額な解約金となることがある。
※新規契約者のみが対象で、転用・事業者変更でIC光へ契約した人は工事費残債はないので、違約金の発生のみです。 - 工事費残債や更新月以外の解約の場合、お金がかかるため、解約金のないタイミングに合わせて解約する方法もあるが、数年後になるケースもあるため非推奨。コスト削減が目的なら解約金を支払ってでも翌月から乗り換える方が安くできる。
※高額な解約金が発生する場合の対処方法は↓をご参考に。
【IC光の高額な解約金対処方法】
- 次に乗り換える光コラボの事業者変更の特典で貰える「キャッシュバック」を活用して、IC光の解約金を相殺・補填し、自己負担を減らして乗り換える。
IC光を解約すると大半の人が何らかの形で解約金が発生します。(0円だった人は相当ラッキー)
ということで、高額な解約金になる人は割と多いと考えます。
「それなら乗り換えを諦めて、タイミングを見計らったあとに乗り換えするか…」と考える人が多いと思いますが、そんな必要は全くなく、「自己負担なく(少なく)」乗り換え可能です。
そもそも使い続けるとなると、コスト削減が目的でもあるのに、今までの月額料金を使い続ける必要があるので、正直長い目で見ると損が大きくなります。
高い解約金を支払っても、【対処方法】に書いてる通りローリスクで乗り換えできるため、活用するのをおすすめします。

IC光解約金負担キャッシュバック【裏技】
要するに…
- 次に乗り換える光コラボの「事業者変更キャッシュバック特典」をもらって、解約金に充当すればリスク0円で乗り換え可能。
※解約金0円の場合、貰えるキャッシュバックは丸々自分のものになるので絶対に貰うべき - ただし、事業者変更でキャッシュバックをくれる光コラボキャリア・窓口は滅多にないため、厳選して選ばないといけない。
※同じ光コラボであっても、窓口によって0円から数万円とバラバラなので、リサーチ必須 - どの光コラボでどの程度キャッシュバックが貰えるかわからない人は↑の「キャッシュバック金額」一覧を参考に。
違約金の発生有無に関わらず、キャッシュバックは必ず貰うべきです。
事業者変更でもキャッシュバックはキャリアによって、数万円単位で貰えるので貰えて得はあっても損はないです。
しかし「2」で書いた通り、事業者変更=キャッシュバック貰えるではないので、しっかり自分で厳選して貰える窓口を選ぶ必要があるのでここが1番注意すべき点です。

ということで、ネット回線のプロである私がどこの光コラボキャリアへ事業者変更するのか?については↓で解説します。
IC光から乗り換えにおすすめ光コラボ
結論、私ならIC光からGMOとくとくBB光へ事業者変更します。
乗り換えに関して、1番バランスが取れてる優秀な光コラボのスペックだからです。
GMOとくとくBB光へ事業者変更する理由↓
- 事業者変更で貰えるキャッシュバック金額が光コラボの中でも最高峰に大きい。
※解約金0円の場合通常だと大幅減額するけど、当メディア経由限定で高額水準キープされます。(活用推奨です) - 他社光コラボと比較して月額料金が最安値
※スマホとのセット割なども一切不要 - 使い放題(速度制限や容量制限も一切なし)
- 契約縛りなし(違約金0円)
※乗り換え後解約しても解約金がない - プロバイダの品質の高いGMOとくとくBB
- 大手キャリア運営でユーザー増加も品質維持にしっかり注力している
※中小企業のキャリアはこの部分に弱く、資本力を投下できないケースがあり、品質低下が発生しうる
↑の6点に尽きますが、とにかくコスト・品質・条件・還元のバランスが1番取れています。
単純にコストだけ見た場合、安い光コラボの選択肢は他にも存在しています。↓の記事を参考にしてみてください。
合わせて読むべき記事↓
↑を見るとわかりますが、中小企業から大手キャリアまで多くの企業が格安光コラボを提供しています。
ただし、↑で挙げた6点に該当するのはGMOとくとくBB光くらいですし、今後もおそらく現れません。
大手資本力をもったGMOとくとくBB光だからこそ、利益を最低限にして高額キャッシュバックや工事費無料ができますが、中小企業キャリアが真似てしまったら大赤字になるリスクすらあります。
GMOとくとくBB光の場合、長く利用して利益を獲得していく体力があるからこそ、一度加入してもらえれば解約自由なのにやめずに使ってもらえる自信の現れだと言えます。
(※仮に品質などが悪く加入後に微妙だと思ったらキャッシュバックだけもらって即乗り換えなどされてしまうので、キャッシュバックなどをきっかけに加入してもらい居心地良く残ってう前提でやっている)

正直ここまでのスペックが出たらなかなか他社では太刀打ちできないと思っています。
スマホセット割なども不要なので、誰でも再現性の高い光コラボです。
迷ってる人は参考にしてみてください。
まとめ
- IC光は他社光コラボと比較して月額料金が高め。スマホセット割もないので乗り換えしやすい。
- 事業者変更承諾番号発行方法は電話で行うが、手元に番号が届くまでにどの程度時間がかかるか不明。(手続きは早めにしておくのが無難)
- IC光から事業者変更時の注意点は、高額な違約金発生リスク。
- 解約金が発生しても乗り換え先のキャッシュバック特典を活用して、リスク0で乗り換えることが可能。
- 自分ならGMOとくとくBB光を選ぶ

今回はコスト面から見た場合に「もっと削減したい」と思ってる人は積極的に乗り換えることで家計に優しくなれると感じました。
乗り換えを検討している人は、↓の光コラボの月額料金相場を参考に選んでみてください。
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