株式会社Shelterが運営している光回線の『賃貸サービスネット（地域ひかり）』。
今回はこの光回線から他社光回線へ事業者変更で乗り換える方法と損しない【裏ワザ】を付け加えて解説します。
そのプロ経験と今もネット回線メディアを運営しているので、私がこれから賃貸サービスネットから事業者変更するなら目線で解説します。
業界歴：光回線の訪問販売・電話勧誘やってたけど質問ある？【営業トーク・クーリングオフ】
光コラボをYouTubeで価格比較した動画↓
合わせて読むべき記事↓
- 【※最安値は…】光コラボの月額料金を比較！安いのはコチラ【戸建・マンション】
※↑の掲載のYouTube動画記事版。安く使える光回線希望者は↑の記事確認推奨です。
目次
賃貸サービスネット（地域ひかり）から事業者変更前に知っておくスペック
※当ページ上で記載ある価格・料金は全て税込み（10％）表記です。
| 光回線名 | 賃貸サービスネット（地域ひかり） |
| 初期費用 | 【契約事務手数料】 新規契約：4,180円 転用・事業者変更：2,200円 【新規工事費】 戸建：19,800円 マンション：19,800円 ※転用・事業者変更含めて工事費は全て0円 |
| 月額料金 | 戸建：5,720円 マンション：4,800円 |
| スマホセット割 | セット割なし |
| 通信速度 | 最大1Gbps |
| 対応エリア （提供エリア） |
フレッツ光・他社光コラボと同じ |
| キャッシュバック金額 | 0円 |
| 最低利用期間 | 24ヶ月間の自動更新型契約 |
| 違約金 | 記載なし ※ただし法律で最大でも月額料金1ヶ月分と定められてる 2022年6月30日以前の契約者▼ 9,975円 戸建・マンション共通 |
| 解約金 ※工事費残債含め |
戸建：最大29,775円 マンション：最大29,775円 |
賃貸サービスネットは、他社光回線と比較すると月額料金は並からやや高い印象です。
（※安い光回線の場合、戸建で4,000円代、マンション3,000円代があるので比較すると割高とも言える）
さらにスマホとのセット割も特別ないので、純粋にネットの月額料金を比較してコスト削減などを検討するため、乗り換えやすい光コラボとも言えます。
（※品質などが不満ではなく単純に月額料金を下げたいのなら簡単に実現しやすい光コラボです。）
賃貸サービスネット自体、NTTのフレッツ光サービスを使った光コラボレーション（＝光コラボ）なので、他社光コラボやフレッツ光へ事業者変更を使って乗り換える場合、工事不要で機器・回線そのままで乗り換え可能です。
参考1：「光コラボレーションモデル」とは｜NTT西日本
参考2：「光コラボレーションモデル」について｜NTT東日本
工事立会いや作業員訪問がないことを考えると、気軽に検討できるメリットがあります。
また現状賃貸サービスネットで利用しているひかり電話やテレビサービス（＝NTTの「フレッツ・テレビ」）は、次の光コラボやフレッツ光へ乗り換えても工事不要でそのまま継続可能です。（電話番号も継続します。）
基本的にNTTがサービス提供しているものをベースにしたオプションであれば、他社光コラボへ乗り換えても継続可能です。
反対に、賃貸サービスネットが独自に提供しているオプションの場合、乗り換えると使えなくなるリスクはあるので利用者は事前確認推奨です。（※駆けつけサービスライフなど）
賃貸サービスネット（地域ひかり）の事業者変更承諾番号発行法【解約と同じ】
要するに…
- 賃貸サービスネット経由で事業者変更承諾番号を電話して発行してもらう。（※実質的に解約手続きなので解約と同じ手順を踏む。連絡先は↓に掲載します）
※事業者変更承諾番号とは…賃貸サービスネットとユーザー間が合意して他社光コラボへ乗り換えることを取り決めた証明番号のようなもの。
参考：重要事項説明書｜賃貸サービスネット（地域ひかり） - 番号を発行してもらった日から15日以内に次の光コラボへ事業者変更申し込みを済ませる。
※有効期限経過後の16日以降は再発行が必要になる。事業者変更承諾番号は手元にないと次の光コラボへ申し込みすらできないため注意。 - 工事当日は立会い不要なので、次の光コラボへ切り替わり、自動的に賃貸サービスネットは解約となる。
- 切替後プロバイダの設定変更が必要。乗り換え先がIPv6で利用する場合は設定不要。
参考：IPv6とIPv4・IPoEとPPPoEの違いが全てわかる解説
【賃貸サービスネット（地域ひかり）カスタマーセンター 】
| 電話番号 | 0120‐230‐566 |
| 営業時間 | 10：00～19：00 ※年末年始除く |
事業者変更の手続き＝解約です。
そのため事業者変更承諾番号の発行方法は解約手続き同様にカスタマーセンターへ電話して「事業者変更承諾番号の発行をお願いしたいです」と伝えれば対応してくれます。
ただし、電話対応してくれるからといって即日に口頭で承諾番号を教えてもらえるわけじゃないため注意が必要です。
光コラボによって発行方法は異なりますが、あるキャリアは全て書面上でのやりとりが必須になることがあり、番号が届くのも書面で最短1週間前後かかるケースもあります。
特に乗り換え先の光コラボのキャンペーンなどを活用する際には、番号が手元になく滑り込みギリギリ申し込みすらできないリスクがあるため早めの行動を推奨します。
承諾番号の発行手続きは、初旬申請～遅くとも中旬までには申請完了してるのが理想です。
事業者変更承諾番号自体、15日間の有効期限があるので、発行されて手元に届いてからでも多少の時間がありますからね。
賃貸サービスネット（地域ひかり）の事業者変更注意点はココ
※↓の各項目をタップ・クリックすると詳細へ飛べます。
賃貸サービスネットから乗り換え時の注意点は解約金発生の1点のみです。
場合によっては高額化するリスクがあるので、この点に関しては詳しく事前に知っておく必要があります。
ただし、しっかりとした対策方法もあるのでご安心を。
解約金に注意
結論
- 賃貸サービスネットは違約金以外に、新規工事費残債があると解約時に違約金に加えて工事費残債を支払う必要がある。（違約金+工事費残債＝解約金合計）
※ただし、賃貸サービスネットへ転用・事業者変更で契約した人はそもそも新規工事費が発生していないので違約金のみで大丈夫です。 - 仮に高額な解約金になったとしても、乗り換えを先送りにするのはコスト削減の観点から非推奨。最短翌月から乗り換えれば月額料金が大幅に安くなるため。
※乗り換え時の解約金などのコスト対策は↓にまとめたので、高額な解約金が出た人はご参考に。
【賃貸サービスネットの高額な解約金対策】
- 乗り換え先光コラボで事業者変更特典キャッシュバックを活用して、高額な解約金を全額相殺してしまう。
※残ったお金が出た場合はそのまま自由に使ってもOK
光コラボ間の事業者変更で解約金が高額になることはよくある話です。
ただし、対策をしっておけば毎回自己負担リスクなく乗り換えが可能です。
事業者変更でもらえるキャッシュバックがあれば、解約金が賃貸サービスネットの最大金額だとしても相殺可能です。
乗り換えコストが実質的にかからないのであれば、乗り換えて翌月からコスト削減できるのでメリットしかないと言えるわけです。（※お釣りが出たら金銭的にも利益すらでる）
反対に解約金があるから乗り換えるのを我慢すると、解約金のかからないタイミングまでずっと割高の料金を支払い続けることになるため、損してしまうわけです。
賃貸サービスネット（地域ひかり）解約金負担キャッシュバック【裏ワザ】
要するに…
- 賃貸サービスネットの解約金を次に乗り換える光コラボの特典キャッシュバックを活用して、相殺・補填して自己負担なく乗り換えてしまう。
※解約金が少額、発生しない人はもらえるキャッシュバックは丸々自分のものにできます。 - しかし光コラボの「事業者変更」申し込みでキャッシュバックをくれるキャリア・窓口は物凄く少ないため厳選する必要がある
※キャッシュバックのある光コラボであっても申し込む窓口によって、0円もあるし、数万円なんてこともあるため窓口選びは重要です。 - どの光コラボキャリア・窓口を選べばいいかわからない人は↑の「キャッシュバック比較」を参考に選ぶのを推奨。
事業者変更するだけで高額キャッシュバックが貰えます！
また、解約金がなくとも貰えるので「誰であっても！」必ずキャッシュバック特典を受け取るのを推奨しています。
ただし！キャッシュバックが貰えるのは一部のキャリア・窓口だけです。
そのため、「今すでに事業者変更の手続きを進めてるけど、キャッシュバック特典なんかなかった…」なんて人は切り替え前であればキャンセルしてもらえる窓口を選びなおすことができるので活用推奨です。
（※↓に光コラボのキャンセルについて解説した記事があるので参考にしてみてください。）
合わせて読むべき記事↓
ここまで解約を読んだけど最終的な乗り換え先に迷ってる人は参考にしてみてください。
賃貸サービスネット（地域ひかり）から乗り換えにおすすめはコレ
結論、私が賃貸サービスネットから事業者変更するならGMOとくとくBB光を選択します。
理由を↓に箇条書きで掲載しています。
GMOとくとくBB光を選ぶ理由↓
- 光コラボの中でも月額料金が最安級である。
※スマホとのセット割がなくとも安いので誰でも選びやすい - 通信使い放題
（速度・容量制限なし） - 事業者変更で貰えるキャッシュバックが最高峰の金額
※通常解約金0円の場合、貰える金額が大幅減額しますが、当メディア経由限定高額水準をキープできるので活用必須です - 違約金0円
（契約縛り一切なし） - プロバイダがGMOとくとくBB
※通信品質に定評アリ - 大手キャリア運営なので、品質管理がしっかりしている。
※中小キャリア運営の場合、ユーザー増加に圧迫して通信速度が低下などが起こりうるしそこに資本投下する余裕がない
↑の6点に集約しますが、料金・還元・条件・品質・サポート全てにおいてバランスが取れています。
単純に安いだけの光コラボであれば↓の記事にまとめた通り複数社存在しています。
合わせて読むべき記事↓
↑の記事の通りですが、中小キャリアから大手まで最安級光コラボをリリースしていますが、高額キャッシュバックや工事費無料まで展開できているのはGMOとくとくBB光くらいです。
今後に関してもGMOとくとくBB光と同等のスペックに合わすのは難しいし、超えるのも困難だと思います。
そもそも光コラボで最安級プランにするとキャリアは薄利多売になるわけですが、契約縛りなしにしていると定着率も低くなるため、黒字どころか短期解約の赤字もあります。
そこにキャッシュバックや工事費無料を展開すると、キャッシュフロー的に厳しく中小キャリアは耐えられません。
大手であるGMOとくとくBBだからできる力技なので、今後も安心して一番のスペックだと断言できそうです。
仮に月額料金がGMOとくとくBB光よりも220円安かった場合、1年で2,640円・10年で26,400円の差がでます。
ただし、この金額差では10年使ってもキャッシュバック金額を超えることができないため、10年未満に解約したら全て損になるわけです。
おそらく10年以上同じ光回線を使い続ける人は少ないと思うので、いかにGMOとくとくBB光のスペックが強いかわかります。
誰でも再現性の高い、失敗のない選択肢なので、迷ってる人はご参考に。
まとめ
- 賃貸サービスネットは他社光コラボと比較して月額料金が並からやや高め。スマホセット割もないので乗り換えやすい。
- 事業者変更承諾番号の発行は解約手順同様に電話して依頼する。
- 乗り換え時の注意点は賃貸サービスネットの解約金発生リスク。
- 【裏ワザ】次に乗り換える光コラボ特典を使って解約金を相殺する。
- 自分が乗り換えるならGMOとくとくBB光。
現状のサービスと価格に満足している人はそのまま利用しても問題ありませんが、「少し高いから安くしたい…」なんて思ってる人は参考にしてみてください。
↓の記事も一緒に読んでおくと光コラボの安い相場を理解できるので、ご参考に。
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